未亡人になった私が抱いた3つの不安とそれを乗り越えた方法

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こんにちは、りっつんです。

いつ、何があるか分からないのが人生です。

  • 夫に先立たれ、どうしていいか分からない
  • いきなり1人になってしまい、不安でいっぱい

そんな誰かのために、自分の経験が役に立てばと思いこの記事を書きました。

 

25年前、私は未亡人になった

今から25年ほど前、わたしは未亡人となりました。

現在の日本では夫を失っても生きていける環境がそれなりに整っています。しかし、そうは言っても、その道すがらにはそれなりの苦労があったことを思い出します。

私の年表
  • 普通の妻としての人生は12年(24歳~36歳)
  • 同じくらいの年月をかけて2人の息子を育て上げる(36歳~50歳)
  • 同じくらいの年月を自分と向き合いながら1人で生きている(50歳~)

 

未亡人になって直面した3つの不安

不安①:これからのお金のこと

まずはなんと言ってもお金の不安に襲われました。

不安の半分以上はお金のことでした

夜中に飛び起きて、電卓をたたいたことが何度あったでしょうか。限られたお金をどのようにして使っていくのか。果たして足りるのか。

このお金で子どもたちに何としても自立できる力をつけてやらなくてはなりません。

何しろ子どもは、10歳と8歳。まだ小学生でした。

先は長い。大人にするまで10年以上はかかります。どれくらいのお金がかかるのか、まったく見当がつきませんでした。

  1. 遺族年金
  2. わたしの収入
  3. そして夫が身に代えて残した保険金

この3つだけで何とかやっていかなくてはなりません。定年まで続くかと思われた夫の安定収入は完全に途絶えてしまったのです。

実は当時もうひとつの問題が起きていました。わたしはフリーライターの仕事をしていましたが、バブルの崩壊とともに仕事量が激減。

新たな仕事を探さねばならない事態に陥っていたのです。

夫の死と仕事の不調。

悪いことは重なるものです。

 

不安➁:残された子ども達を一人で育てられるのか?

男の子を2人も育てられるのか?

父親がいなくなったことで精神的に不安定になった次男。少しの間でしたが不登校ぎみになってしまいました。

次男の顔を見るたびに、とてつもなく心細かったことを思い出します。

わたしは中学から女子校育ちです。男の兄弟もいません。中学生や高校生男子のイメージが無く、本当に不安でした。

まともな男に育てられるのか?

長男がいじめ問題を経験していた経緯もありました。その時は夫が対応してくれて乗り切りましたが、その対応が果たしてできるのか?

子どもが病気になったりしたら、1人で対応しなくてはならないし・・・。

不安が不安を呼んで寝られない日々が続きました。

 

不安③:このまま一生一人なのか?(再婚問題)

36歳で未亡人となってしまったわたし。

これからず~~~っとひとりなの?

もう恋とか愛とか、巡ってこないの?

あ~あ。あ~あ。

まだ結婚していない友人もいるのに、早々と未亡人だなんて、いったい何の因果でこうなってしまったの。

若かりし頃の悪行の報いなの?

あ〜あ。

この「あ~あ」は今でも時々あります(笑)

心の整理はついているとは言え、やはり仲良し(に見える)熟年夫婦を見ると、うらやましく思うことがあります。

でもね、先に行こう!

 

3つの不安を乗り越えた方法

①お金の不安への対策

【遺族年金とわたしの収入でやりくりする】

まず息子たちが高校入るまでの5年間は貯金・保険金に手をつけないと決めました。

遺族年金とわたしの収入だけで、やりくりすることに。

わたしは新しい仕事を得ましたが、安定した収入ではありませんでした。それでも在宅での仕事にこだわったのは2つの理由があります。

  1. あまり丈夫ではない自分の体力面に配慮したこと
  2. 息子たちのそばに、できるだけいたいと思ったこと

収入を多くするより、倹約を心掛けることにしました。

まず、年ごとにどれくらいのお金が必要なのかを一覧表にしました。

次男が22歳になるまでの15年分を表にしてみました。

たとえば長男が大学1年の時に次男は高校2年生。

かかる教育費はいくら?というふうにです。

書き始めた時のわたしは36歳で、表の終わりは51歳。

51歳なんて、そんな時が来るのかと思っていましたが、あっという間に、その年も過ぎてしまいました。

こういうものを自分で作れない人は、FP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談しても良いと思います。

