先日のこと。道で声を掛けられました。
久しぶり!・・って誰?
「久しぶり~!」
ん?どう見ても知らない人。わたしを別の人と間違ってない?
「〇〇(わたしの苗字)さんだよね。まったく変わってないから、すぐ分かったわ~」と言うのですが・・・
わたしには、あなたが誰だか分からない。さっぱり分からない。見覚えのない顔だ。
「ん?ん?」と不思議な顔で答えると、
「〇〇ですよ。ほら集金してたでしょ。」
集金?何の集金だ?新聞かしら。新聞はいつの間にか口座振替になってるけど。
「まだミュージカルに行ってるの?」
と、ここで、この人、本当にわたし知ってるんだとの確信だけは持てた。新手の詐欺ではなさそうだ。あとはごまかし続けるだけだ。話をそっちに持って行けば何とかなる。この場をしのごう。
「最近はあまり行ってないね。宗旨替えしたからね」
わたしがミュージカルから山下達郎さんに宗旨替えしたのは7年ほど前だ。つまりそれ以前の知り合いということだ。と、頭の中ではメモリー部分が記憶の取り出しにかかっている。しかし、懸命に思い出そうとするのだけど、どうしても思い出せない。
本当に思い出せない。情けない頭だ。何しろこの10年は本当に目まぐるしかった。わたしの頭の中をいろんな人が出たり入ったりしていた。上書き保存されてないと、呼び出しは不可能かもしれない。
とはいえ、そんなに思い出せないのは、変だ。あまりに変じゃないか?まさか、本当にボケたのか?
60歳を超えると見え方の差は20歳
いつぞや、え~こちゃんが言ってたっけ。
「60歳を過ぎると、10歳若く見える人と10歳老けて見える人がいる」
つまり20歳くらい違ってしまうという。え~こちゃんは同窓会で実感したらしい。なるほど。もしかすると彼女は高速で老けてしまったのだろうか。
以前に会った時から20歳も老けたとすると、わたしには分からないかもしれない。
彼女はいったい誰?(笑)
親密な付き合いではなかったことは確か・・・だと思うんだけど。
ま、実生活にはなんの支障もなさそうなので、あしたには、きっと忘れてしまうだろうね。
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