気がつけば、秋彼岸も終わりかけ。墓参りは・・・パス。

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今って、もしかして秋彼岸の期間中?

春彼岸は待ち遠しいので、忘れないのだけど、秋彼岸は忘れがち。いや、正確には忘れたふりして通り過ぎようとしているだけ(笑)

わが家の墓参りは、ほぼ、年に3回。

  • 3月の春彼岸
  • 6月の命日
  • 8月のお盆

春彼岸の墓参りはなぜか待ち遠しい。春がうれしいからに違いない。

秋彼岸の墓参りは気が向けばという傾向にある。ほぼ、気が向かない傾向だけど(笑)

忘れたふりをしたくなるほど、あの人は遠くにありにけり。

まあ、それでいいんじゃないかと思ったりする。

もともと我が家ではあの人の希望により、無宗教で葬ってあるのだから、本当は盆も彼岸も無視しても問題はないはず。

満月の阿闍梨餅を食べながら、そんな言い訳をしてる。

阿闍梨餅は関西出張の土産。

京都駅直結の伊勢丹の地下で買うのが好きなんだけど、時間がない時には新幹線の改札を入ってから、奥の方の土産屋さんで買うことにしている。

伊勢丹だと、1個から買えて、できたてを袋に入れてくれるのがうれしい。1個119円。

新幹線の改札内では5個入りの箱で買うことにしている。今回買ったときには、まだほんわかと温かかった。できたてだわ〜。

阿闍梨餅は手軽に買える京都の味として、わたしの中では定着している。

あの人は、もう、どこかで生まれ変わっているような気もする。

生まれ変わって、何してるんだろう。

と、ふと、そばにいる生き物に目がいく。

もしかして・・・・この猫がそうなんじゃないの?

人間が人間に生まれ変わっているという確証もないのだから、人間が猫に生まれ変わっていても否定することは難しい。なんの不思議もない。

わたしだって、前世は猫だったかもしれないし、犬だったかもしれない。

あの人、なんとか、わたしのそばに居たくて、猫を選択したのかもしれない。

あの人が人間として生まれ変わっても、わたしと暮らせる可能性は低い。恋をするには年齢が違いすぎる(笑)

この時代、迷い猫はいるけど、迷い犬はいないから、猫を選択したのだろう。

あの人が思う、一番てっとり早い方法が猫

そして19年前のあの日、わたしの前に現れたに違いない。

「僕だよ、にゃにゃん」

今まで、気がつかなくて、ごめんよ。

よく見ると、後ろ姿が似てなくもない。

なんか、あの人に見えてきた。

こんなに毛むくじゃらではなかったけれど、生き物として人間と猫のDNAはそれほど違わないと聞いている。

今年はこの猫のおかげで、寝室の壁紙の張り替えやら、エアコンの買い替えやら、うまいこといった。

やはり、これはもう、あの人の思し召しとしか思えないにゃん!

まあ、そういうことにして、2019年の秋彼岸はやり過ごそう。

さあ、仕事だ、仕事!今日は仕上げるゾ!


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。