ただし、保険を売りたいだけのFPさんも多いので注意してくださいね。きっと、助けになってくれる人もいるはずです。

 

【明確な金銭計画を立てた】

一覧表を元にして、教育費はどれくらいかかるのかシミュレーションしました。表を作って予測してみると、ある程度の金額が予測できることに気がつきました。そして、

  1. 息子たちが高校生になるまではできるだけお金を使わない
  2. 高校生になってからはお金は惜しまない

こう決めたのです。

持っていた現金を、

10年後から1年ごとに、

6年間に渡って受け取れるような金融商品に換えました。

すぐに使えないようにして、1年ごとに使えるお金を限定する目的でした。

結果として使った教育費は以下のとおりです。

【長男・700万円】

県立高校3年⇒予備校1年⇒

国立大学4年⇒大学院修士課程2年⇒

大学院博士課程3年

※修士課程は国からの給付型奨学金を受けることができ、わたしは家賃6万円を仕送り。博士課程は日本学術振興会の特別研究員として採用されたことで収入を得、さらに嫁の収入により、わたしの負担はゼロ。

【次男・700万円】

私立高校3年⇒私立大学4年

これは学校に使った金額なので、実際にはこの2倍近いお金を使っています。交通費・小遣いなど息子たちを大人にするまでには、多額のお金がかかりました。

毎年予算配分を見直したりして、やりくりしました。

当時、夫の死亡保険金の手続きをしてくれた保険会社の方は、

夫の死後数年経っても、まだ私が保険金に手をつけていないことに驚いていました。

ほとんどの人は、数年で使い切ってしまうようですね。

【言うべきことはハッキリと伝え、言わなくて良いことは伝えない】

息子たちへの伝言

  • 理系なら国立大学のみ可。文系ならば私立でも可。
  • 浪人は一年まで。留年は不認。交通費は全額支給。
  • 衣服も支給。小遣いは2万円。

息子たちにお金の心配をせずに大学に通ってほしかったのです。

それはたぶん夫の望みであったと思います。

人生の中で若さと自由のある時間はわずか。

その時間を思う存分に生きてほしいと思いました。

ただし、親の金で酒を飲むな

飲むなら、自力でバイトして飲め。

息子たちには「大学の学費を出したのは父親。だからわたしへの恩を感じることはない」と伝えています。

貯蓄額などを明かしたことも一度もありません。

今でも親の持っているお金の額など知るべきではないと思っています。

出すか、出さないか。その判断はすべて一人でしてきました。

父親が命に代えて残したお金は、わたしが責任をもって息子たちに渡しました。父親が生きていればできたことは、たぶん全部やってあげられたと思っています。

 

➁子どもに関する不安への対策

【自分のなかに夫を住まわせた】

子どものことで迷った時には、心の中で夫の声を聞くようになっていました。夫ならたぶんこういう判断をするだろうと想定して決断していました。

わたしたち夫婦は激しいケンカもよくしました。真っ黒な雲が立ち込めた時期もありました。しかし14年という短い時間ではありましたが、夫をそれなりに理解していたと思います。

だから、今、わたしは一人で子どもを育てたとは思っていません。夫とともに育てたと思っています。

まあ、今だから言えるけれど、父親像を少し美化しています。わたしは自分に都合のいいように理想的な父親像を作り上げてきた気がしています。

夫婦間ではいろいろありましたが、父親の悪口を息子たちに言ったことはないです。

基本的には父親をいつも褒めてきました

そこにはわたしのプライドがあります。

くだらない男に好かれた女だと、息子たちに思われたくないからです(笑)

 

【共通の趣味を持った】

娘ならば、話題もあるでしょう。しかしうちは男の子。たぶんそのうち、共通の話題はなくなるだろうと思いました。それなら、共通の趣味を持てばいい。

夫の死後半年ほどが過ぎて、わたしは本格的なミュージカルに連れて行くことを思い立ちました。

以前から子ども向けの演目は見せていましたが、本格的にミュージカルを趣味にしようと思ったのです。

2月の寒い日。「CATS」を品川の特設会場にて観劇。忘れられない演目です。

そしてわたしは息子たちに付き合ってそれまで無縁だったプロ野球の観戦にも行くようになりました。

共通の趣味を持ったおかげで、我が家では会話が断絶した期間はありません。立派な反抗期もありましたが、何とか越えることができました。

今でも我が家はミュージカルの話で盛り上がります。

 

