【冬の仕事】過去のわたしが処分できなかったものを処分!

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立春を過ぎたとたん、春の気配を感じることが多くなりました。雪は降れども、1日も残らずでした。

「年寄りの達者、春の雪」と母が言っていたのを思い出しました。

元気だと思っていた年寄りは、春の雪のように、あっけなく消えるということらしいですが。

日が長くなったなあということも、毎日、感じています。

朝は6時半にもなれば、ほんののりと明るくなっているし、夕方は5時半くらいでも、まだうっすら明るい。

夕方4時半には真っ暗になっていた時期を思うと、なんだか得した気分にもなります。

毎年秋から冬にかけては、わたしにとっては片付けのシーズンで、毎年何かしら処分をしていますが、この冬は、盛大な処分をしました。

その結果、いま、とってもすっきりしています。生き返ったような、生まれ変わったような、そんな気分です。

よき春を迎えられそうな、予感がします。

 

あれもこれも処分

使われなくなって久しい、2階の1部屋。

引っ越してきた当初は、わたしの部屋でしたが、その後、長男の部屋となり、長い間納戸となっていました。

いろんなものが放り込まれ、我が家の暗室と化していきました。

今年は変身させようと一念発起。なぜかそんな気分になったのでした。

これで、最後だ!

そんな決意で臨みました。

【この冬に処分したもの】

  • 大型の本棚
  • 古いソファ3つ
  • 大型スーツケース
  • 食器類箱に2つ
  • ダンボールに保管してあった思い出の品
  • 扇風機(首が上を向かなくなったので)
  • ファンヒーター(頻繁に止まるようになったので)

一体、なんのためにとっておいたのやら┐(´~`)┌

処分というものは“その時が来ないとできないもの”だと実感します。

やっと、その時がきたのです。

過去のわたしから、判断を丸投げされていたものたちを再確認してみると、必要なものは、何もなし。まだ使えるものばかりだけど、積極的に使いたいとは思わないものばかり。だからこそ、ここにあったのだけど(笑)

ただ、なんとなく名残惜しかっただけ?

一戸建てにはマジックがあります。

そりなりに、保管できてしまうというマジック。

捨てるという心痛める判断から、できるだけ逃れたかったのか?

見て見ぬふりの呪文を唱えて、放置状態は長く続いてしまいました。

 

思い出にも賞味期限はある

今回、押し入れの奥から、思い出の箱が7箱も出てきました。

息子たちの名前の書かれた箱が4つ。夫の名前のものが1つ。わたしの箱が2つ。

持ち上げるのによっこらしょの箱の中には、どんな懐かしい貴重なものが入っているのかしら。

浦島タロ子、ワクワクしながら箱を開けました。

すると、ほこりという名の白いケムリが、立ちのぼる。

そしてびっくりする。

現金100万円!💴

そんな、わけはない。

中には息子たちの絵とか作文とか成績表とか、1円にもならぬものばかりが、ぎっしりと詰め込まれていました。

こんなものまで!?

幼稚園の名札が出てきたときには、失神しそうになりながら、息子たちの愛らしかった顔を思い出して、切なくなりました。

中年オヤジの名札など、ただのゴミ。

あの時間を留めたかったのでしょうか。

こんな箱をいつ作ったのか、記憶は定かではありませんが、箱の老化具合から察すると20年くらい前なのかなあ。

過去のわたしは、年をとったら、きっと過去を懐かしく振り返るのだろうと思って残したのでしょう。

そのときは、それで納得したのでしょう。

渡されたバトン、ちゃんと受けましたよ。

めくるのも、見るのもめんどくさくなって、捨てる用意を始めました。紙類は縛って出す決まりです。

未来のわたし、任務終了!( ̄^ ̄)ゞ

 

一番大事なのは時間

自分の時間に限りを感じます。

だから、いまのわたしは、未来のわたしを、あまり当てにはしたくない。

そうは言っても、まだ生きているので、心も状態も変化して行きます。

なにをどう考えるか、分からない。きっと、増えていくものもあるはず。

現にレゴは1万ピースを、余裕で超えているし、今後も増える予定だし(笑)

そっか!

片付けたことで、レゴという新しい世界がやってきたのかもしれません。

まさかこんなものがというようなことも、やってくるのがこの世のスパイス。

“手放してこそ、次なるものが握れる”

10年後のわたし、何を片付けているのかなあ。


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経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

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2 件のコメント

  • りっつんさん いつも片付けネタ 私の背中をしっかり押していただいています。ありがとうございます。
    さて、娘の部屋のリフォームは予定とおり1月に終わりすっきりした寝室になりました。
    さっそく娘の好みの机と椅子を買って少しずつ調えています。
    お掃除しやすい部屋になり、毎日運動のかわりにお掃除しています。(*^o^*)
    捨て活をして学んだことは、りっつんさんがおっしゃるとおり「処分というものは“その時が来ないとできないもの”」でした。処分する前に見直して大半の物は捨てましたが、見直しする時間が私には必要でした。そして見直したらあっさりと捨てることができました。人は、思い出のあるものはいらなくなってもすぐに捨てることはできないと学びました。捨てようと思うようになるまで時間が必要です。
    寒さで体が動かない日々ですが、これから暖かくなりそうですので、思い出に味わいながら捨て活再開しようと思います。

    • TOMOさん

      こんばんは!

      片付けが進んだようで何よりです。

      時はくるのですよ、必ず。
      自分が手に入れたものは、
      時間がかかっても自分で始末をつける。
      これがわたしのポリシーです。
      なので、いまは、手に入れる前に、
      始末する手間を考えるようになりました。

      レゴは始末が簡単なのもいいところです(笑)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。