2021年、冬至の朝。寂聴さんと比呂美さんと。

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今日は冬至です。

埼玉は少し強い風が吹いていますが、快晴の朝を迎えました。

 

冬至の朝

寝室のけさの温度は10度もあったので、ストーブをたかずに着替えが完了!今日は黒のワンピースです。

室温が10度あるかどうか。これが身体がパッと動けるかどうかの境目のようです。

さて、冬至は二十四(にじゅうし)節気のうちの一つです。

1年のうちで一番昼の長さの短い日。つまり夜が一番長い日。

今年は今日22日がその日ですが、年によっては21日という場合もあり。何日と日が決まっているわけではなくて、その年によって、日の長さで決めているようです。

二十四節気の冬ージョンはこちら。

冬生まれのせいなのか、春とか秋とか二十四節気をあまり意識しないのに、冬に関しては、意識しているみたい。

「春よこい!」って思っているから、冬の時間が経過していくのを急かしているからかもしれません。

さて、ここからがいよいよ本格的な冬。

しばらくの間、あいさつはこんな言葉から始まることでしょう。

「今日も寒いですね」

それから、冬至の今日はかぼちゃを食べる日。柚子湯に入る日。

なんでそんな風習があるのか、よくわかりませんが、気分だけは味わいたいと思います。

 

寂聴さんと比呂美さんと

先日、寂聴さんの『わかれ』という短編集を読みました。

瀬戸内さん、93歳のときの作品です。

小説と、ほんんど実話でしょ、というような短編が9つ。

「さすがだなあ〜」って、思わず天のほうを仰ぎ見た。もうこの世にはいないんだものね。

「この人、たぶん、本当に、なんでも知ってるんだなあ」

体験をすべて自分の中に溶け込ませている。良いこともそうでないことも自分の皮膚に染み込ませている。

もちろん、どんなことも自分が決めたことという潔さがあってのこと。人に決断を委ねない生き方。

自分なりに知り尽くしたことを文字で表現できるということに感動します。

そして、今月に入って、読んでいた伊藤比呂美さんのエッセイ数冊。

Amazonさまのご紹介により(笑)、なんとお二人の対談集にたどりつきました。

そういえば、このお二人、共通点があるかも!

Amazonのお節介も、たまには役に立つ。

そう思って、ワクワクしながら読み始めました。

タイトルは、

『先生、ちょっと人生相談いいですか?」

いやはや、パワフルすぎて、さすがのわたしもついていけませんでした。

ねえねえ、さすがのわたしって、どういうことだい?

たいがいのことには驚かないわたしってことだい(笑)

あそこまでの体験があるからこそ、説得力のある小説が書けるんだなあ。

あの分野に関しては、寂聴さんの方が、1枚上手か?

裏話を聞くことができて、とても面白かったです。

人の人生を面白いなんて言っては、失礼だけど、人生って語りようによっては、やっぱり笑い話になってしまいがち。

あとがきを読むと、本当はもっとぶちゃけちゃった話があったらしいけれど、その辺は大人ライターさんの判断により、ほどよく省いてあるようです。それなりの体裁を整えての1冊の本になった対談ということのようです。

とことん、聞いてみたかったなあ(笑)


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2 件のコメント

  •  こんにちは。10度で着替えって、びっくりしました。私の住む北海道では寒さに対して堅固な作りの家が殆どで(特にマンションは)夜9時ごろに暖房を消しても朝はまだ温もりが残っていて15℃はあります。それでもやっぱり寒くて暖房のスイッチを入れて20℃くらいになるまで待ってからやっと着替えです。セントラルヒーリングですがパネルヒータータイプなので、温まるのが遅くエアコンも併用する時もあります。コタツも2箇所置いていますし床暖房もあります。外が寒い分、家の中はぬくぬく状態ですよ。因みに今日の最低気温はマイナス7℃です以前、主人の転勤で本州に住んでいた事がありましたが、家の中があまりにも寒くてダウンコートを着て過ごしていました!本州の方達は皆本当に家の中の寒さに強くてびっくりです。かくゆう私も外ではマイナス10℃くらいは平気で外出しますから、家というものに対する認識の違いかも知れませんね。道産子は外が寒い分お家ではぬくぬく過ごしたいんだと改めて思った次第です。そうそう宮城の家は部屋から出たら廊下が外みたいに寒かったのを思い出しました

    • みほっくまさん

      こんばんは。

      北海道の冬って、あっかいって聞ききました。
      友人は家の中では半袖だったと言ってました。
      その話を聞いたときは、本当にびっくりしました。

      ワタクシは家の中で寒さに耐えております。
      暑さにも耐えております(笑)
      どれだけ耐えているかを、毎年競い合ったりしています。
      途中でアホくさっとなって、戦線離脱しますけれど。

      床暖房、いいですよね。
      いつか設置したいと思ってるけど、
      設置してもケチりそうで、無駄かなあなんて思ったりもします。

      宮城県の冬は、間違いなく、寒かったです。
      実家の廊下は冷蔵庫となっておりました。
      いまは、だいぶマシになったと思いますけれど。

      関東は家の中と外の温度差が小さいってことですねヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。