③一人ぼっち不安への対策

これはわたしの人生においては最大の問題。夫が病床にあって心配していたのは、わたしのその後の人生。子どものことなどはあまり心配していませんでした。

母親として生きるのか、女として生きるのか。両立はなかなか厄介なことだと思いました。

子どもたちにもう一人の父親はいらない。

わたしたちの価値観だけで育てたかった。別な価値観が持ち込まれたら、めんどくさいことになると思ったのです。

なので息子たちがそばにいる間は、そういう個人的なことは持ち込まないと決めました。

そして今。

  • 息子家族の生き方を尊重すること
  • 気心の知れた友だちを大切にすること
  • 近所の人と仲良くすること

一人暮らしではありますが、孤独を感じることはまったくありません

それでも一生懸命歩いていると、ちょっとした幸せが降ってくることもあるかも。まあ、そういうことにしておきましょう(笑)

 

まとめ:未亡人でも大丈夫!絶対になんとかなる!

未亡人は寂しそうに生きていると受けがいいものです。

が、そうでないと面白くない人もいるようです。やはり女だと対応が違うなあと思うこともあります。

未亡人としての人生は続いています。

息子たちが巣立ってからの今が、未亡人本番。

一人で生きること。誰にも依存しないこと。

それを知ることこそが、何か意味のあることなんじゃないかと思うのです。

依存しないということは、人と付き合わないということではありません。誰とも話をしないという日はめったにありません。わたしは家族とは良好な関係を築いていますし、気の合う大切な友人も何人かいます。

良き人間関係があってこその人生。

そのためにも依存し合わないということが何より大切だと思っています。

36歳の時、一覧表を書きながら50歳を越える日が来るのかしらと思ったことが、まるで昨日のことのようです。

夫が亡くなってすぐのころ、そばで眠る子どもたちを見ながら、本気で神さまに祈ったことがあります。

あと10年だけ生かさせてください。

そのあとは何の文句も言いません!

その期限はとうに過ぎました。

神さまに祈ったわたしの言葉にウソはありません。だからこれから何があろうとも、すべては神のおぼしめし。すでに余生なのです。

未亡人になってよかったことがあるとするなら、それは、

自分の足で歩いた実感があること。

こうやって悩みながら歩いてきた日々は本当にかけがえのないものです。

もしこの記事が、若い未亡人さんの目にとまっていたなら、いいなあ。とてもうれしいです。

懸命に歩いた先には、きっと思いがけないプレゼントが待っています。

何があっても、必ず乗り越えられます。

悩み多き、若き未亡人たちの未来を応援していますヽ(^。^)ノ


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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44 件のコメント

  • こんばんは 
    降り続く雨の夜長 しみじみ読ませていただきました。
    わたし、スマホのメモ帳に 本とか新聞とかで深く心に残った文章を書き残す習慣があります。
    だって、すぐ忘れちゃいますものね(笑)
    りっつんさんのブログからもたくさんの言葉を頂戴してますよ
    うんうん、、、ってうなづくこといっぱい。
    元気いただいてます。

    • ずんずんさん。
      長文を読んでくださって、ありがとうございます。
      自分で書いた文章も、忘れてしまうことがあります。
      後で読んで「へえ~」なんて思ったり(笑)
      これからも、ぜひいらしてくださいねヽ(^。^)ノ

  • 私は、若き未亡人ではありません。自分で一人で生きることを選び
    30年以上になります。りっつんさんのように綿密に計画立てて生きる
    ことが出来ずに、あっちにぶつかり、こっちに跳ね返されてここまで
    来ました。でも、人生の目標はすべて達成することができましたし
    後悔はありません。ここまで来れたのも、子供や亡き両親、巡り合った人々、先達の言葉、夢中にさせてくれるエンターティナーが私の背中を押してくれたからだと感謝しています。
    自分の不幸を人のせいにしないで、自分で引き受ける。
    人の嫌がることはしない。

