「来年もこの桜が見られるかな」
地面を覆うほどに散った花。そしてまだ、いまを盛りに咲いてる花たち。そんな桜を見ながら、そんなことを思う。
毎年、当たり前のように目に写っている桜だけど、今年の桜は去年の桜ではない。桜だって、一期一会。
もしかすると、今年のこの桜が、この世で出会える最後の桜かもしれない。
ただ立っているだけに見える木々たち。毎日、何気なく見ているけれど、この季節には、いつも不思議な気持ちになる。
いったい、この木のどこに、この花びらたちが隠れていたのだろう。
咲いて散った花びらは、1枚残らず、さらに姿を変えて、地球の中を循環していく。
姿を変えて、いつも動いている。完全に消滅することは、ない。
桜だけでなく、そこここに咲いている草花も、そこで息を潜めている虫たちも、それからわたしも地球の一部として存在し続ける。
夫は桜を見た2ヶ月後に、この世を去ったけれど、あのとき、これが最後の桜だと、どれだけ感じていたのだろう。
そんな会話をした記憶はないけれど、そんな会話はとてもできなかったけれど、何か暗黙の了解みたいなものはあったような気がする。
誰にも最後の桜はあるけれど、それはおたがいに姿を変えるだけのことだと。
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こちらの桜もそろそろ散り始めました。今年も桜が観られて幸せです。来年のことは誰にもわからないので、観られたら奇跡と思っています。昨日、娘が東京での入社式の前乗りで出かけて行きました。リフォームした娘の部屋を見て寂しさより子育てを卒業した達成感の方が大きかったです。私は朝ドラの感謝祭の配信を観たり、プロ野球が開幕したりで楽しく夜を楽しみました。短歌も続けています。りっつんさん、お家時間の楽しみ方を教えていただき、ありがとうございます。今日は高校野球の決勝もあるし、「密着!宇宙飛行士選抜試験」の配信もあるし、充実したお家時間です。
TOMOさん
こんばんは
子育てを卒業、おめでとうございます。
子育てが終わったからと言って、
親子の関係が切れるわけではありません。
どんな関係になるのか、楽しみですね。
わたしは本当におうち時間が大好きです。
ここにいて、ままごとをしているのが、
一番安らげるのです(笑)
この時間を、
できるだけ長く続けられたらなって思っています。