酉年生まれが鳥を探して野に出向く。必要なのは腕力と気づいた初日。

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昨晩【号外】を出してしまい、順番が逆になりましたが、新しいカメラをご紹介します。

2020年の株式配当金にて購入しました。懐をまったく痛めず手に入れたカメラです。

天から降ってきたみたいで、うれしさあります。

これから、きっとこのカメラも活躍してくれるはず。

 

箱開けの儀式

確定ボタンを押して、24時間後には手元に到着。素晴らしいシステムです。

なんともでっかい箱ですね。

開けますと、クッション材がてんこ盛り。

もったいぶりっこですなあ。どこに隠れているんだい?

ほらほら。そんなにテレなくても大丈夫。

♪ようこそ ここへ クッククック わたしのキャノンちゃん〜

いかにも本物っぽい!

でも、持ってみると、なんともおもちゃっぽい(笑)

そのおかげで軽いわけなんですけどね。

 

赤い線はないけれど

なんといっても、本物(?)のカメラの手触りや重さを知っているので、頼りない感じがいたします。

そりゃ、そうだよね。値段も値段だし。

夫が持っていたキャノンには、レンズなんかにも、全部赤い線が入っていた。レンズ1本だって、かなりの金額だったもんね。

「赤い線が高級品の証し」by 金遣いのあらい夫

首ベルトにまで赤い線が入っていると、いつも自慢してたっけね。

でもさ、でもさ、このカメラだって、黒くて、十分にそれっぽいよね。

これを下げて歩けば、

絶対に“できる女”に見えるよね。

 

首に下げて、外に出る

首から下げてみたら、これでも重い。首が前のめる。

まるでサギたちの首のようになる。つらい。

やっぱり肩に下げることにしよう。撮るときには首から下げよう。

「バラ色の人生」を聴きながら、頭の中はすっかりバラ色。ズンズカチャッチャ。

そして、気分は、すっかりカメラウーマン。なりきりは得意。すぐにその気になれるという得意体質。

わたしはできる女。

あらっ。せせら笑っている人が見えるわ。

「夜景モードも知らんかったくせに」by 友人K

確かに、前キャノンは使いこなせてはいなかったけど、今度は大丈夫。取説をちゃんと読んで使いこなすわ。

と、思ったけど、このカメラには取説がついてこなかった。ダウンロードしないといけないっていうから、そのうちにね。

毎日撮り続けていたら、きっとうまくなれるから。

と、まあ、頭の中で、ひとり会話しながら、テクテクテク。

肩にかけてる分には、それほどの重さを感じないな。

なんとか、か弱い63歳女性でも下げ続けられそうだ。

 

風にあおられつつ

ところが、いざ被写体に向かって、ピントを合わせようとすると、重さでブレて定まらない。

軽いはずのカメラでも、支えきれない。グラグラ揺れる。震度3レベル。

なんてこった!揺れるなってば!

カメラって、腕に力がないとダメなの?

こりゃ、ダンベルトレーニングが必要かも。

しゃがんで膝に乗せてみたり、木に寄りかかってみたりと、悪戦苦闘。工夫をすればなんとかなるかな。

懸命に支えて、望遠でスズメの表情をパチリ。スズメだって望遠でないと、撮影は無理。たくさんいるけど、簡単に撮らせてはくれないプライドの高い鳥。

ん?

もっと真ん中に写って欲しかったな。君たち、もっと左だよ。ダメやなあ〜

こちらはセグロセキレイ。本当に目がかわいいね。だけどもう少し下に下がってくれるとよかったな。

この方はツグミさん。やっぱり真ん中に来てくれない。

そっか!

君が真ん中に動くんでなくて、わたしが体全体を左に移動すればいいだけか。

“くだら野の 色に紛れて 春を呼べ”  by  りっつん

“くだらない ことを言わずに 一歩横” by 天の声

句読みもうまくなりそうだな。

そして、ぽつんと見えた、カワセミさん。

裸眼だとこんな大きさなので、なかなか気づけないのです。

どこにいるか、わかるでしょうか。

向かい側に移動したので、望遠を最大にしてパチリ。

水路が黒く抜けてしまったのは、なぜ?

よくわからないけど、アップにはできました。

さらに拡大して見ると、くちばしの下が赤く見えるので、この子はオスかもしれません。

と、まあ、初日としては、まあまあだったかしら。

新しい眼を手に入れたようで、本当にワクワクします。

時間を忘れて、遊んでしまいました。

どっぷりハマってみようと思っています。

カメラって、思いのほか、楽しいかもヾ(@⌒ー⌒@)ノ


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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2 件のコメント

  • りっつんさん
    毎日、楽しみに拝読しています。日々の料理や家事、季節の移ろい、人間関係、好きな事など参考にしたり共感したり励まされたりしています。今回はキャノンの新しいカメラで野鳥撮影、素晴らしい!!最新型で性能もよいのかもしれませんが、やはり、りっつんさんの腕ですよ。間違いない!瑠璃色のカワセミに目を奪われました。ところで、文中でカワセミの下の嘴が赤いのはオスではないか?とありましたが、メスだという情報があります。これはバードカービングを趣味にしている私の夫からの情報です。女の子のカワセミさんだから嘴に赤いを塗っているのかも。よかったら、確かめて見て下さいね。 キヨちゃんより。

    • キヨちゃん

      おはようございます。
      コメント&情報、ありがとう!

      確かめたら、メスでした。
      こんなふうにおっちょこちょいです。
      さっそく、素知らぬ顔で書き直しておきました(笑)
      口紅つけてると覚えます。
      ご主人によろしくお伝えください!
      写真、褒めてもらえて、うれしいです。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。