【50年前の事件簿】”1日婦警さん”に変身の巻

9月21日(水)から30日(金)までの10日間は秋の交通安全週間。

いつもならまったく気にしないイベント。

だけど、今年はなぜかこのニュースが目について・・・。

そして、ふと、思い出してしまいました。

高校生だった50年前に、交通安全週間に1日婦警さんをやったことを。

 

パトカーに乗せられて

あれは、(たぶん)高校2年の時のこと。

生徒指導の担当の先生に、土曜日の午後に警察暑での交通安全週間のイベントがあるので、参加してくれと言われたのでした。

断れる雰囲気などあるわけもなく、当然の成り行きとしてお引き受け。

そしてやってきた、本番の土曜日の午後。

当時は土曜日にも授業がありました。授業を終えてお弁当を食べて、集合場所に行ってみると、生徒が2人待っていました。

それが、誰だったのか、まったく記憶にありません。たぶん違う学年だったのかもしれません。

それではと校舎を出ると、駐車場には1台のパトカーが待機中。

ま、まさか、パトカーに乗るの!?:(;゙゚’ω゚’):

振り向いてみると、校舎の窓からは、みんなが見物しています。

「何をやったのかしら」

そんなささやき声が聞こえてきそうな雰囲気。

悪いことなど、していない!

MJK(無実な女子高生)を乗せたパトカーは校門を出て、一路警察署へと向かいました。

実は歩いても10分もかからない位置関係。

歩いても行けたのにも、わさわざお迎えゴクローさまです。

パトカーに乗ったのは、あれが最初で、最後になる予定。

それにしても・・・あれから50年とは(笑)

 

町の真ん中で交通整理

警察署にもちろん足を踏み入れたことなどなかったから、どんな顔をして入っていったんだろう。こわばった顔だったのか、興味しんしんの顔だったのか。

無言でお巡りさんの後をついていくと、連れていかれたのは、ロッカールームでした。

そして、そこで婦警さんから渡されたのは、婦警さんの制服でした。

ええっ!コスプレ?

当時、コスプレなんて言葉はなかったけれど「このサイズで大丈夫かな」と言われた記憶だけがある。たぶんMサイズだったと思うけど(笑)

そして、帽子を被せられ、再びのパトカー乗車。

どこへ行くんだ、MJK!

降ろされたのは、交通量が多い交差点。

仙台では、たぶん、一番に有名な交差点。

二番町通りとアーケードの交差するところ。七夕の映像なんかで必ず映る、あそこの交差点。

そして、箱の上に立たされました。

そして、そこで、交通整理のパフォーマンス開始。

ちゃんとホイッスルも吹きました。そして手旗信号のまねをしました。

どこかでやり方の指導を受けたのでしょうが、記憶にあらず。

ピッピッピっ。車よ止まれ!

ウブな高校2年生だから、言われたとおりにやったんだと思うけど(笑)

 

ニュースに出た

さらに驚きは続きました。

民放のテレビ局が同行していたのです。

そして、わたしの怪し気な交通整理映像が夕方のニュースで映し出されてしまったのでした。

何も知らずに見ていた親戚から何本か電話がかかってきて、ちょいとした騒ぎになりました。

警察からは、お礼に何かもらったのかなあ。記念になんかもらった気もするけれど、もちろん物も記憶も残ってはいません。

そんな交通安全週間の出来事を、なぜか50年も過ぎて、突然思い出しました。

そして、母方のじいちゃんのことを思い出しました。

じいちゃんにとって、わたしはたった1人の孫です。

祖父は、わたしが1歳の誕生日を迎えて10日後に、酔っ払い運転のトラックの犠牲になりました。64年前の田舎町で、最初の交通事故死者となりました。

なんか、言いたかったのかな(笑)

じいちゃんの中では、わたしは永遠の1歳児。

大丈夫、車には気をつけるから。夜には出歩かないからね。

祖母のゆかたで作った、ふろ上がり着。着ては祖母を懐かしむ。

2017年7月14日

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ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。