友だちの夢を見て、出会った友人たちの顔を思い浮かべる

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昨晩は久しぶりに夢を見ました。

ここのところ、よく眠れているので、夢を見ることはなかったのだけど、昨晩は眠りが浅かったらしく、いくつかの夢が登場しました。

その中のひとつが友人の夢でした。

 

高校時代の友人

友人は高校3年生の時のクラスメート。

高校時代は仲良しというわけでもなかったのだけど、わたしが関東に住むようになってから近所に住んでいることが分かり、付き合いが始まりました。

当時、まだ30歳手前。お互いに2人目の子どもが生まれたばかり。

上の子ども2人も同学年。違うのは、うちは男の子が2人で、あちらは女の子が2人ということ。

子どもたちはすぐに仲良しになりました。

そんなことから、子どもたちを交えての交流が始まったのでした。

幼い4人の子どもたちを連れて、”マクドナルド”には、本当によく行きました。

夫が病気になり、わたしたち家族がホスピスで過ごしていた時、毎日わたしたちの様子を見に来てくれたのが彼女でした。

2時間もかけて、毎日、通ってくれました。

最後に夫が食べたがったスイカを探してきてくれたのも彼女、そして夫の葬儀のとき、陰で支えてくれたのも彼女でした。

若いときに支店長秘書という仕事をしていたという経験があるので、実務に長けていて、頼れる人でした。

しかも決して表には出てこないという控えめで、目立たず、速やかに品の良い仕事のできる人でした。

子どもたちが大学生になるころまで、家族がらみで親しくしていましたが、それが、いつの頃からか、疎遠になりました。

少しずつ、違う道を歩くようになってしまったのでしょう。忙しさにかまけて、連絡が間遠になってしまいました。

かれこれ20年。

そんな彼女が夢に出てきて、元気そうに笑っていたのです。

どうしているかなあ。何しているかなあ。

朝からぼんやりと彼女のことを考えています。

 

のりこさんの命日

その友人を思っていたら、通りすぎていった幾人もの友の顔が浮かんできました。

「意識して繋いでいかないと、縁は切れてしまう」

こんなことを言っていたのは、数年前に亡くなったのりこさんです。

そういえば、もうすぐのりこさんの命日です。

のりこさんはおいしいものを見つけるのが得意だったので、毎年バレンタインデーには、センスのいいチョコレートを送ってくれました。

「こうでもしないと、お互い、忘れてしまうから」

そう言って友との縁のメンテナンスに熱心だったのりこさん。

いいヤツだったなあ。

繋がる人とは、必ず繋がる。

切れても、繋がるときには、また繋がる。

長い目で見たら、実は切れていた時間の方が短いということになるかもしれない。

そんなことも、最後まで歩いてみないと分からないこと。

夢に出てきた友人とは、またどこかで繋がるような確信があります。

友が逝った。ふわりと逝ってしまった。

2018年5月19日

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4 件のコメント

  • こんにちは最近りっつんブログ拝見させて頂いていた者です。この記事の友人の言葉に刺さりました。「意識して繋いでいないと縁はきれてしまう」その通りだな、日常に流されていてはダメだなと思いました。気付きをもらえて嬉しかったです。これからも拝見させていただきます

    • ふみまるさん

      こんばんは♡

      コメント、ありがとうございます。
      人間関係にはメンテナンスが必要なのです。
      繋がりたいという思いを、
      大事にしていきたいと思っています。

  • タイムリー、なんて言ったら申し訳ないかな?

    この頃、友達について考えることがあり、ここに飛んで来たらタイムリーだったのです。

    難しいですね。長い人生。会者定離。何度も繰り返して、その都度反省して自分を責めて、いつしか
    それも忘れて。
    口から出るのは、嫌だ嫌だ、人間関係なんて真っ平。
    でも、それが結論じゃなくて、また誰かと出会ってる。死ぬまでの繰り返し。

    うまく言えないけど、今の私の気持ちです。

    • しばふねさん

      こんばんは♡

      しばふねさんとは、よくシンクロしますよね。
      こういうコメントをいただくと、なぜかうれしいです。

      人はどこかで誰かと繋がらずにはいられないのでしょう。
      出会って、別れて、反省したり、後悔したり。
      そうして出来上がった結果が今の人間関係。
      それも永遠ではなく、一時的なもの。
      すべては動いているということでしょうか。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。