学習塾のCMで見た「やる気スイッチ」いい言葉だなと思います。いいコピーだなあと思いました。
「やる気スイッチ」とまではいかなくても、わたしには「電源スイッチ」みたいなものが存在します。
まるでロボットみたい。そうなんです。実はわたしはアンドロイド。カシャカシャ。
さて、みなさんは「じぶんスイッチ」などは、お持ちでしょうか。
スイッチが入ってなかった
今朝も早起きでした。気にかかる仕事があるので、朝方4時に目覚めてしまいました。「ろうじんせいはやおきしょう」かもしれません。
とりあえず、着替えて、顔を洗って、寝ぼけた頭でティファールでお湯を沸かします。
わたしは起きがけに白湯を飲むのが習慣です。
ティファールは火事の心配がないので重宝しています。沸騰するとスイッチが自動的に切れてくれます。
きょうは、何より仕事だ!
とにかく今週中には片づけたい。こういう時は掃除なんかしちゃダメ。真っ先に机に座らなくちゃダメ。気を散らしちゃダメなんです。
1時間ほど仕事をしました。
だんだんと窓の外が明るくなり、夜が明けたようです。
ああ・・・朝だ。夜明けを味わいながら、ひとり白湯をすする還暦女でございます。
7時。朝ごはん。パンと作り置きおかずを出してきて、食べました。
ところが食べ終わったら、うとうとしてしまい、なんか、イマイチ調子出ません。
ダメだ。_| ̄|○
ここで気づきました。
化粧してない!
すっぴんだったことに気づきました。実は電源が入ってなかったんです!
そうだ!メイクをしなくてはならぬ。
365日化粧をする理由
電源はここだ!
わたしはよほどのことがないかぎり、毎日化粧をします。朝に顔を洗って手入れをしたら、その流れで化粧をしてしまいます。
実に手慣れた自然なふるまい。1~2分の早わざ。朝ごはんの前には化粧が完了。
わたしは家を出る時には、すっぴんということは、ほぼ100%ありません。ゴミ捨てにもすっぴんでは行きません。
たとえ、その日に家から出る予定がなくても、誰に逢わなくても、化粧だけはします。
実は化粧と言ってもファンデーションをペタペタと塗ってるだけで、出かけるときには、そこにペタペタと色をつけるだけです。
実はこれがわたしの電源なんです。
1日の始まりのスイッチ。行動するためのスイッチなんです。
仕事への敬意
わたしが毎日化粧をするという行為は、最初は仕事への敬意から始めたことでした。
わたしは在宅での仕事を30年も続けています。
そのせいで人(特に男性)との出会いの機会を失い、ひとり暮らしを強いられております。仕事だけに向き合い続けた30年。ああ、誰か、わたしの人生を返して~!
※反論については、面会時にのみ受け付けております。
子育て期間中は、現在のわたしの顔のシミを見てもわかるとおり、手入れも日焼け対策もそっちのけだったので、あまりにあまりでした。
仕事を始めたのは、次男が幼稚園に入ったころからです。
大手求人誌でコピーの仕事を始めました。9割が在宅ワークだったので、当時おもちゃの散らばる部屋で仕事始めとなりました。
当時、主婦から仕事人へのスイッチの切り替えが、なかなかできなかったわたし。
ちゃんとした身づくろいで仕事を始ようと、仕事の前には化粧をするということが習慣となりました。
それが仕事に対する敬意というもの。
ちゃんとした服で、ちゃんとした顔で仕事しよう。
ちゃんとした身なりで仕事をすると、きちんとした仕事ができることに気づきました。
在宅ワークは、日常生活との切り替えが難しいです。
部屋を区別するとか、時間を決めるとか、わたしのように身なりを整えるとか。なにかしら必要なのです。自分を制しないと続かないものです。
以後、一度の職替えを経て、現在に至っています。
わたしは働くおばあちゃん。
たまたま職場が家の中ってこと。通勤時間0分ってことなだけです。自分では通勤しているつもり。
ご近所の方からは「いつ会ってもちゃんとしている」と言われていますが、わたしは別に誰かに見せるためにやってるわけではないのです。あくまでも自分の心の問題なのです。
そんな仕事スイッチがいつの間にか、わたしの電源スイッチに。
そして、化粧を落としたら、わたしの一日は終わりです。電源切れま~す。
見破られた化粧のヒミツ
毎日の化粧は簡単なのが何より。
お出かけの時はより丁寧に塗り込みたい。
ということで、ファンデーションをいろいろと使い分けています。
50代半ばまでには、デパートの中にある海外化粧品はほとんど使用体験ありとなりました(笑)
買っては数回使用して使い切れなかった色物(シャドーとか口紅とか)。でも学びました。もうわたしには必要なしです。色づけ用は、だいぶ断捨離しました。
50歳を超えたら、メイクは足し算ではなく、引き算です。
アイシャドー・アイライン・マスカラを使うなら、全部ではなくて、一品を引く。
そうすると、ゴテゴテ化粧を避けられます。と、わたしは思います。
週末には嫁が「ツヤ感が違う」と言ってくれたファンデーションを再購入してきました。愛する嫁の言葉は信じています。これ塗って、姑は出会いを期待して新幹線に乗っているのです。
化粧をしたら、目がパッチリと覚めました。
わたしの一日が始まりました。
きょうもいい一日が過ごせますように!ヽ(^。^)ノ
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りっつんさんの、仕事に対するお化粧の大切さという考えにとても共感します。男性にとっては、ピシッとネクタイをしめたスーツ姿にあたるかなと思います。
出かける予定のない日は、自分でも見たくないほどの超すっぴんで過ごす私には、スイッチがなかなか入りません。反省しなくては。
子供時代からそばかすがあり、今はシミも・・・。化粧品にはほとんど関心がない私が、最近購入したのと同じピンクのコンパクトをここに見つけ、ちょっとうれしくなりました。
りっつんさんの、すてきな出会いを応援します。
あじさいさん。コメント、ありがとう!
確かに、ネクタイを締める気分と似ているのかもしれません。
なるほど~。
ピンクのコンパクトは超優れものだと思っています!ヽ(^。^)ノ