記憶に残らない記憶が人の基礎を作るのかも?

ここ毎日書き続けていますが、

暑い!

しかし、わたしは関東亜熱帯体質に完全に移行したらしく、35度まではお出かけ可能です。

 

たっくんと梨

数日前、たっくんがやってきました。ヨチヨチ歩きのたっくん。最初にわたしを見たときには泣きました。

やはり1ヶ月前の記憶は消えていたみたい。

でも、昼ごはんになり、テーブルに着いて、どうも思い出したらしい。

うまいもん、くれる人

ニコニコとわたしの顔を見るたっくん。

「思い出したよ」と言っているようでした。

今回は食後に梨をすりおろして、出したところ、目をまん丸くして、食べてくれました。おいしいものに出会うと、本当に目をまん丸くするのですよ。

暑いさなかの梨。本当においしいです。1歳児にはまだ固いかなと思ったので、すりおろしました。食べやすくしたことも婆点アップにつながったようです。

それ以降、わたしの姿を追うようになったのですから。えへへ。

孫を釣るなら、まず食べ物。

梨といえば、昔、夫が生きていたころ。我が家の夏休みの定番行事は泊りがけのディスニーランド。

オフィシャルホテルでのバイキングのランチで、たっくんパパはただひたすら梨のシャーベットを食べていましたけっけ。

夫が「肉とかパンとか食べなさい」と言っても、ただひたすら梨のシャーベット(笑)

そんなことを思い出しました。懐かしいです。

そうそう。たっくん、我が家もちゃんと掃除してくれましたよ。

 

残らない記憶が人を作る

1歳児とはいえ、言葉は話せなくても、五感で感じたことは記憶しているはず。

おいしいことの記憶は強烈なんですね。

こういう記憶に残らない記憶が、人を作っていくような気がして仕方ありません。

記憶に残らない時期の記憶は、動物としての記憶?

なんで、そんなことを思うのかというと・・・。

夫とわたしは、息子たちがわたしたちの元にきてくれたころには、本当に仲がよかったのです。

家族でいるだけでしあわせ。お金はなかったけれど、あったかい日々でした。

そんな中で、記憶に残らない時期を過ごした息子たち。そのあったかい日々が、彼らのベースになっている気がするからです。

夫は息子たちを舐めるように可愛がっていました。実際に舐めてましたし(笑)

しかし、次第に、夫婦の間にも家族の間にも距離ができていきました。これは自然の成り行き。

夫は夫の世界に没頭。わたしも同様。息子たちも少しずつ自分の世界を持ち始めるから。

埼玉のこの町に越してきてまもない頃、とんでもない事件に息子たちを巻き込むことになってしまいました。

妻としては大事件。子供たちの生活も揺るがしかねない。

でも息子たちには父親に対して何か信頼があったのか、父親の発言に驚きながらも、その後の息子たちと父親の関係にはあまり影響がありませんでした。(と、思っているのはわたしだけで、息子たちも傷ついたのかもしれませんが)

しかし、息子たちはその事件をあまりはっきり覚えていないようなので、本当に息子たちにはそれほどの大事件ではなかったのかも。

とんでもない事件につきましては、30年後のいまだから笑って語れますが、まじ、とんでもない大事件です。ま、よくあることといえば、よくあることですが、子どもを巻き込むなっちゅうの!(笑)

わたし、生きているのが、ほとほと嫌になりました。車がわたしにぶつかってくれればいいのにと思いました。

そんな事件でも崩れない、わたしたちに対する信頼みたいなものが、息子たちの中にはすでに形成されていたのかもしれないと、いま、振り返ると思うわけです。

そして、こんなことを思うに至りました。

生まれた瞬間から、人は記憶を積んでいく。なにもわかっていないようで、実はその時期が実に大事。

安心できる記憶。おいしい記憶。スッキリ清潔な記憶。守られている記憶。

そして三つ子の魂は出来上がる。

こういう記憶が根っこにあれば、途中で親子関係に嵐が吹いても、大丈夫な気がするのです。

思い出せない深い記憶のために、ばあばは今後もたっくんには五感に訴える何かを、せっせとプレゼントしてあげたいと思います。

 

