義母から電話がかかってきました。深刻な声。
今度はなんだ?
鎌倉の山の上で1人で暮らしている老婆の生き方は、とても真似ができないことです。
しかし、その生き方にはかなり問題がありまして「1人で暮らさざるをえない」というのが、正しい表現なのです。
義母は誰とも交われないのです。
義母がいい人とか悪い人とか、周りが悪人だらけということではないのです。無理なのです。
嫁のわたしなんぞは、ずっと敵!
現在、味方がゼロになっているので「味方」扱いされているだけです。
今でも、いつ「敵」に転落するか、分かったものではありません(笑)
さて、今回のバトルの矛先は娘夫婦。やれやれなことです。
娘夫婦(わたしから見れば義理の妹夫婦)とは夫の死後、絶縁状態なので今回のバトルの真実は分かりません。
「実の娘にこんなことをされるなんて!」と義母は吠えています。娘夫婦は極悪人ようです。
義母には常に戦う「敵」が必要なのです。
「自分はこんな正しく生きているのに、どうして、こんな目に遭わなくてはいけないの?」というのが、義母の言い分。
何も知らない人が母の話を聞いたら「ボケているのよ」と言うかもしれせん。しかし、ボケているわけでけではないのです。
なぜなら、わたしが嫁いだ時の義母と今の義母は、まったく同じ思考傾向だからです。昔から、あんなもん。まったく同じ。
「ふんふん」と電話で義母の話を聞いているだけで、否定することもありませんし、もう、心の中に波が立つこともありません。
義母がわたしの心をかき乱すことは、できなくなりました。これが40年での変化と言えば変化でしょうか。
それにしても、義母は見事に変化していないのです。
義母を見ていると、いつも思います。時間が人を成熟させるわけではないと。
外側からの要因だけでは人は変わらない。変わるのは姿だけなんだということです。
昨日と同じ今日を過ごして、
それを何年続けても、
それだけで人は成熟するわけではない。
こんなことを教えてくれます。
もし時間が人を成熟させるのであれば、世の中はもっと美しいかもしれません。
それなら、どうすれば、人は成熟できるのか?
そんなことを考えてしまいます。
時間をうまく使わなければいけないのです。
人生は短い。30年であろうと、80年であろうと、あんがい同じボリュームしかないのかもしれません。
うまく言えなんだけど、いつでもアッという間というのが実感なのではないでしょうか。
だから、お坊さんは修行をし荒行に挑むのかもしれません。普通ではない時間を過ごすために。
「ぼーっと生きてんじゃねえよ!」ですね(笑)
思えば、わたしだってそんなに変わってはいないのです。ずっと、こんな調子で生きてきたような気がします。
大人になって、生きのびるテクニックだけは身についたかもしれないけれど、心持ちは変わっていないのです。
ちなみに、義母はお寺の娘です(笑)
ブログ村の「ライフスタイルブログ」のランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます♪
りっつんさん、こんにちは。
先日の水仙の例え、本当は失礼だったかなと反省もしています。
もしかしたら、あまり好きではない花だったかもしれないし
その人のことをよく知らないで、花に例えるのも失礼ですね。
でも、私は、ブログを通じて知る限りのりっつんさんは、一人でも
凛として咲く花に思えたので、それは水仙でなくてもよかったのです。
話は変わりますが、私は、この義母様、ある意味尊敬致します。
でも、まったく私とは違いますが。
なぜ生きるという問いに、この義母様がなんと答えるかお聞きしたい
ところです。
しばふねさん
おはようございます。
お花に例えられて嬉しくない女性はいないですよ。
わたしは水仙が大好きです。なのでとてもうれしかったですヾ(@⌒ー⌒@)ノ
雪をかぶってもきれいでした。
春の花は可憐なものが多くて、いいですよね。
これからの季節は本当に楽しみです。
義母さまですが・・・大変なことになってます(笑)
記事にして残しておきたいと思っていますが・・・。
どうなることやらです。
生きるってなんだろうと本当に考えてしまいます。
りっつんさんはじめまして。両学長のYouTubeから来て以来のファンです。鎌倉の方がうちの義母96歳問題と似通っているので思わずコメントしました。わたしもブログを書いていますが、どうも義母のことを美化し過ぎているようです(笑)りっつんさんも嵐に巻き込まれた感じでしょうが、どうにか乗り越えて面白ネタに変えてくれると思っています。人間は時間が成熟させてくれるものではないんですよね(泣)
心穏やかな日々が戻ってきますように。
Mintgreenさん
はじめまして!
コメント、ありがとうございます。
鎌倉系の方がほかにもいるのですか(笑)
いま、わたしは義母にとって最大の悪人となっております。
どんな悪人なのか、詳細を聞いてみたいのですが、息子は語ってくれません。
口に出すのも、おぞましい内容らしいです(笑)
とこまで妄想が広がっていくのか、興味あります。
笑い飛ばしながら、立ち向かうことにしました!
幸せな老後でないことは、確かすぎるほど確かです。
心穏やかな日々、取り戻します!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