地震の怖さを思い出す。油断せずに、大揺れに備えよう!

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おとといの夜の地震、驚きました。緊急地震速報が、2度もウォーン、ウォーンと鳴り響き、思わず身構えました。

最初の揺れでシャンクスも大あわててで、外に出ようとしました。シャンクスがそういう行動に出るときは、それなりに大きな地震のとき。震度3までは座ったままか寝たまま。

揺れる時間が長くて、震災の揺れを思い出してしまいました。

大震災から10年。揺れる国に住んでいることを忘れちゃいけない。気を引き締めなくては。

 

震度6の可能性は?

今回の地震の最大震度は“震度6強”。福島と宮城で記録されています。

“震度6強”というのはどういう揺れなのでしょうか。気象庁によりますと、こんな揺れだということです。

(出典:気象庁HP 「その震度どんなゆれ?」

はわないと歩けないというレベル。つまり何かに掴まらずには立ってはいられない揺れです。この強さでは、家の中のものが散乱するのは当たりまえです。

さて、住んでいる場所がそんな“震度6強”の可能性があるのかどうか、気になるところです。

“震度6強”の可能性のある地域に住んでいるなら、それなりに覚悟をして対策しておかなくてはなりません。

国立研究開発法人防災科学技術研究所のHPで、震度の可能性の確認できることがわかりました。さっそくやってみました。

HPから、まずはスタートボタンを押します。

地震の種類を選んで、“震度6強”の分布図を選んで、地名を入れて検索ボタンを押します。

すると、“震度6強”の可能性がある場所かどうか、地図上で確認することができます。

例えば東京の銀座はどうでしょうか。

青い円が銀座の場所です。

“震度6強”の可能性が高い場所であることがわかります。

銀座だけじゃないですね。都内には“震度6強”の可能性アリの土地が東京湾に面して、広がっていることがわかります。

“震度6弱”だと、範囲はさらにこんなに広がります。

ぜひ自分の住んでいる場所が、どの程度の揺れに遭遇する可能性があるのか、確認してみてください。

 

やるべきこと

とにかくいつでも揺れに備えておくことが大事です。

外出時にはそれなりの心構えで出かけることが必要です。

忘れていたけど、都心に出るのは命がけな行為なんです。

2018年3月10日

電車に乗るときには、最低でも水とアメくらいは携帯したいもの。そして足元はスニーカーだと安心です。いざというときには歩かなくてはいけませんから。

そして何より大事なのは、家の中の地震対策。

まずは家具の固定ということが思い浮かびます。

40年ほど前の宮城県沖地震で、家の中の家具が倒れるという事態に遭遇しました。

ピアノは横に30センチほど移動しました。冷蔵庫は倒れて食品が散乱。本棚もタンスも倒れました。それはそれは凄まじい光景でした。

家の中に誰もいなかったので、誰も怪我をすることなくすみましたが、居たらどうなっていたか。

そんな経験から家具は危険物という認識があります。息子たちが赤ん坊の時には、家具を1つも置かない部屋を作って、そこに寝かせるようにしていました。

そもそも背の高い大きな家具をできるだけ置かないことが一番の対策かもしれません。

現在、我が家にある背の高い家具は2つ。リビングの食器戸棚と寝室の洋服タンス。もちろん動かないようにしてあります。

食器戸棚には最低限の食器のみ。そして倒れる範囲には椅子を置かないようにしています。

洋服タンスは万が一倒れても、頭を直撃しないようにベッドとの配置には気をつけています。タンスの中にはあまり服を入れず、倒れてきても空間ができるようにしています。

それからもう1つ。

寝室には照明器具は下げないことにしています。揺れで天井にぶつかって振り切れたのを見たことがあるからです。

割れ物は地震では凶器になり得ます。飛んできたら怖いです。そして粉々になると、始末するのが本当に大変です。

とにかく物が多いと復旧に手間取ることは間違いありません。

東日本大震災の時に実家は大規模半壊となりましたが、物が多かったために、居場所の確保もままならず、両親は我が家に長期滞在することになりました。

押入れなどに押し込んでいた物は、揺れによって表に出くるものです。収納庫の中も注意が必要です。

とにかく物を1つでも少なくすることが、地震対策になるのです。

物が大事なのか、スペースが大事なのか。本当にそれ必要?と問いかけてみることが大事かもしれません。

 

考えるべきこと

怪我なく生き延びることができたとして、次に考えるべきことは、1週間くらいは自力で生き延びることです。

自分にとって、なにがどう必要なのか、もう一度見直しておこうと思います。

まずは自分のことは自分で守る用意をしておく。

見るとストックしていたばすの食品が、減っています。油断しているなあ。

いま、ここで、大きな地震に見舞われたら、ちょっと困る状態になっていました。

急いで対策します!

【地震対策】次の震災に備えて、家の中の物を減らそう!

2018年2月15日

極楽からの脱却。地球科学者が提言しているのは、少し前の暮らし。

2018年3月4日

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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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6 件のコメント

  • ほんとに、またか‼️と思い心が折れました。10年前ほどの被害は、有りませんでしたが、たちの、ビビりがすごいです。10年前の、高齢たちは、全然びくともしなかったのに。もしかしたら、お年を召して鈍感だったのかも。

    若いたちは、余震で雲隠れし、揺れるとウウ〰️と唸っています。

    それにしても、良い食器が、割れるのはどーして? 不思議

    備えは絶対に必要ですよ。りっつんさんのブログを沢山のひとに見てもらいたいです。

    • コンビンママさん

      こんにちは。
      猫の絵文字が反映されていなくて、残念です。
      たちでも、十分に伝わりました。
      猫たちの光景が目に浮かんできました。

      良い食器が割れるのは悔しいですよね。
      見せつつ、割れない工夫を考えないといけませんよね。

      忘れちゃいけないんですよね、揺れる国だってこと。

  • こんばんは先日の地震は私の所は大きく横揺れが30秒くらいだったと思います。やはりもう一度防災対策見直したいと思います。気を引き締めていかないと、改めて思いました。ぼんやりと過ごしていてカツを入れられた気持ちです。寝室やトイレのドアは開けています。とにかく落ち着いて逃げよう・・・

    • 埴輪さん

      こんにちは。

      防災対策って、本当に長続きしないんですよね。
      すぐに忘れてしまう┐(´~`)┌
      時々、ちゃんと点検しとかないとね。
      とにかく落ち着くことが一番!
      わたしの母は地震に驚いて、慌てて動いて骨折したことがあります。
      とにかく、慌てないことですよね。

  • りっつんさん こんにちは

    怖かったでしょう。
    ご無事で良かったです。

    関西在住の私にとって地震と言えば阪神淡路大震
    災です。
    当時妊娠8ヶ月で、グラッときてもすぐには動け
    ず、布団をかぶってじっとしてましたが、主人は
    サッサとひとりで家の外に逃げておりました。
    朝日新聞の天声人語に、芥川龍之介も同じことを
    して、奥さんに怒られたと書いてありましたが、
    その時のことを思い出して、久しぶりにイラっと
    しました(笑)

    • 相棒さん

      こんばんは。
      わたしは妊娠中に秋田で大地震に遭遇!
      ベランダに出て、手すりにしがみつくほど揺れました。
      夫は出勤中で、1人ぼっちだったので、とても怖かったです。
      ご主人は言われ続けるわけですね(笑)
      芥川のエビソード、初めて知りました。
      みんな、怖いのは同じってことかしら。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。