きのうは、関西に住む息子と「Zoom」でつながりました。
Zoomに挑戦
実は「Zoom」を使ったことがないと、そんな話を息子にしたところ、
「アホでもできる」と言われ、即座にLINEに“ミーティングに招待”なるものが送られてきました。
慌てる母親。なんで慌てるかといえば、コワいから。
普通に会話しているときには、どーってことない人なんだけど、教えられるという場面になると、コワい。
「なにも準備してないから・・・」
「準備など、いらん!」
ほらね、やっばりコワい。
この人、悪気はないのだろうけれど、スピードがあるのでコワい。言い方もコワいし(我が子なので言いづらいけど)顔もコワい。
「教えるのは向いていない」と最近しょぼんとしていたけれど、それも仕事の1つだからやるしかない。そういう自覚が出てきたなんて、それだけでも進化している。
こちらは寄り添ってほしいし、息子は寄り添ってるつもりなんだろうけれど、寄り添いのラインが違いすぎる。
とにかく、ま、やるしかない。
そして、母はゴタゴタしながらも、なんとかたどり着いた!確かに準備は不要だった。
息子、あらわる!
な、なんと、突然バーンと、息子がパソコンの画面に登場!
(@ ̄ρ ̄@)
知ってる顔ではあるけれど、改めて驚く。
ん?なにか不自然だな。
あっ!背景がアメリカになってる。かつて所属していた研究所の近くの海だ。
アメリカの海岸に浮かぶ、ジャパニーズな顔。
なるほどねえ。こんなことができるのねえと、母は感動する。
それにしても、学生さんはこんな感じで講義を受けてるわけか・・。
「Zoom」のほうが「Skype」よりも通信量が少なくてもすむそうで、スマホ1台で過ごしている我が家の通信環境でも、全く問題なし。
これはいい。
SkypeやLINEだと、通信は安定しなかったもんね。
もう少し研究してみよう。
Zoomの良し悪し
「Zoom のおかげで出張が激減してよかったね」by 母
会議や研究発表も、ほとんどオンラインで、出向くことがなくなった息子。
ところが、よくよく聞くと、いいことばかりではないらしい。
「Zoomのせいで土日もなし。時間も不規則」by 息子
時空を超えるって、そういうことなのね。
4年前に娘らのうるささのせいで引っ越すことになった一戸建て。
おかげでひきこもれる部屋が確保できてよかったね。
確保できてなかったら、大変なことになってた。うるさい娘らに感謝しないとね。
コメント、ありがとう!
さて、医療者の方から、コメントをいただきました。
思わず、わたしも胸が熱くなりました。
あのときお世話になった皆さんに、ほんの少し恩が返せたような、そんな気持ちになりました。
ありがとう!
「アホでもできるZoom」を親切丁寧にレクチャーしてくれた息子は、いま、がんに関わる研究をしています。
きのうも、発表されたばかりの「がんの10年生存率」について少しばかり話をしました。わたしも実感として持っている思いを伝えました。
大学の合格発表の日のことを思い出します。
息子は2回目の挑戦でした 。そこでなければ行かないという強い意志を持って臨んだ試験。
3月のあの日の朝。
「1人で行くのが怖くなった。一緒にきてくれ」
初めて見た息子の弱気でした。
急ぎ支度をして、ついて行くことになりましたが、電車の中でも無言。
そして、門を入るやいなや駆け出した息子。あっという間に、人混みに紛れて見えなくなりました。
あれから、20年。
早くに父親をがんで亡くしたことが、いまの研究のきっかけの1つになっていると、聞きました。
そして、研究にまい進する兄を、陰からいろいろな形で支援している弟がいます。
27年前に、わたしたちを見守ってくださった医療者の皆さんがいたからこそのいまなのです。
わたしは常々病院には行きたくないと発言していますが、それは病院で嫌な体験をしたからではありません。
わたしたち家族には医療者の方々には本当によくしていただいた思い出しかありません。
いま、わたしは、できるだけ、自分でできることは自分でと、思っています。
日本の医療を信じています。そして医学の進歩を感じています。
しかし死んでいくということを、ちゃんと受け止めたいと思っているのです。
老化していくという事実も、ちゃんと受け取りたいと思っています。
どんなふうに身体の劣化と付き合っていけばいいのか。
どこからどう医療と関わるのか。
それは個人それぞれの価値観に委ねられていること。そんな自由が許される国と時代で、いま、わたしは暮らすことができています。
それはたくさんの人たちの頭脳と力が積み重なった結果にほかなりません。
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両学長のyoutubeから来ました.この文章に涙が自然とポロポロこぼれます.
私の父は,5年前肺腺癌で他界しました.自分が30の時でした.りっつんさんと母を少し重ねてしまいます.