    • となりまちさん。
      一人なる道はいろいろですが、
      一人になってからの歩き方が似ている人とは話が合いますよね。
      「人のせいにしないで、自分で引き受ける」ということの大事さを学んだ60年だったと思います。

  • りっつんさん、こんにちは。古くて未亡人でない私ですが、読ませていただきました。
    言葉が適切かどうかはわかりませんが、「賢明なるりっつんさん、お見事です。」と言いたいです。濃く深い内容を、見ず知らずの私が読むのは、なんだか申し訳ない気持ちもします。
    「自分の足で歩いた実感」というのは、今までりっつんさんに対して、私がもっていた印象そのものです。

    桜の便りもうれしい季節になりました。楽しいお出かけをしましょうね♪

    • あじさいさん。
      ありがとうございます。
      こちらも桜が咲き始めました。どんどん出かけてまいります!ヽ(^。^)ノ

  • りっつんさん 偉いです。立派です。
    私の場合は りっつんさんと違って生き別れですが
    >基本的には父親をいつも褒めてきました。

    私も娘に娘の父親の悪口を爪の垢ほども言ったことありません。
    ご亭主の悪口を言うヒトの気が知れません。
    だって一緒になる時点で釣り合ってたんですよね(爆笑)
    それか 男を見る目がないのに結婚した賢くない女と公言してる(笑)

    お互い 子供に関しては心配のない余生を送れますね(^^)/

    • チェルさん。
      そんなつまんない男と恋をしたなんて、恥ずかしくて言えません(笑)
      子どもたちはしっかりした大人に育ち、今では傘下に入れられているようです。
      ちょっと悔しい気もしますが、老いては子に従ってみようと思っています。
      判断力は、わたしよりはるかに上になりました。もう安心です。ヽ(^。^)ノ

  • はじめまして。1年前の記事にコメントすることをお許しください。
    私は最近未亡人になりまして、小学生と中学生の2人の息子とともにこれからの生活を始めようとしているところです。
    正直、いまだ途方にくれており、なにか心の励ましになるような情報がないかと探しているうちに、こちらの記事にたどり着きました。

    同じく2人の息子さんとともに過ごして来られ育て上げられたりっつんさんのご様子に、大変励まされました。
    私もがんばってなんとかしていくしかないと、気力が湧きます。

    この記事を書いてくださってありがとうございました。
    気持ちが萎えそうな時には、また読み返しにきます。

    • 灯子さん

      はじめまして。コメントをありがとうございます!
      未亡人になったばかりの頃の途方に暮れていた自分を思い出します。
      夫の会社の健康保険を離れて、国民健康保険証を手にしたときの心細さ。
      今でもくっきりと覚えています。

      一年が過ぎ、三年が過ぎ・・・
      いつの間にか年数を数えなくなっていました。

      できるだけ世の中を見渡しながら、
      大海で小舟でもこいでるような気持ちで生きていきましょうよ!
      大きな船でも、小舟でも、到達する岸は同じなんですから。

      息子は頼りにすれば、頼りになりますよ!
      大丈夫!大丈夫!

      また、いつでもコメントしてください。

      わたしは自分を未亡人と呼ぶことをずっと避けてきました。
      しかし、こうして「未亡人」というキーワードで、
      灯子さんのような方に見つけていただけるのなら、
      未亡人バンザイです。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • はじめまして。
    若き未亡人に昨年になってしまいました。
    読まさせていただき大丈夫だと力を頂きました!
    夫と過ごしていた頃は、何気ない毎日子供と4人幸せでした。生前、夫婦間でのやり取りで、夫は私に訴えてるものがありましたが、私は見て見ぬ振りをしてきました。今になって教えてくれたことが今わかります。夫からのメッセージを胸に、必ず子供を自立させてから、私の人生、夫は胸で生き続け、私は私!の人生を歩みます!