お盆初日の婆

さてさて、世間はお盆です。みなさん、お墓まいりです。

わたしは灼熱石地獄には行かない予定。

数日前にたっくんパパから

「髪染めるお金、ないの?」

と言われました。

「はい。にゃいのでございます」

こういうときは相手の心を透かし読む。ヤツは出すと踏んだ母であります。

「出してやろうか」

ほらね(笑) ラッキー〜。

かなり見苦しい髪色になっていました。わずか1ヶ月でこんな状態になります。カラー店の収益確保のために、わたしの白髪たちは頑張って伸びてくるとしか思えない。

午前中に仕事のデータを送って、ひと段落。締め切りギリギリの仕上がりは心臓に悪い。

すると、息子の女心を傷つける言葉が蘇ってきました。

金を出してあげたくなるほどの白髪・・・かよ。

カラー店の空き具合を確認してみたら、がらがら空き。

4時すぎに予約を入れて、行ってきました。

空いていたというか、客はわたしだけ。

スタッフさんと世間話を楽しんできました。

30分のラップ巻き修行を終え、カラー店に入ったときより、5歳くらいは若返ったんじやないか、息子の金で、と、勝手に満足。きっと息子も満足。

髪は顔の額縁。色が薄くなると、顔がぼんやり見えます。周りがくっきりていると、顔のパーツがはっきり見えます。

ま、実は、ぼんやり見えているほうがいいのかしれませんが(笑)

2020年のお盆も、こんなふうに、いつもと変わらず、いつものように1人の時間を味わいつつ、過ぎていきます。


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4 件のコメント

  • はじめまして。現在5歳、4歳、2歳の子どもを育てているまこと言います。
    ご縁あって、こちらのブログにたどり着きました。

    今日偶然にも子どもとのやりとりで「記憶に残らない記憶が人の基礎を作る」を実感していたので、一つ一つの言葉に頷きながら、読ませていただきました。
    (今日は子煩悩な主人が二日酔いで何もできない状態だったのですが、子どもたちがいつも全力で遊ぶパパに文句も言わず、そっとしておいてくれたんです)

    他の記事を含め、内容がよいのはもちろん、エッジの効いた言葉と美しいたおやかな言葉のバランスがよいので読みやすく、楽しかったです。

    ちなみに私自身、父を13歳の時に亡くしています。あの頃恐ろしく怖かった母が、実は一番恐怖と不安に飲み込まれそうになるのを必死に耐え、私を含む兄弟3人を育ててくれたのかなぁと改めて考えています。

    書籍の出版も間近ですね。予約しました!今後の更新も含め、楽しみにしています♪

    • まこママさん

      初めまして!
      若い方にも読んでいただけて、本当にうれしいです。
      褒めていただいて、照れるわ〜(笑)

      まこママさんのお母さんも、
      きっとわたしと同じような思いをされたと思います。
      そのことに気づいてくれたのなら、
      それだけでお母さんはうれしいはずです。
      何より、こんなふうに思える娘を育てたってことだけでも、
      お母さんは「よくやった!」と満足しているはずです。
      命を繋いでくれたこと。それもうれしいはず。

      今は手のかかるお子さんたちですが、
      あっというまに過ぎていきます。
      どうぞ、楽しんで。

      予約してくださって、ありがとう。
      本の中には子育てネタも入っています。
      参考にしていだたければ、うれしいですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • はなです!

    そうですね!孫を釣るには…わが家も食べ物でしたね~
    主人は、孫に会いに行く時は必ず乳ボーロを持っていきました。
    掌にのせてホイ!と手を出すと、こちらにやってきます。だんだん近づいてきて
    ゴールは膝に座らせることでしたね~これで釣るのが一番!と言っていました。
    そんなこと思い出しました。
    いいことしか思い出せない体質の私は(笑)50年以上生きてきたら辛いこともありましたが、かなり強烈な
    こと以外は、忘れてしまいました。記憶の引き出しは大した容量ではないかもしれません(笑)

    髪は年齢が出ますよね。黒いだけで若く見えたりもします。
    私はまだ黒が勝ってますから(笑)中学生の孫ちゃんを連れてお出かけした時、
    お母さんと間違われたので、まだいける!と思いました(笑)

    たるみには…勝てませんけどね~(笑)

    • はなさん

      おはようございます!
      今日も朝から暑いですわ〜。ふう〜。

      いいことしか思い出せないのは、いい体質です。
      わたしも基本的にはそうなのですが・・・
      時々、ふつふつと怒りの思い出がよみがえって来ることも(笑)
      でも、すぐに流れていってしまうのですけどね。

      髪は、年齢出ます!
      とりあえず、染められるうちは染めてごまかす。
      これが方針です。

      お母さんとまちがわれると、うれしいですよね。
      息子と夫婦にまちがえられると、あんまり嬉しくないけど(笑)
      はなさん、まだまだいけますって!
      たるみは、隠せ!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    りっつん

    1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。