鎌倉にてトンビからカレーパンを死守した話

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週末、鎌倉に行ってきました。

観光ではなく、義母の病院で担当の先生と会うために。

 

混み混みの鎌倉

鎌倉が観光地であることをすっかり忘れていました。

平日だからと、油断していました。

鎌倉駅のホームから改札まで降りるのにも時間がかかる。なんとか改札を抜けてタクシー乗り場へ。

すると、列ができています。

ひぇぇぇぇぇぇ。

並んではみもたものの、今度はタクシーがさっぱり来ません。

ひぇぇぇぇぇぇぇ。

10分が過ぎ、やっと1台。

わたしまでは、あと、5台ほど待つ勘定。

ここで、約束の時間までに、30分を切った。

こりゃ、まずい。

もしかすると遅れるかもしれないと、病院にお詫びの電話をかけました。

電話の向こうからは、

「どうぞ気をつけていらしてください」との優しいお言葉。

なんとかタクシーの順番が回ってきて、病院に着いたのは、約束の時間の 5分後でした。

ハラハラして、それだけで、疲れました。

大きく遅れなくてよかったけれど、本当に鎌倉という土地は、暮らすのには、コツがいる街のようです。

6月の鎌倉は、紫陽花の数より、確実に人の数のほうが多かったです😱

 

新しい先生

4月から担当になっていう先生との話は、30分ほど。思った以上にサクサクっと進みました。

お医者さんとも、相性があります。

前の先生にも、いろいろと手を尽くしていただいたけど、今度の先生とは、さらに相性がよいように思います。

なので、安心してお任せすることできる。

そして義母とは、先生やスタッフの方を交えて、5分ほどの面会となりました。

半年ぶりに会った義母はとても元気。

なにしろ、身体的には、なんの病気もないので。

だけど、それゆえ、口の悪さは相変わらず。言いたいことを言いたい放題。

「こんな所に拉致されて!早く、家に帰して!」by義母

先生もスタッフも、苦笑いするだけ。

1人ではもう車椅子からも立ち上がれないというのに、1人で暮らすと言い張ります。

あまりにしつこく言っているので、近々、介護スタッフと一緒に、家に連れて行ってみようという話になりました。

少しでも納得した上で、ここにいてほしいという先生のご意見に従うことにしました。

やはり自分の息子が亡くなっていることは、忘却の彼方のよう。

事前に先生と打ち合わせて、海外に出張中ということにしました。

 

カフェにて

さて、病院を1歩出れば、おしゃれな街、鎌倉です。

一瞬で、観光客気分。

そして、ここで事件は起きました。

家を出てから、もうすでに、4時間以上が経過。

ひと仕事を終えた安心感で、おしゃれなカフェのテラス席に座る。そしてパンを頬張っていたら、後ろから・・・

ケモノの襲来!

肩越しに、パンを奪おうとしたのは、トンビ太郎!

持っていた、カレーパンに鋭い爪を突き刺してきました。

しかし、ここで、驚くべきは、我が瞬発力!

パンを強く握った!

爪跡と、強く握ったせいで、カレーが少しだけ飛び出しているけれど、食べることにはなんの問題もない。

勝った( ̄^ ̄)ゞ

周りの人たちからも、すごい!という感嘆の声。

その後、トンビは、そばの電柱に止まって、悔しそうにわたしを見ていたので、わたしもじっと見つめ返しました。

かっこいい姿。猛禽類、憧れます。

トンビは突然やってきて、音もなく忍び寄り、ガシッと爪を立ててくるものなのですね。学びました。

そういえば、長男は、京都は鴨川の辺りで、スタバで買ったサンドイッチを食べながら歩いていて、しっかり奪われています。

それを思い出したので、現在、北欧へ出張中の息子へ、ラインを送る。

“トンビからパンを守るには、瞬発力を鍛えろ”と。

いやいや、実は、食べ物に対する執着力が半端ない?

確かに、3人の孫たちの食べ物に対する執着力はすごい。

一度握った、おいしいものは、決して離さない。

これ、もしかすると、婆譲りだったのかも・・・(笑)


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経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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7 件のコメント

  • こんにちは❗️りっつんさん、今日もお元気そうでよかったです。しばらくブログ更新がなかったときはちょっと狼狽えてました(笑)
    そして鎌倉でのトンビとの戦い想像して笑っちゃいました。大阪では箕面という滝が有名な所があり昔はおサルが観光客の食べ物を奪いに来ることしばしば。子供の時姉がお菓子の取合いでおサルに勝ったのを思い出しました。
    今日もよい1日をお過ごしください。

  • りっつんさん こんにちは
    トンビとのカレーパン争奪戦に勝つとは
    恐るべし‼️
    その瞬発力 筋力体操の成せるワザでしょうか
    同じ年齢とは 思えない。
    私はヨロヨロしてるので、体幹を鍛えないといけません。

  • りっつんさん、こんにちは。

    カレーパン防衛成功とは!素晴らしい反射神経ですね。亡き夫は、暑い日の会社帰りにジャイアントコーンを食べながら歩いていて、トンビに奪われたことがあるそうです。スーツ姿のおじさんがそんなことになって、周りの人に笑われて恥ずかしかったとか。私も見たかった。そして大笑いしたかったです。
    私は、古軍手を丸めたものをオモチャに先代犬と「取ってこい」遊びをしていたら、トンビに奪われたことがあります。放物線を描く軍手の落下地点へ突進する犬よりすごい急降下、空中キャッチでした。何が起こったのかすぐには分からず、古軍手を掴んで飛び去って行くトンビを呆然と見送りました。

    鎌倉から一山越えた別の市に住んでいます。鎌倉は最近はいつでも混んでいますね。素敵な街に住むのは大変だなーと思います。

  • やりましたね❗
    さすがです 大爆笑しました
    長男が子供の頃 カラスに襲撃されておにぎり奪われ
    子供は号泣 親は呆然 したのを思い出しました
    それ以来 外での食事は細心の注意をします
    そちらは暑い季節突入ですね 体調気をつけて☺️
    私は北国まだ涼しいです

  • 嬉しいです☺️⤴️☺️⤴️

    これこれ❗️
    この感性❗️
    このリズム

    毎日の楽しみが戻ってきて
    ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

  • りっつんさんはじめまして。
    仕事の合間にトンビとの攻防戦よんでニヤニヤしてしまいました。
    私もブログはじめてみようかなー(*‘∀‘)

  • 祝!りっつんブログ再開・・嬉しいな〜 ♪
    それにしてもトンビに負けずカレーパンを守ったりっつんさん…やっぱり凄いな〜
    うふふ・・流石です! ポットは尊敬いたします。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。