    • ぽんさん。

      初めまして!
      ここにきてくれて、ありがとう。
      本当にありがとう。
      これからますます夫の存在を確認できるようになりますよ。
      ちゃんと問いかければ、心の中から声が聞こえてきます。
      形がなくなっただけ。だんだん同化していく実感を得られると思います。
      これは幸せな結婚生活を送った未亡人にだけ与えられたプレゼントです!
      大丈夫です。
      オリジナルな人生を歩いていきましょうよっ!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

      それにしても、若き未亡人からコメントをいただくと、なんだか、涙がこぼれそうになります。
      いよいよ、老人の域に突入しているのかな(笑)

  • りっつんさん、このブログを書いてくれてありがとうございます。私も昨年若くして未亡人になってしまいました。私には3人の子供がいます。みんなまだ小さいです。最近まで泣いてばっかりでした。でも子供達にとってこのままではダメだと思いました。でもまだまだ不安定な日もあります。私も子供達がちゃんと自立できるあと10年は生かしてくださいと祈っています。すごくこのブログを見ていて共感する部分が沢山あります。ちゃんと笑わなきゃならないし、育てていかなきゃですよね。私も頑張ってみます☺️

    • うっきぃさん

      こんにちは。コメント、ありがとうございます。
      心が不安定で当たり前ですよ。
      そんなにあっさりと立ち直れるわけがありません。
      わたしも、何年も何年もかかりました。
      でも、無理に笑わなくても、いつの間にか笑っている日がきます。
      あれれ?って思いますよ。
      人間なんて、そんなものです。10年も泣き続けられないものです。
      子どもを育てていくことも、シンプルに考えればいいんです。
      「食べさせること」これに尽きます(笑)
      温かいものを食べさせておく。子どもたちは、それで大丈夫ですから。
      子どもは強いです。親がなくても、しっかり生きていくものです。
      3人は運命共同体として、きっと力を合わせていくはずです。

      コメントをいただいて、子育ての経験を記事にしてみようと思いました。
      そのときには、ぜひ、読んでくださいね。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • 数日前に突然未亡人になりました。40代後半の嫁です。
    あまりにも展開の早い日々で、夫がなくなってからも受け入れることができず、それでも、葬儀の準備や連絡、そして葬儀が終われば手続きに動き。夫の遺骨を抱くと涙が出て、外に出てても突然涙が出て、不安と寂しさ、悲しみといろんな気持ちをおさえながら1日1日過ぎていってます。

    こちらにたどり着き、コメント欄に思わず書き込んでしまいました。

    • ぽんさん

      初めまして。
      あまりの出来事に戸惑っていらっしゃることでしょう。
      わたしは予想はしていたし、覚悟もしていたけれど、
      やはり、夫の動かない姿を見て動揺したことを覚えています。
      もっと強く夫を揺すったら、生き返ったんじゃないかと、ずっと思ってました。
      そんなこと、あるわけないのに。
      時間が過ぎていくのを待つしかないです。
      しかし、必ず、時間は過ぎていきます。
      そして、残された者の心にも、必ず、変化が訪れるものだと思います。

      • 有難うございます。
        主人が亡くなって一週間が過ぎました。私の中の気持ちに関係なく時間は過ぎるのですね。
        毎日涙がでてしかたありません。
        1人になった寂しさ、不安で苦しいです。

        主人と最後話がしたかった。
        主人に私の顔を見てほしかった。
        私が代わりに死ねばよかった。

        • ぽんさん

          ご主人が亡くなって1週間では、ただ戸惑うばかりでしょうね。
          ただ、ぽんさんの人生は、ぽんさんだけのもの。
          ぽんさんが生きている意味があるのです。
          それに気づいていくのが、これからの人生だと思います。
          亡くなった人は、そばにいますよ。
          形が無くなっただけです。

  • 主人が亡くなって2週間経ちました。

    会う人に「少しは、落ち着きましたか?」と言われます。
    内心は、「落ち着くわけない!」と言いたいけれど言えるわけなく「そうですね」と濁しながら言う自分がまた辛くて。

