【老後の家計管理】取引銀行を選別。どこを残してどこを解約するのか。

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還暦を過ぎて、1年。

これから進む道は老いていく道。今日より若い日はありません。

まだ、頭がクリアなうちにやっとこう。

金融口座の断捨離を行いました。

 

金融口座、いくつある?

今まで、息子たちとは、お金の話など、まったくしたことがありませんでした。

しかし、少し考えが変わりました。

今から、少しずつ、お金の話もしておこう。

1人で暮らしているわたしに緊急事態が発生すれば、息子たちも、そ知らぬ顔はできません。

金融管理のプロである次男。

フィナンシャルプランナーの資格も持っているので、ちょいと聞いてみることにしました。

「老後に向けて、まず何をすべき?」

すると、こんなことを言われました。

「金融口座、いくつ持ってる?」

 

金融口座をまとめよう

日常的に使っている銀行口座は3つです。

しかし、使ってはいない口座も3つ。微妙にお金が入っています。

ま、長い間に、こんなことになっていて、そのまんまだったんですね。さすがに夫名義の口座は見当たらず。それは26年の間に整理していたようです。

【わたし名義の口座は9つ】

  • 銀行口座→6つ
  • 証券口座→3つ

「まずはお金をまとめること」

これが息子からの第一の提案でした。

母親の小さな抵抗

いや、もう十分にまとまってますし。

それぞれ、どこにいくら入っているかは暗記済み。

「頭を整理するためにも、まとめる!」

関係あるかなあと思いつつ、

老いては子に従え。

知らずばプロに従え。

そこで、

銀行口座を3つと証券口座を2つ、解約することに。

本当は解約作業したくなかったんですけれど。

開くは簡単、閉じるは手間。

だからこそ、今、やらなくちゃいけないんです。

 

野村証券→電話で簡単解約

2000年くらいから、「投資」を始めました。

最初は投資信託から始めました。

個別株は危ないという先入観で、投資信託は安全なのだと誤解していたからです。

欲しい投資信託を持っている証券会社に口座を作っていったら、3つの証券口座を持つことになってしまいました。

ところが、投資信託との相性が大変に悪かった。

証券会社や銀行が売りたがっている投資信託は、どこかの誰かに利益が出るからというからくり。

でも、それが当然なのです。商品なんですから。

嫌なら買わなければいいだけ。だから、もう買わない。

ということで、居眠りしていた証券口座の解約です。

野村証券に解約したい旨の電話をしたところ、電話口で身元確認が行われ、登録銀行口座に解約金が即時に振り込まれて、おしまい。

解約でのトラブルもなし。実に簡単でスムーズなものでした。

もう1社の証券口座もとても簡単に解約終了。

これで、証券口座はネット証券の口座のみ。こちらは株の売買手数料が安いのでずっと使っている口座です。

 

ソニー銀行→ネットで簡単解約

ソニー銀行はネットバンクの老舗です。

こちらは2000年に開設した口座でした。

使い勝手は悪くありませんでしたが、別のネット銀行のほうが使い勝手がよくて、いつの間にか利用率が減りました。

ソニー銀行はネット上から、簡単に解約。

解約方法もわかりやすかったです。こちらも解約と同時に指定の口座にお金が入金されてきました。

口座を作るときも解約するときも簡単。これがネット銀行の特徴。

困ったときには助けていただいたこともありましたので、ちょっと名残惜しい気もしましたが。

 

ゆうちょ銀行→店舗で手数料発生解約

さて、最初、ゆうちょ銀行の口座は残そうと思っていました。

なんの根拠もありませんでしたが、なんとなく「ゆうちょ」は安心かなと。

しかし口座の解約を進めていくうちに、ゆうちょ銀行が、お金の振り込みに使えないとか、わたしにとっては使い勝手が悪いことが判明。

 

なので解約を決意しました。

しかも解約方法もとてもわかりづらい。

窓口での解約も時間とお金がかかりました。

まず、残高がゼロになるように、わたし名義の別口座への振り込みをしてから、解約することに。

かかった振り込み手数料は824円

今回の口座の整理でお金がかかったのは、ゆうちょ銀行だけ。

現金で出金すれば手数料はかかりませんが、お金の移動にかかる安全と手間を考えると、しかたない。

これが官出身の銀行の姿ってことなのでしょうか。

 

まとめ

ボケそうなくらいシンプルに

最初、息子に言われても、今まで通りでも十分に大丈夫なのになあと思っていました。

しかし、口座の断捨離をやって、本当によかった。

  • 解約にはパワーが必要
  • 管理がますます簡単に

今までも持ってるお金の総額は変わらないのに、なんか増えたような気がするのも、とても不思議です。

それにしても、あまりにすっきりしすぎて、ボケそうです。

 

ネット銀行・ネット証券について

最後にネットバンクとネット証券について補足しておこうと思います。

今回の解約作業で、いろんなことに気づきました。

わたしはネットバンクを残すことにしました。また証券会社もネット証券を選びました。

わたしにはネットバンクもネット証券もとても使いやすいです。いまでにトラブルもありません。

ネットバンクは使うほどに便利さが分かってきました。

  • コンビニで24時間入出金可
  • 振込手数料が安い
  • HPページの見やすい&わかりやすい

ネット証券も、

  • 売買手数料が安い
  • 解析ツールも充実
  • 営業もなし

自分に合った銀行や証券会社を選んで、使い方に慣れておくことも、老後に向けて大事なことかもしれません。

こんな記事を見つけましたので、参考になさってください。

彼氏さんがネット銀行を「信用できない」と思われた理由についても気になりました。「なんとなく信用できない」といったように「感覚」で物事を判断してしまうと、お金の面では損をすることも多くあります。ネット銀行はメリットも多いですから、「なんとなく」で使わないのはもったいないことです。

(引用:money plus  ネット銀行は信用できない?結婚する彼との共通口座の選び方」


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。