声が聞こえる・・・。ああ、どこからともなく、声が・・・。

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ものすごくいい天気。ああ、すがすがしい。窓越しに見える一点の曇りもない青い空。こんな日にはピクニックにでも行こうかな。

そう思っていたら・・・どこからともなく・・・声が・・・。

 

声が聞こえる

「机に向かってキーボードをたたいている場合じゃないだろ」

誰? あなたは誰?

「だからさ、窓が曇ってるんだよ」

先月、外壁の塗装をするときに、窓も洗ってくれたわ。

「ところどころ、相当にくすんでる」

わたしはそれでもかまわないの。くもりは嫌いじゃない。

「立ち上がれよ~」

えっ、トート閣下?

※『エリザベート』の死の帝王。皇太子ルドルフをけしかける時に「立ち上がれよ~」と歌う。

「違う。わたしは窓の妖精」

なんか音楽でも聞くかな。ここで、歌、入りま~す。

 

演技は続く

こんなアホな空想的会話を続けても、窓はけっしてきれいにはならない。窓を拭くために、布を切ったんじゃなかったのか、りっつん!

そうなんだよねえ。どうして、こんなに窓掃除が嫌いなのか、自分でもわからない。

そのほかの事はほぼ完ぺき☆なのに、どうして窓掃除がダメなんだろう。

※ あくまでも個人の感想によるものです。

やりますよ、やればいいんでしょ。肩を使いたくないのよね。ふう~。まずは1枚。

1枚~

2枚~

3枚~

頭の中では磨き終わっていく。

こうしてわたしが再婚相手に望む条件がまた増えた。これで条件は12個だ。いや、これで13個か。

増えたポイントは「窓を磨くのが好きな男性」だ。

ああ、条件ばかりが増えて、わたしの再婚はますます遠のくのだろう。わたしはこのブログを「りっつん愛のブログ」に変えて熟年のみなさんに可能性と希望を与えたいと思ってはいるのだけど、どうにも大きな壁ばかりが立ちはだかる。

11月中に窓掃除を終わらせたいけれど、30部屋もあるからねえ・・・。終わらない予感がいたします。

 

演技⇒実務

それでも、昼前に、ついに立ち上がった!

よし、リビングの3か所の窓6枚を磨くぞ。

しかし、またたく間に萎える。2枚はえらくでかい窓だ。220センチもある。┐(´~`)┌

「なんでこんなに窓の多い部屋にしたんだよっ!」と、いつも恨みがましく思う。窓が多いと、家具の配置も難しい。今更言っても始まらないけど。毎年、言ってるし。

~小一時間経過~

窓とサッシの桟の掃除は終了。疲れる。肩の上下運動は本当に嫌いだ。

さて、証拠は、こちら。窓は磨きすぎて、きれいすぎて、透き通っていて、写真には映りません!

なので、証拠は使い捨てるつもりで切った布。「あと数回は使えるね!」と、つい洗って、干してしまいました。水がもったいない。資源として、布を大事にするのか、水を大事にするのか、悩むわ~。

だらり~ん。だらり~ん。君たちは窓磨きの証拠品。だらり~ん。だらり~ん。

 

ストーブと猫の距離から寒さを図る

現在、ストーブと猫の距離は、こんなもん。まだそんなに空気は冷たくないようです。

ぐにゃりとした、このどでかい態度が好き。いったい、この猫、いつまで生きるつもりなんでしょうね。わたしの食費を食いつぶしている猫の年齢は18歳と半。

腎臓が悪かったんじゃないのか?普通の猫の三分の一しか機能していないので、10歳まではとても無理という診断を受けてから12年。余命診断など、猫でさえもあてにはならぬ。

ん?

はいはい。了解しましたよ。ヽ(^。^)ノ


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。