昼過ぎて、ひとり電車に乗り、ぶらりと歩く小雨の町。

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午前中に仕事をしていたら、なんか、お尻がムズムズしてきました。

座っていたくな〜い。どこかに行きたいムズムズ感。

原因は、仕事。

やってもやっても終わらない・・・。まだ、ある・・・のね。まだ、ある・・・のね。ボリュームのあるものを抱えると、こんなことが起きる。本当に終わらない。なんか、同じところをぐるぐる回っている錯覚に陥る_| ̄|○

家の中で仕事をしていると、仕事から目を背けることにも限界があります。だって、やっぱり見えるんだもの。これが在宅仕事の厄介なところ。

ついに「えいやっ!」とパソコンを閉じて、布バックにsuicaとkindleとスマホを放り込んで、ささっと家を出ました。

電車に乗ってkindleを開くと、すご〜く集中できる。kindleのおかげで電車で再び本が読めるようになり、こんな楽しみ方が再びできるようになりました。実にありがたいことです。

開いた本は橋本治さんの「いつまでも若いと思うなよ」です。挑戦的でいいタイトルです。

ちゃんと年をとるのは難しいのねえ。頭の中は自分に対する誤解でいっぱいだ(笑)

少し電車に揺られて、下車した町でホッと一息。仕事が見えない安心感。逃げ切った!これで本が読める。

少しお腹がすいたので、ホッとドック(笑) suica決済できる店を選んで入っています。

ここで「いつまでも若いと思うなよ」の続きを読んで・・・。終わりが見えてきたので、本を閉じました。わたしは最後まで読みきらず帰りの車内読書分だけ残しておくことにしています。

思いついてぶらぶらと2駅ほどウォーキングすることに。この辺もわたしの散歩道といえば、散歩道かもしれない。

わたしは田舎も好きだけど、都会の風景も好き。どちらも楽しめるなんて、なんて贅沢な所に住んでいるのでしょう。

都会の1駅はせいぜい2キロというところでしょうか。2駅歩いても5キロも歩いてはいませんね。曇りの日は歩くのには最適。暑くもなく、寒くもなく、歩くことが 楽しめます。

人が集まりがちな場所を避けて、とにかくわたしは歩く。この足だけが頼り。だから必然的にたくましい、立派な足です(笑)

わたしは車を運転しません。夫も運転しませんでした。わたしは運転免許そのものを持っていませんので、ずっと車のない暮らしをしてきました。だから息子たちも歩くのは得意です。

「ブログ仲間のきらきら星さんもそうだったんですねえ〜」と、コーヒーを飲みながら、スマホでブログを読ませていただきました。

きらきら星さんもブログを始めて半年以上が経ちました。もう初心者ではありませんね。いつも京都の暮らしを楽しませてもらっています。

そんなこんなで本を1冊読みきって帰宅しました。気分は晴れました。あと少し、頑張ろう。

「いつまでも若いと思うなよ」は、これから年寄りになっていく身には、示唆に富んだ本です。橋本節はちょっとクドいけど、嫌いではないです。橋本さんも、もうこの世にはいない・・・・涙。


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。