2020年大晦日の前日。静かに雨の音がする。

起きたときには青空が見えていたのに、ポツリポツリと雨の音がしています。

雨音が強くなることもなく、とても静かな朝です。

昨日の夜に友人からメールが届きました。

「生きてきた中で一番メリハリのない1年。季節感がないのに時間だけがすぎていく違和感を覚えた」

こんなことが書かれてありました。

いまなお現役で責任ある仕事をこなしながら、とても忙しく生きている友人。今まで経験したことのない異常事態の今年。刻々と変化する状況に振り回され続けた1年に、季節を感じる余裕もなく、そんな感慨を覚えたのでしょう。

メールが届くと、元気で暮らしていることが分かって本当にホッとします。過ごしてきた時代を共有できる、とても大切な友人。

確かに、今年は春も夏も秋も風物詩みたいなものがなかったので、ただ暑くなって、涼しくなって、寒くなったというだけで、季節を存分に味わうことはできませんでした。

いや・・・実はそうでもないかな(笑)

もともと家が大好きなので、実はそれほどの苦痛を感じることもなかったというのが正直なところ。

わたしにとってはテレビから感じる季節感がなかっただけ。花火大会の様子とか帰省ラッシュの様子とか、そんなことで季節を感じた気分を味わっていたようです。

わたし自身は電車に乗らずとも、特別に窮屈な感じを抱くこともなく。この町にあるもので、十分に間に合わせて暮らすことができました。

今まであんなに出かけていたのは、なんだったんだ?ほとんど不要不急の外出?(笑)

家のまわりを歩くだけで、季節はたっぷりと降り注いでくれました。春の河原も、夏の夕暮れも、秋の落ち葉も、みんなそれぞれに風情を持っていました。

桜と菜の花のコラボレーションは、何度見てもほのぼのとします。春の訪れが待ち遠しくなります。

夏の夕暮れには、暑い1日を生き延びた充実感みたいなものがあるかもね。

散る前の銀杏。日に照らされて、キラキラしている銀杏の葉っぱに、ふと涙が出そうになったことを思い出します。

人と会う機会が減った、減ったとテレビは騒いでいるけれど、もともと人とのつき合いがまめではないので、以前とそれほどの違いもありません。

相変わらずの1人ぼちぼち(笑)

つまり、社会の状況とあまり関わらずに生きているってことが、はっきりと分かったということかもしれません。

今年も淡々と進んだ時間。しかも、あっという間に。つい最近まで夏の暑さにフーフー言ってたのになあ。

今年起きたこといいことも悪いことも、みんな、遠くに見えます。

いま、ここにいるということだけが、事実。

目覚めたら、息をしていたので、生きているってだけ。

起きてくる出来事を冷静にさらりとかわしながら、それに伴って沸き起こる感情にもあまりとらわれることなく、さらりと流して、淡々と歩こう。

そんなことを思っています。


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

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4 件のコメント

  • 家の周りを歩くだけで、季節は充分に降り注ぎ、などそうそう同感!と感じる事ばかりでした。  

    冷静に、静かに、でも心豊かにりっつんさんも私も今日を生きている。

    りっつんさんのブログに出会えて良き一年でした。

    • 清少納言さん

      おはようございます。

      よく見渡せば、わたしがいるからこの世界があるんですね。
      世界の中にわたしがいるのではなくて。
      うまくいえないけれど、そんな感じがしています。

      来年もよろしく!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • りっつんさん こんにちは

    仕事を辞めて半年以上になるんですけど、いまだ
    に寂しいだろう、退屈だろう、毎日何をしている
    のかと、私の不満を期待して連絡してくる人達が
    います。
    マウントを取りたいのでしょうか。
    皆今も働いている人です。もともと家にいる人は
    そんなことは言いません。

    仕事を辞めて寂しかったのは初めの頃だけ。
    本を読んだり、りっつんさんのブログを参考にし
    て、残りの人生を楽しもうとしているんです。
    それさえも負け惜しみに受け取る人がいますが。

    さらりと流して、淡々と歩こうと思いたいけど、
    時に人の嫌な面が見えて、立ち止まってしまうこ
    とがあります。

    • 相棒さん

      おはようございます。

      「時には人の嫌な面が見えて、立ち止まってしまう」
      わたしもそうです。みんな同じですよ。
      感情は誰にでもあるのですから。
      どうすれば自分の感情をうまくコントロールできるのか。

      年が明けたら、少し掘り下げて書いてみたいと思っています。

      来年もよろしく!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    りっつん

    1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。