探すまでもなく、秋はここにある。やはり、秋の良さは夕暮れにある。

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わざわざ秋を探しに行かずとも、そこここに秋が散らばり始めました。

外に出れば、ほら、秋!秋が散らばってる。

 

おすすめタイムは4時すぎ

季節というものを自分だけでひっそりと楽しむというのが、わたしは好きなんです。わたしは、毎日、秋の気配を楽しんでいます。

人嫌いなので、観光地には、まず行きません。紅葉より人の頭が気になってダメなんです。こんなわがままな婆には、ご近所散歩が何よりのごちそうなのです。

最近はほぼ3時過ぎにスタート。この時期は4時を過ぎたあたりの景色が、とってもいいので、おすすめです。太陽が沈みかける時間。これがポイントですね。

清少納言さんが言ったように「秋は夕暮れ」。秋の良さが際立つのは夕暮れだと、わたしも思うのです。

 

東の散歩道

数日前には東の散歩道の夕暮れを楽しみました。

ここは田んぼと畑と野原が混在している不思議な場所。かつては生き物たちの聖域だったけど、今はずいぶん開発されてしまって・・・。でもところどころに名残があります。

一日の終わりを実感するとともに、なぜか、人生について思いを巡らせたくなる秋の夕暮れ。

日が落ちても、空を見上げたら、まだ明るさが残っています。

 

西の散歩道

さて、昨日は西の散歩道へ。ほぼ毎日歩いている散歩道です。ここは桜並木なので秋がいっぱいです。

だいぶ紅葉が進み、葉も散りました。

一枚一枚の葉にも、それぞれの物語があったのでしょうね。

落ち葉のじゅうたん。

カサカサした音も好き。誰にもなにも言われないので(笑)、好きなだけ踏んだりしてます。音を楽しんでいます。

ん?なんか面白いフォーメーションですね。6羽のサギ。飛ぶ時には長い首をきゅっと縮めて飛ぶのですが、その姿がどうにも不思議。長い首のままだと飛べないんですね。

優しい空色。若葉のころの生命力がみなぎる景色も悪くはないけれど、こういう優しい景色には、心が慰められます。

橋の上から日が沈む光景をしばし見ていました。暮れていく寸前の空模様。これがわたしがこよなく愛する景色です。まっすぐに流れる川。一瞬たりとも同じ状態ではない川を見ていると、心が解き放たれるような気がします。

 

お供の音楽

誰にも邪魔されず、自分だけの空想の時間。それがわたしの散歩タイムです。

ふと時空を超えてタイムトラベルしたり、あの人のことを思ったり、あの人のことを思ったり。意識をその人にまで飛ばしているつもりだけど、わたしの思いは、果たしてどこまで届いているのかなあ。

昨日のお供の音楽は『リクエスト』by 竹内まりや

ちょうど橋の上に差し掛かったころ、わたしの耳元では「時空(とき)の旅人」という曲が流れていました。

この歌は歌詞が英語。映画のテーマ曲だったようです。

実は今までこの曲は聞き流していました。気にしたこともなかった。なのに、なぜかど~んと心に響いてきました。家に帰って歌詞を和訳してみたところ、実に今のわたしの気分そのものだったので、驚きました。

地球のすべてのものは生まれ変わる。わたしたちは何度も何度も生まれ変わっている時空の旅人。だから、もし自分がこの世から消えても、泣かないで・・・。

実はわたしは英語を理解している?

そんなことは、ない、ない!わたしにとって英語の歌詞は楽器と一緒です(笑)

最近、わたしは涙もろくなっているようで、自分で驚いています。涙が落ちるほどではないけれど、感動で涙ぐみそうになることが増えました。もしかしてわたしは涙を封印してたのかもしれないと思います。それが解放されつつあるのだとしたら、年も取ってみるもんだと思います。

若いころには、通り過ぎていた景色の一つひとつ。散った病葉の1枚1枚に思いを寄らせれる。サクサクと落ち葉を踏みつぶしながら、見慣れた景色に感動できるわたしは、まもなく61歳になろうとしています。


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ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。