【夏の事件簿】続く失敗。言い訳スタンプ「夏のせいだっちゃ」

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まったく、まったく、まったく、でございます。

64.5歳ともなりますと、あちらこちらに気が回らなくなり、目線は半径1メートルレベル。

毎日、何かしら、やったことの後始末に追われています。

まったく、イヤになりますが、最近は、それも楽しくなってきました。

「今度はなんだ?」

失敗もまた、老後の楽しみってもんです(笑)

 

仕事を飛ばした

8月11日は「山の日」という休日でした。

これがいけなかった!

朝、起きてきて、テレビをつけて、その日がいつもと違うことに気づきました。

いつもと違うといっても“休日である”というただそれだけのことです。

曜日までは変わらない。まして、曜日は無くなりはしない。

♪休日、休日〜

そして、

木曜日にやるべき仕事を飛ばしてしまいました。_| ̄|○

このことに気づいたのは、翌日の朝。

金曜日の朝が開けて前日が木曜日だったことに気づいて、大あわてのポンコツポンコ。

顔も洗わず、パソコンを開く。

急げっ!

「ごめんなさい!」と平謝りしつつ、6時半にデータをアップしました。

 

すったもんだの換気扇

木曜日であることを忘れ、休日ということだけに気を取られていた山の日の午前中。

仕事を飛ばしていることなど、夢にも思わず、ルンルン気分で換気扇の掃除なんかしてました。

換気扇の掃除といえば、かつては大仕事でしたが「ちょい家事」レベルにランクダウンしたことに感動しながら。

洗って、乾かして、再びセット。

ところが、ここで、トラブル発生。

換気扇のスイッチが入らないのです。

取り説を持ってきて、トラブル対応を調べて、いろいろやってみるけれど、スイッチ、反応なし。

こりゃ、困ったゾ。

換気扇が使えないのは、大問題。

まだ3ヶ月しか使ってないのになあ。

仕方ないけれど、メーカーに電話してみることにしました。

知らない人に電話するのが、ものすごく苦手なので、本当はしたくないけど、仕方ない。

勇気を出して、ドキドキしながら電話をかける。こんなときはトラブル対応してくれる同居人が欲しくなる。

いやいや。そもそも同居人がいたら、換気扇のはめ込み作業を任せればいいから、トラブル自体が発生しないはず。

はめてほしいよ、換気扇。

かしこまって、状況を説明すると、やはり故障かもしれないとのことで、修理依頼をすることに。

「お盆開けに担当者から連絡します」

しかし、それも18日以降になるということ。

そっか。今日は祝日だし、もうお盆期間に入るわけか。

こりゃ、ますます困ったゾ。

こうして、指にトゲが刺さったような、憂鬱な時間が過ぎていきました。

午後3時。

ふと、もしかして、何かのはずみで、換気扇の機嫌が治ったかもしれない。

そう思って、立ち上がった!

もう一度、外して、1からやり直してみよう。

午前中には同じようなことを三度ほどやっているので、外すのもはめるのも、めっちゃうまくなった( ̄^ ̄)ゞ

そして、最後の部品がハマったそのときでした。

突然、スイッチが入ったのです。

どうも、はめ方が甘かったみたい。

悪いのは換気扇じゃないよ、ポンコツポンコだよ┐(´~`)┌

よかった!

再び勇気を出して、平謝りの上、修理依頼のキャンセル電話。

一件落着。

「山の日」のひとり芝居の演目は「換気扇とわたし」

5時間あまりの上演時間で知ったのは、換気扇のありがたさと、便利になった道具の精密さでした。

 

まゆ、描き忘れ

さて、金曜日にはヘアカラーに行きました。

鏡の前に座って、じっと自分を見つめて気づきました。

まゆ、描き忘れてるよ。

右の眉、半分しかありません。

ありゃりゃのりゃ。

しかし、もう、どうしようもありません。

こんな顔でバスに乗って、歩いていたのね。

しかし、こんなことでは、もう、めげません。

ぼんやりした顔をはっきりさせるには、目を大きく開けばよろし。

スタッフさんが手慣れた手つきで、髪にペタペタとカラー剤を塗ってくれている。その間に、わたしは目を大きく開く訓練を開始しました。

開こうと意識すれば、2割り増しくらいの大きさには、なることを発見!

目を開く、額が上がる〜。これを繰り返す。

と、そんな訓練をしているうちに、頭にラップをまかれて、待機ブースに移動。

やっぱり、こういう、美に対するあくなき意識が大事と、鼻息荒くスマホを確認したら、MばあさんからLINEが入っていた。

ん?なんだ?

 

ぜ〜んぶ、夏のせいだ!

「帽子、忘れてるから、後で持ってく」

あれれのれ。

朝に届け物をして、忘れたらしい。その前の日には、Tちゃんからもらった大事な猫タオルを忘れた。

Mばあさん、ちゃんと洗濯して、今朝、返してくれた。

ほぼ毎回、何かししら、Mばあさんちには忘れ物をしているが、忘れたことにも気づいていない。

Mばあさんは、わたしを玄関に見送るときには、毎度、スリッパの位置を楽しそうに確認している。

「今日はどこに脱いだかなと思って」

実はMばあさんの脳トレのために、あえてやってるのよ。

LINEには、こんなスタンプを返しておきました。

台風一過。

そろそろ夏の終わりがチラチラと見えてきました。

夏が過ぎたら、今度は秋のせいってことしよう。


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経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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2 件のコメント

  • はじめまして、少し前から読ませていただいております。
    夏になると暑さからか、乾きからかうっかりが多くなってしまいますよね。
    私も今朝昨日納期の仕事の送信を失念しており慌てて送り平謝り。
    少し涼しくなったとは言え、暑さは残っていますからお互いに乗り切りたいですね~

    • Siriさん

      はじめまして。
      コメント、ありがとうございます。

      同じようなうっかりさんがいて、うれしい(笑)
      ほんとうにヒンヤリしました。

      暑さを超えていこう!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。