いい天気だったので、散歩がてらに、ふらふらっと好物を求めて、喫茶店へ。バッグの中にはお供のKindle。
久しぶりのお店で焼かれた本格的ホットケーキを前にして、思わずニンマリ。
生まれて初めてホットケーキに出会った日のこと、鮮明に覚えています。
でも、当時、何歳だったのかは、はっきりしません。たぶん小学校低学年だろうとは思います。
仙台の駅前には”丸光デパート”という百貨店がありました。
中高時代はバスを利用して通学していて、毎日、行き帰りには丸光の前を通っていました。
なので、もちろん、学校帰りには頻繁に寄り道(笑)
特にサンリオショップを見るのが楽しみ中の楽しみでした。もちろん見るだけなんだけれど。
そんな”丸光デパート”の上階にあった大きな食堂。
たぶん小学生のわたしは、両親に連れられて入ったのでしょう。
その時に、目の前に運ばれてきたのは、きれいなまん丸のホットケーキ。そして紙ナプキンに包まれたナイフとフォーク。それから小さなピッチャーに入ったシロップ。
少ない子ども時代の貴重な記憶の中のひとつなのです。
席の向こうの窓ガラスが明るく光っていました。
こんなおしゃれな食べ物が、この世に、あるなんて!
こんなおいしいものが、この世に、あるなんて!
まさに、衝撃の出会いだった。
あの日以来、ホットケーキが、大好物の1つとなりました。
そうそう。パンケーキでもスフレでもなく、呼び名はホットケーキがいいのです。
さて、実は暮らしているこの町で、1人で喫茶店に入るなんていうことは、めったにありません。
お茶もコーヒーも家で飲むもの。
もともと喫茶店の数も少ないし、わたしにとっては、喫茶店というものは、電車に乗っていくもので、用事の合間に休むという場所。
ところが、ここ数年、アレのせいもあり、電車に乗る回数は激減。喫茶店もカフェも遠い存在になってしまいました。
ふと、気晴らしに入った、この町の喫茶店。
あの”丸光デパート”のホットケーキを思い出させてくれました。
実にシンプルなホットケーキ。こんがりな焼け具合。
100点満点のホットケーキです。
イメージどおりのホットケーキ。
そして大事なポイントがもうひとつは、ナイフとフォークが紙袋に入っているということ。
昨日は無性に食べたくなり、お昼ご飯代わりと、出かけてきたというわけです。
さて、Kindleを開こう。
Kindleの中には、新しい本を入れてありました。
おととい発売になったばかりの本。
黒川伊保子さんの『60歳のトリセツ』を読み切ってしまいたい65歳。
黒川さんはわたしより2つ年下の方。
どんどん先を読みたくなる魅力のある内容です。
なるほど、そんなことだったのか!とうなづくことばかり。そして気持ちが楽になりました。
人生は、「若さへの憧憬と、老いていく自分の寂しさ、不安」で生きていくには長すぎる。「世間の正しさ」を踏襲して生きようとするには残酷すぎる。
(中略)
「脳は、この人生を、自分で選んで決めた」
(中略)
「脳に導かれるままに、自分の人生を生ききる」と決めた私の「60歳以上の人生の取り扱い方」を書いてみた。
(「60歳のトリセツ」あとがきより引用
黒川さんの本に出会ったのは、たしか『恋愛脳』という本だったと思うけれど、あの本も面白かったけれど、この本は爽快な読み心地でした。
さあ、わたしも自分の脳が決めた、自分の人生を続けようヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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こんにちは!
なんという偶然。
私もまさに昨日、同じ本を読みました。
…偶然というか、発売日直近でした〜(๑˃̵ᴗ˂̵)
仰る通りスイスイ読めました。
著者の56歳脳成熟説には大いに励まされたのですが
この度は「63歳、本質を知る人生の達人」
先輩方、後に続きます( ̄^ ̄)ゞの気持ちです!
自分がどうなるのか楽しみです♪
また、著者の文庫化されていた『「話が通じない」の正体』も読んで、若い世代とコミュニケーション取った時の心折れそうな違和感について謎解きしてもらえました。
総じて希望が見えたので元気になりました。
風邪っぴきで安静を余儀なくされての読書でしたが(笑)
家事が溜まっている(´-`)現実逃避のネット徘徊中なんと同じ書名に出くわし、驚喜して書き込みました!
デイジーさん
こんばんは♡
デイジーさんともシンクロだあ!(笑)
発売されて、まだ数日ですものね。
でも面白い本でしたよね。
なるほどと思うことばかりでした。
風邪は少しはよくなったでしょうか。
どうぞお大事にヾ(@⌒ー⌒@)ノ