JT、オリックスが、株主優待を廃止するとの知らせ。がっかりしたのち、納得。

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告を利用しているものがあります

株主優待品が届きました。

箱を開けて、中身を確認。

これは災害用の備蓄品とすることにします。

 

JTの株主優待は、あと1回

JTから届いたのは、パックごはんとカップ麺。

去年までは、パックご飯の詰め合わせでしたが、カップ麺との組み合わせに変更になっています。

ところが、災害用びちくひんとしてアテにしていた、このJTの株主優待の制度ですが、2022年12月末の株主に実施される分を最後に廃止されます。

JTが個人株主の割合を増やすという目的から、株主優待の導入をはじめたのは2004年のこと。

もしかして企業業績が悪いの?

いやいや、そんなことではないようです。

海外投資家などとの利益を平等に還元すべきという考えから、廃止することを決めたようです。

 

株主優待、人気ベスト3!

株主優待での人気ベスト3は、この3社だそうです。

  • 1位  オリックス(8591)
  • 2位  イオン(8267)
  • 3位  JT(2914)

この中の1位と3位が優待の廃止を発表したのですから、みんな、びっくりしたはず。

そして、わたしも、その2社の株を持っているので、びっくりしました。

この株主優待という制度ですが、海外にもあるにはあるようですが、数は少ないようです。

株主を顧客のひとりとして捉える日本企業は、自社の製品などを提供することで、販売促進につなげることを狙っているのです。

確かに販売促進に貢献すれば、全社の利益が拡大して、株主の利益につながる。それなら、問題はありません。

ですが、別な問題があるのです。

例えば、100株の株主も900株の株主も、もらえる優待品は同じだったりします。投資資金は9倍なのに。

株式を多く保有していたら、より多くのメリットを受けるべきなのでは?

それから、海外の株主には、優待品が届かないという不公平もあります。

そんなことから、株主優待を見直す企業が増えてきているのです。

株主優待はいずれ、なくなってしまうかもしれませんね。

 

今後の投資方針

さて、株主優待がなくなったからと、保有株から外すかといえば、そんなことはありません。

それは、企業成績の悪化によって優待がなくなるわけではないからです。

むしろこの株主優待で使われていた資金は、配当金に還元されるかもしれないし、株主にとっては、いいことかもしれない。

わたしは、基本的には配当金をもらうことを目的とした投資。いまのところ、まあまあの状態にあるので、投資銘柄を組み替えの予定はありません。どの株も、5年を超えての保有になっています。

株主のリターンの源泉は、本質的には配当や株券の売買益。

バクチ心で、買った株は、やっぱり、うまくいってません。

やっぱり、雰囲気で買ったりしてはいけないのよ。

でも、でも、いつか化けるかもしれないから(笑)

  • 優待制度の維持にかかるコストは妥当か
  • 今後、この制度を維持し続けられるかどうか

そんなところも、チラ見しながら、投資生活を続けていきます。

ニュースを見れば、不安材料も多いです。

でも、今まで、社会状況がとんでもなく変化しても、株式市場そのものがなくなることはありませんでした。

どんな状況でも経済は回り続けるもの。

そして、社会というものは、少しずつ、いい方向に向いていくもの。

もし、よくないことがあったとしたら、それも、ひとつの過程として受け止めることにします。

もし、株式市場が飛んでしまうようなことがあるとすれば、それは、もう、生きていることも難しい状況かもしれません。

とりあえず、いまのところは、一喜一憂せずに株を持ち続けることにします。

老いては子に従わなくてはと思い、つい株を買ってしまったが。

2017年2月21日

買値を競う母と息子。本気で富豪を目指すつもり?

2017年4月18日

世界最大の合法とばく場って、どこ?

2019年4月8日

高配当株投資は「だけだけ方式」。ニチバンの株主優待品とNISAのロールオーバー。

2020年11月17日

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへブログ村の「ライフスタイルブログ」のランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます♪


りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。