『アパートの鍵貸します』を観て、ステキな金曜日。

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はっはっは!

やっと笑える金曜日が訪れました。

ここのところ、心がわさわさしておりました。やはり、仕事に追われるのはいつになっても苦手。得意な人はいないと思うけど、ホント、苦手。年を取ってきたから尚更なのかもしれませんけれど。

一人暮らしではわたしの機嫌が悪くても、被害を与える人はいないので、思う存分に悪機嫌でいられます。気楽です。

仕事の進捗状況は、服を作っているとすれば、仕上げのアイロンがけってところでしょうか。

シワを伸ばして、少しでも見栄えをよくする作業に入っております。

午前中で仕事を終えて、午後からは少しのんびりしました。

午後1時。テレビをつけたらBSプレミアムで『アパートの鍵貸します』を放映中でした。

わたしの場合、テレビでの映画も、偶然の出会いなのです。

番組表も見ませんし、予約録画(わたしのTVにはそういう高級な機能がありませ〜ん)もしませんから、たまたま放送している映画に出会う以外に出会いはないのでです。

それでも、今年も思いがけず、いくつかのいい映画に出会いました。

『アパートの鍵貸します』という映画は、題名は知っていましたが、観たことはなく、内容もまったく知りませんでしたが、とてもおしゃれな映画でした。おしゃれという言葉がぴったりな映画でした。

ジャック・レモンと・・・

シャーリー・マクレーンですね。チャーミング!

この映画が公開されたのは1960年。

わたしはかわいい盛りの3歳。きっと、かわいかったに違いない!

わたしの家に、テレビはあったのかしら?アメリカではすでにこんな時代だったのねえ。戦後10年ちょっとですから、生活状態に差があるのは当然とはいえ、すごい差です。

ストーリーは今でも十分に通用しそうなもの。コメディタッチの不倫もの。細かいところまで、丁寧に作り込まれていて、楽しめました。

主人公のセリフ。

「妻子ある人との恋にはマスカラは禁物だわ」

ん?禁物・・・厳禁・・・? まあ、つまり、そんなセリフでしたが、記憶に残りました。エスプリの効いたセリフですね。

こういう気の利いたセリフには、最近ではなかなかお目にかかれません。

最後の「鍵」のシーンでは、少しほろりとさせてもらいました。

たぶん女という生き物はいつの時代でも泣きたいんです、わざわざ。でも最後は、笑うことになるのです。後味のいいストーリーでした。

2時間ほどの自宅映画観賞。途中、コーヒーを淹れて、お菓子を食べながら、観ました。

穏やかな日常☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

を、久しぶりに味わいました。

わたしは今、ずっと、このまま、引きこもっていたいほど、この家が好きです。

実は10年くらい前までは、家なんて、あんまり好きじゃなかった。だからせっせと出かけていました。

好きになったきっかけは、バシバシと思い切りよく物を捨てたことだったかもしれれません。

物が発していた「気」が減ったことで、家の中がスッキリしたのではないかと思います。

物は場所を取るだけでなく、何かを発しいているのです。

「お願い!使ってよ〜」とか「わたしは高価よ。大事にして〜」とか「ねえ、ホコリを払ってよ〜」とか、ブツブツ言ってるのです。

物は「気」を発するものだと知りました。捨てて、知りました。家の中が静かになったんですもの(笑)

自分を好きになっていくことと、家を好きになっていくことは、わたしの中では比例しているような気がします。

自分と自分の周りの空間って、一体化していくものなのかもしれませんね。


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2 件のコメント

  • りっつんさん、こんばんは

    昔よくテレビでお熱いのがお好きとかやってましたね
    同じ年代だからわかります(^_^*)
    その頃からジャックレモンっていいなーって思ってました
    あなただけ今晩はという映画も大笑いしたような

    物が無い部屋憧れます
    私の物は潔く捨てられるたちなので無いんです!
    しかしタメコミアンの主人と嫁に行った娘たちの置かしてーの物だらけで全くスッキリしません( ; ; )

    • コロボックルさん

      おはようございます。
      「タメコミアン」って、すごくいいネーミング!
      男の人ってあんがいタメコミアンが多い?
      うちの夫はすごかったですから(笑)
      それにしても、何で、いつの間にか、モノは増えていくんでしょう。
      捨てたと思っても、気づくと、やっぱりモノが増えてる。
      不思議です(笑)ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。