気になるカモを見ながら、夕暮れ散歩。そしてショパン。

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2日ほど前、一日中、同じ場所に佇んでいたカモ1羽。

なんとなく気になって、ちょこちょこ見にいってました。

 

カモ

2日前、朝、昼、夕方と、ここに佇んでいたカモ子です。

水に入らず、バランスをとるように、こんなふうに立っていました。けがでもしたのでしょうか。

昨日のこちらの方、カモ子かどうかは、はっきりとは分かりませんが、もしカモ子なら少し元気になったということで、安心です。

先日会った友人から、こんなことを言われました。

「半径2キロの暮らし、飽きないケロ?」

「ぜんぜん、飽きないポン」

それは、こんなふうに、近くに散歩道があるからだろうと思うのです。

どこかに行かなくても、半径2キロで満足できてしまうのは、カモ子たちのおかげ。そして雲太郎たちのおかげ。

同じ道なんだけど、毎日、少しずつ違う。飛んでる皆さんも違うし。空なんて、瞬間ごとに違うし。

まさに、日替わり劇場。

そういうば、わたしは、ミュージカルなんかでも、同じ演目を何度でも観ることができる。

お金が続けば、毎日でも通いたいくらい(笑)

1ヶ月50万くらいあれば、その願いは叶うのか?

ミュージカル破産したくはないので、しないけれど。

 

夕暮れ散歩

さて、昨日の午後4時。カモ子の無事を確認しつつ、空の模様をパチリ、パチリ。

薄い黄金色の空。

晩秋の夕空からは、高貴な空気を感じます。

「空も人生も終盤だと思うと泣ける」

そう、言っていたJ子。

「そんな切なさを感じることができるところまで、きちゃったね」

静かに潔く暮れていく寸前の西の空。まさに、つるべ落とし。

ふと、東の空に何か気配を感じて、目を向けてみたら、満月。

きれいに撮れた!

太陽が姿を消しあとは、月でも眺めていよう。

 

ショパンだらけ

ところで、今朝はもの探しです。

探しているのは、古いCD。

一番手箱の中にもないし、2階にある二番手箱の中にもないのです。

サンソン・フランソワの「別れの曲」の入っているCDよ、どこだ?

実は、ここのところ、頭の中はショパンだらけ。

ショクパンではなく、ショパンよ、ショパン(笑)

きっかけは「2021年 ショパンコンクール」で2位になった反田恭平さんの演奏を聴いたことでした。

三次予選での選曲と最後の『英雄』があまりによくて、反田さんにすっかり魅せられてしまいました。絶対に生で聴きたい!反田さん、好き!

とりあえず反田さんのCDを注文しつつ、到着を待ちつつ、ショパンといえばと思い出したのは、サンソン・フランソワ。

この人の「別れの曲」を聴いたのは、15年くらい前のこと。

カーラジオから流れてきた「別れの曲」に思わず涙がこぼれそうになりました。それまでに聴いたどの「別れの曲」とも違っていたのです。

同じオタマジャクシをなぞっているはずなのに、何かが違う。

家に帰るなり、Amazonに即ポチしたのでした。

それが聴きたいのに、どうしても聴きたいのに、どこにしまったんだ、自分!(´;ω;`)

とりあえず、エチュード集を流しているけれど、「別れの曲」が聴きたくてたまらんのです。

ほかの誰の演奏でも満たされないので、サンソンさんでないと、だめ。

ときどき、こういう曲に出会えます。

反田さんの「英雄」もそんな感じ。

しつこいけど、同じ譜面をなぞっているのに、何がこういう違いを生むのだろう(笑)

それぞれの手を通して放出されてくる、何か?

