なぜか泣きたくなったのは、夕暮れ時マジックのせい?

この1週間、ずーっと曇っていました。曇ってるだけじゃなく、雨もポツポツ。

気温も低くて、季節はすっかり逆戻りしてしまいました。

湿気のせいなのか、なんだか気持ちもジメジメしがちな日々でした。

昨日は夕方になって、久しぶりに夕焼けが発生。

おおっ!

カメラを持って外に出て、シャッターを押していたら、何か泣きたい気持ちになっている自分に気づいてびっくりしました。

涙とは、ほぼ無縁の女なのに!

これぞ、まさしく、夕暮れマジック。

 

一瞬の夕暮れ

この夕暮れ、本当に一瞬でした。

雲を赤く照らす光。

雲が薄くなった一瞬の出来事でした。

それほどの華やかさはなかったけれど、何か心に響く夕景でした。

あの人も、あの人も、見ているかしら。

なぜだか『夕暮れ時は淋しそう』って、若い頃に聞いた歌のタイトルを思い出しました。

夕景の中に立っていたら、むしょうに誰かに会いたくなってしまいました。

とりわけ寂しいわけじゃない。

寂しいなんていう感情は、時の駅のベンチに花柄の風呂敷に包んでポンと置いてきたはず。

だから、こうして感じるヒリヒリとした気持ちは、寂しさとは違います、たぶん。

1人で時間を過ごせないわけでもないのです。でも・・・。

「ねえ、この夕景、一緒に見たい人は誰?」

そう、自分に、聞いてみる。

そんな自分にも、めんどくさがらずに付き合ってあげたいから。

 

のり子さんを思う

一瞬の夕焼けを見た後で、小さなおかずをいくつか作っていたら、3年前に逝ったのり子さんを思い出しました。

あの人は、家事に長けた人で、本当にきれい好きだったなあ。

料理はもちろん上手だったけれど、なにより、家の中はどこも隅々まで片付いていていつもスッキリしていた。彼女の性格そのものの部屋。

だけど、そんなきれいな家が汚れることを気にすることはなく、いつも子たちを思う存分遊ばせてくれました。

片付けることを楽しんでいたようでした。

印象に残っているのは、料理に使ったキッチンが、食べる前にはちゃんと片付いていたこと。

料理を作りながら、道具はその都度片付けて、テーブルにご飯が並ぶときには、キッチンは何事もなかったようになっていて。

作りながら、てきぱきと片付けていく無駄のない動きは、まさに職人の動き。

「きれいにしとけば、気持ちよく食べられる!」

そんなことを、笑いながらよく言ってたっけ。

家事能力が高かったのり子さんならではのルールを、なぜか、昨日は、思い出して、まねっこしました。

ご飯の前には、流し台の中が、いつも以上にきれいになっていました。

親から教えられたのではなく、友に教えられた家事のイロハ。

これも遺伝の1つに認定することにいたします。

 

友の訃報

親世代ではなく、同世代の訃報を聞くことも増えてきました。

ひとり、またひとり。

とても明るかった友が、先週、また1人逝ってしまいました。

彼女の笑顔だけが思い出されてきます。彼女の作るパウンドケーキ、もう一度食べたかったなあ。

年末には、小学校時代の一番の友人が亡くなっていたことを知りました。数年前に亡くなっていました。

もう一度会うつもりでいたけれど、会えるつもりでいたけれど、それは永遠に叶わぬ願いになってしまいました。

ぜひ、聞いておきたかったことがあったのに。

そう思うと、いろんな人の記憶が蘇ってきます。

あの人とか、あの人とか、あの人とか、どうしてるかなあ。

友が逝った。ふわりと逝ってしまった。

2018年5月19日

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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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4 件のコメント

  • 不謹慎なコメントになりそうで、最初に断っておきますね。
    政府が、一生懸命号令掛けて、100歳だ、2,000万だ、定年延長だって、今更ながら高齢者を煽っています。
    嫌なこったって言えたらどんなにいいか。
    言えない現実とおさらばしたいのです。もういいかなって感じ。
    みんなも、いつまで働くのって思っているよね、って確認したいけど、確認できない。
    だって、働かざるを得ないから。生きてる限りは。経済的な余裕がないのです。
    でも、身体のあちこちが悪くなってきて、意欲低下。
    誰とも話したくない。話せば、心配してくれるのはわかっているから。
    すべてのことから解放されたい。

    • しばふねさん

      こんばんは。

      100歳だとか、2000万円だとか、
      なんであんなに煽るんでしょうね。
      もう煽られたくないですよね。
      ほっといてくれ!って感じ。
      平均とか、普通とか、それも何って思うし。

      それぞれ、独自の路線を歩くしかないのでしょうね。

  • りっつんさん!こんばんは。りっつんさんの夕焼けの写真を見ていると、壮大な音楽が聞こえてきそうです。太陽が沈む前の静かなひとときを人生に重ね合わせたら、生きてきた道のりを思い返すような
    時間なのでしょうかね。 自分の人生が終わる時はどんな夕焼けなのかなあ?私も寂しいわけじゃないのにひりひりすることがあります。自分の感情も説明できるものばかりではないですよね~

    • しおさん

      こんばんは。

      ヒリヒリなんですよね。
      この感覚、わかる人にはわかるんだけど、
      伝わりづらいんですよね。

      自分でありながら、どこか未知の物体なんです(笑)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。