母は,父の代わりに事業をしているので忙しく本当の意味で死を受け入れているのか,わかりません.
死を受け入れることは,本当に時間がかかることですね.息子さんががんの研究をしてくれていて,
私は嬉しいです.がんが治る確率が高い病気になることを願います.コメント失礼しました.
まゆみさん
はじめまして。
コメント、ありがとうございます。
きっとお母様は、忙しさに寂しさを紛れ込ませてはいても、
ちゃんと、少しずつ受け入れていると思いますよ。
そういうものですよ。
顔に出さないだけ。
がんの治療成績は上がってきていますが、
治らないものもあるのも確か。
少しずつでも、治療成績が上がっていくことを願うばかりです。
我が家にもおります。コワイ息子。ほんとになんというか教えをこうとコワイ。コワイ理由はスピード感もたしかにありますね。それは、自分で歳をとっていくことで感じてもらうしかありません。でもりっつんさんちのコワイ息子は、間違いなくマザコンですね。私は、男の子の母として、マザコン最高!だと思っております。なんせ、亡くなった主人がそうでしたから^_^義母が先々月他界しました。自分より先に逝った息子に会えてるかしら。きっと会えてるはずです。根拠はないけどそんな気がします。
まめぴよさん
こんにちは。
あのコワさ、なんとも言えませんよね。
おそらく間違いなくママコン(笑)
なんだかんだ、男の子は優しいですね。
お義母さん、きっと息子の元に駆けて行ったね。
「会えた!会えた!」って言ってるような気がします。
りっつんさん こんにちは
ウチの息子は何でも1回しか教えてくれません。
同じ事を聞くと「前に言ったし」と言って、相手
にしてくれません。
汚いおしめを替えてあげた恩も忘れて、何だよと
思いますけど(笑)
医療者の方々にはほんと頭が下がります。
GWも関係ないでしょう。
必要な医療がいつでも受けられると思うのは、
大きな間違いですよね。今のご時世は特に。
これ以上医療者の方々に負担をかけないよう、
自分を大事にして、毎日丁寧に暮らしたいです。
相棒さん
こんにちは
1回限定ですか。厳しいなあ。
1度では理解しきれないですよね。
あんなに世話してやったのにね(笑)
医療者の皆さん、
本当にもくもくと働いていらっしゃる。
けがなどしないようにしなくては、ね。
主人を昨年亡くして、日に日に悲しみが増しています。
夜になると泣いてしまいます。
こんな毎日の積み重ねでも、悲しみが癒える時が来るのでしょうか。まだ想像出来ません。
プログ楽しみに読んでいます。
viviさん
こんにちは
まだ日が浅いですよ。
1年も過ぎていないのですから、当たり前。
そんなに簡単に立ち直れるものでもないです。
しかし、時間はかかりますが、必ず癒えてきます。
人にはそれだけの力があります。
それまでは、どうぞ泣くだけ泣いてください。
きっと、あれ?と思う日がきますよ。
突然のコメント失礼いたします。
私も両学長のyoutubeから来たものです。
同世代のものとして、ブログ、感動致しました。
お仕事をされながら、ブログを毎日更新されて
さらに本の出版されたとのこと、とても敬服します。
私の両親はアラナイで健在ですが、介護らしいことはできておりません。
一日でも長く余生を暮らしていてくれたらと思って日々過ごしています。
りっつん様の頑張りを見ると、私自身のブログ継続の励みになります。
これからも訪問させて頂きたいと思います。
tadashianさん
はじめまして。
細く描かれていましたが、あんなに細くはありません(笑)
明日のことなど考えず、とにかく今日の記事を書く。
明日の記事は明日考える。
それを続けていれば、いいだけだと思います。
頭の活性化には、間違いなくなっていると思います。
今後とも、ご贔屓に!
学長両さん〜から来ました初めまして
私は日記を書くのが好きだったので
だいぶ前からブログも書いてましたが…
最近はTikTokが楽しくてハマってますꉂ笑꒱
でもやっぱり自分の気持ちを素直に正直に書ける
ブログは心の癒しです
りっつんさんのブログも感謝です
naOさん
はじめまして。
ブログ、楽しいですよね。
TikTokってなに?状態です(笑)
ちょっと検索してみます。
これからも、どうぞご贔屓に!
初めまして。息子さんたちとの関係、いいですね。羨ましい限りです。りっつんさんより6歳ほど年上で仙台在住です。というか仙台から離れたことがありません。りっつんさんの母校ももちろん知ってますよ。りっつんさんってどんな人なんだろうと想像して楽しんでいます。(笑)
ゆずママさん
こんばんは。
青葉通りの緑が輝き出すころでしょうか。
青春のすべてが仙台にはあります。
ああ、いいわ〜。
ずんだ餅が食べたくなっちゃいました。
どんな人かというと・・・こんな人(笑)