1音1音の積み重ねなのに、不思議でしょうがありません。

NHK+から反田さんの演奏を少し聞くことができます。20分すぎたあたりで「英雄」の一部が聴けます。


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「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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10 件のコメント

    • あやこさん

      こんばんは。

      夕方で、まだ光があったので、
      きれいに撮れました。
      真っ暗になってしまうと、難しいです。

      ありがとう!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • りっつんさん こんばんは

    初めてショパンの「別れの曲」を聞いたのは、
    「101回目のプロポーズ」です。
    劇中浅野温子さんの亡くなった元カレがピアニス
    トという設定で、回想シーンで必ず弾いていまし
    た。
    いつも浅野温子さんと一緒に泣きました(笑)
    「僕は誓う、50年後の君を今と変わらず愛して
    いると」というセリフと共に、忘れられない曲に
    なりました。
    サンソン・フランソワの「別れの曲」聞いてみた
    いです。

    • 相棒さん

      こんばんは。

      サンソンフランソワの「別れの曲」は、
      わたしの心のは刺さりました。ビシッとね。
      どうしてもCDが見つからず、Amazonに行ったら、
      中古品しかありませんでした。
      幻の「別れの曲」になりそうです。
      もちろん、ポチっとしました。
      明日には来る予定です。

  • 一昨日夜に、何気なくショパンコンクールの舞台裏 NHKを見ていて、恥ずかしながら、はじめて反田さんを知りました。ゲストで演奏されたのは小林さんでしたが、何故か反田さんの演奏に心ひかれました。そしたらりっつんさんのブログにも反田さんのことが!!私も生演奏を聴いてみたくなりました。
    クラシックピアノは、3歳から習わされ、小学校高学年時代は嫌で嫌で、お稽古をサボることばかり考えていて、中学で辞めるためには部活を(ほんとはあまりしたくない部活)するしかないと思い、やっとの思いでやめたピアノ(笑)
    何故か、またやりたくなってしまいました。あんなに嫌いだったのに。
    でも、ピアノは娘が習わなかったのでとっくに始末してしまい、後悔。
    でもまた、音楽を楽しみたいなぁ。

    • まめぴよさん

      こんばんは。
      もう、すっかり反田ファンになってしまいました。
      反田さんのCD、今日は5回も。
      いつまででも聞いていられるのが、不思議。
      ショパンだけではないので、知らない曲ばかりなのに。

      「えっ、この人が弾くの?」と、
      最初に失礼なことを思ってしまったのですが(笑)
      それがまたいいんだわ〜。異端児っぽさ?

      包み込むようなパワーを感じます。
      なんか、熱い!

      わたしもレッスンが大嫌いで、
      行ってきますと、家を出たのに、
      レッスンをサボったこともありました(笑)

      どうしても音符通りに弾けない(´・ω・`)
      何か、自分っぽくしたくなるのですよ。
      向いてないと悟るのは、早かったです。

      当分、反田さんフィパー続きます!

      • Mrサンデー見ましたか? サムライ反田さんの特集やっていましたね。筋トレしたり、猫の勝負パンツでコンクールにのぞんだり、ますます好きになってしまいました!!息子と同じ年齢の反田さん、お母さまは、どんな方でどんな育て方をされたんだろう?とついつい考えちゃいます。
        ますますの活躍楽しみです。

        • まめぴよさん

          おはようございます。
          情報、ありがとう!
          本当にありがとう!
          いま、YouTubeで見ました。
          かなり、面白い人なんですね。
          不思議なオーラなはずです(笑)

          脂の乗った音。
          まさにそんな感じ。
          一位の方より再生回数が多いのもすごいですね。
          これからの活躍、応援したいと思います!
          落ちました(笑)

          • すっかり元気になられてよかったです!
            お役立ち情報でよかったです!
            私もあの指!惚れてまいましたよ。
            寿司も握れるそうです(笑)
            猫の勝負パンツを見せてくれるピアニストなんて今までいました?猫ってところがまたいいですね╰(*´︶`*)╯♡

          • まめぴよさん

            おはようございます。

            彼はピアニストだけではなく、実業家でもあるのですね。
            自己プロデュースもうまい。
            新しいタイプの芸術家ですね。
            あの指と、手のひらの厚さ、いいですねえ(笑)
            猫パンツ、笑いました。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。