我が町内会の最大の行事「枝豆収穫祭」。今年も参加してきました。
♪ズンズンずんだ~。
ずんだ餅を作るためには、大量の枝豆が必要なんです。
ずんだ餅を作るべく、さあ、畑さ、行くべ!
枝豆収穫祭
5年ほど前から、わが町内会で突然行われるようになったこの行事。
いきさつは、まったく分かりませんが、参加費タダで、新鮮な枝豆がいただけるということで、時々参加しています。
よく晴れたこの日。
朝の8時。皆さん、自転車に乗って集合です。
今年の参加者は100人ほど。この町内会に所属しているお宅は400軒です。
さて、みんなで1時間ほどかけて、収穫です。
畑からどんどん刈り取られていきます。抜こうと思っても、抜けません。ガッチリ根を張っています。
だから、大きなハサミで、ザクザク切っていきます。
そうして、ここからがわたしたちの仕事です。
せっせと豆を枝からはずしにかかります。
一人につき、だいたい2キロの枝豆が行き渡ったようです。
これがわたしの分です。けっこうな量でしょう。畑で枝から外す作業が終わらず、このままマイチャリに積んで家に帰りました。
家に戻って、さらに枝から豆を外す作業を、玄関前で達郎さんを聞きながら、ルンルンと。
2キロの枝豆。ありますねえ~。大きなザルに山盛りです。
ずんだを作るんだ~
「ずんだ餅」をご存じでしょうか。宮城県の味です。
枝豆をすりつぶして、砂糖を混ぜて、甘くして、餅の餡にするのです。
これがおいしいんだなっ。(*^^*)
甘い枝豆を受け付けない人もいるんじゃないかと思いますが、子どものころから食べているわたしにとっては、本当にうれしい味なんです。
しかし、これはなかなか手間のかかる料理なんです。
枝豆をゆでる。
さやから出す。
すり鉢で潰す。→フードプロセッサーで時間短縮
砂糖を入れて練る。
こんな作業は一人でやるべきじゃない!一緒にやるに限る!
ということで、まじ専務宅になだれ込みました。
それぞれ500gくらいは、茹で豆として冷凍保存することにして、あとはずんだ餡にすることにしました。
3キロの枝豆でずんだ餡を作ることになりました。
ずんだはこうして作られる
枝豆を大なべで茹でて、豆をむきます。時々、パクッと口に入れたりします(笑)
これで半分の量です。3人でせっせと豆を出します。
さりげなく存在していますが、そばに見えているザルは伝説のザルです。
会津の山の名産品。マタタビのザル。高級品のザルを総動員して、ずんだ餡にいどみます。
まじ専務・まじ夫・わたしで、豆をサヤから取り出します。
1時間ほどかかりました。
その豆をフードプロセッサーで潰します。
久しぶりに使われる我が家のフープロ。最近、出番が少なくなりましたから、何だか嬉しそう。
「フープロでつぶしただけではダメだ」というのは、まじ夫さん。
「角を取らねばダメだ」と言う。
さすが、宮城県民はこだわり違う。いいねえ~。とことん、こだわるべっちゃ。
ふるさとの味 ずんだ
まじ夫さんのふるさとと、わたしの母方の実家は隣町なんです。
わたしは親戚以外で、この町の出身者を、まじ夫さんしか知りません。奇遇というのか、不思議なご縁だなあって思います。
まじ夫さんはわたしより10歳ほど年上ですから、わたしが幼い頃、祖母の家に預けられて、遊んでいた時には、その近くで中学生として暮らしていたんですね。
そのせいもあって、親近感、ハンパないんです。
わたしら、ここでは、わざわざズーズー弁でしゃべります。
あの地方独特の言い回しなんかを使います。通じるので、とても楽しいのです。
さて、すりつぶしたずんだに、砂糖をたっぷりと入れ、塩を少し入れ、味を調えて完成です。味付けはまじ夫の嫁であるまじ専務の担当。
宮城県民の嫁として、これだけはマスターしているようです。
こちらは粗目につぶしたずんだで作った「ずんだつめり」です。
「つめり」とは団子みたいなものです。小麦粉を水で耳たぶくらいの硬さにして、ちぎってお湯に入れて茹でたものです。
こちらは、なめらかずんだ餡の「ずんだ餅」です。
まんず、まんず、うまかったっちゃ。
枝豆さん、ありがとう!
採れたての枝豆を、すぐに茹でたら、それはもう~本物のおいしさ!
力強いおいしさでした。
懐かしいおばあちゃんちの畑を思い出しました。ヽ(^。^)ノ
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