    他人からしたら当たり前なのもわかるんですが、辛いです。

    泣かない日はありません。

    用事で外に出ても、それ以外は行くところもなく、
    主人がただそばにいてくれてた日常に戻りたいです。。。

    • ぽんさん

      人はいろいろ言うものです。
      でも、ぽんさんに寄り添ってくれる人も必ずいます。
      そういう人が1人いれば、それでいいのですよ。

  • はじめまして、私も同じく36歳で未亡人になりました。仕事も在宅でしており、何か不思議な縁を感じてコメントさせていただきます。

    主人が亡くなった時子供は1歳半で、先日3回忌を終えました。時間が経てば、落ち着くと思っていたのに、3回忌の少し前から精神的に辛い状況が続いています。

    周りに同じ境遇のひとは(もちろん)いないので、孤独を感じて、人と接するのが嫌だったり。仕事はこのままで良いのかと、不安になったり。

    主人がいた頃は、自分を愛してくれる人がいて、頑張ればなんでも出来ると、自信があったのに。今ではこんな自分に何が出来るのか。と自分を過小評価して、気づくと自分を責めてばかりです。

    子供の為にも、経済的にも社会的にも親としてもしっかりしたい。と思うのですが、なかなか理想と現実のギャップが大きく、頑張ろうとすればする程、溝にハマっていく感じもしてます。
    また、周りの人より、自分が劣っている様に思えてしまいます。

    「自分で歩いた自信がある」これが私の課題なのかな。と思いました。今まで、自分で生きてきた様で、周りに依存してました。
    自分で、地に足つけて歩いて行けるように、頑張っていきたいです。

    長くなってすみません。

    • メルンさん

      コメント、ありがとうございます。
      読みながら、「ああ、25年前のわたしがいる」と思いました。
      メルンさんはあんなこと思ってるだろうな、こんなこと思ってるだろうなと。

      非公開と書いていただければ、コメントを公開していません。
      書くことで、何かをはきだせるのなら、ここでよければ、いくらでも書いてください。

      7年が過ぎたころ、わたしはやっと少し前が見えてきました。
      そして夫のすべてのものを処分できたのは、3年前です。
      簡単には抜け出せないです。
      でもね。ひたすら歩いていれば、必ず何かを手にすることができる。
      メルンさんの人生は、これからですよ。
      と、未亡人25年生は確信していますよヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • はじめまして。今月で夫が亡くなり三年になります。闘病生活一年半。娘達は県外大学、二人きりでした。二人きりの時間は30年前の交際時代の様でした。もう 一緒に歳をとる事は 無いなとわかってから一生懸命 看病出来て良かったです。
    まさかの47歳からの一人暮らしスタート。だいぶ慣れたものの 娘達が結婚したり 落ち着く迄 夫の親族に囲まれた この家にいるのかなと思うと気が遠くなります。皆 県外就職。将来は近居の予定ではあります。退職65歳迄ただ、ただ働くだくなのかなと。人生100年時代 ほとんどが夫婦でいますよね。闘病から5年半 誰にも会いたくないので近所のスーパーも行ってないです。このまま 歳をとりそうです。

    • ヨッシーさん

      初めまして。
      ご主人との別れと子離れが一緒にやってきたのですね。
      かなりツラいだろうと想像します。
      一気に家族という枠から放り出されてしまったのですから、
      そんなに簡単に軌道修正ができるわけがありません。
      でも、必ず見つかるものですよ、自分の居場所が。
      わたしも息子たちが家を出て行ったときの気分を思い出します。
      砂漠にでも放り出されたような、そんな気分でした。
      あれから10年。やっと1人に慣れたところです。
      人は慣れるものです。大丈夫です。
      そして、知らなかった自分に出会ったりすることもあります。
      人は1人になってからが面白い。
      そう思うことにしています。
      いや、思い込むことにしています。

      つい、ほとんどが夫婦でいるように思ってしまいますが、
      そんなことはないですよ。
      わたしの周りには夫を亡くした人が増えてきました。
      未亡人だらけですよ(笑)

      夫婦は必ず1人になるんです。早いか遅いかだけ。
      1人にならない人は、夫より先に逝く人だけ。
      夫を後に残さなくてよかったと、わたしは思っています。
      わたしが看取ってあげて、よかったと思っていますよ。
      ヨッシーさんもきっと同じなんじゃないかな。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • 2018年4月に突然死により未亡人になりました

    突然で、突然どうしたらです
    4がつに三回忌を迎えますが、仕事もやめ、どう、1人で主人の為何をすれば、途方に暮れています

    • ひささん

      初めまして。
      コメント、ありがとうございます。
      亡くなってまだ2年にもならないのですね。
      きっと、まだ家のあちらこちらに、
      ご主人のにおいがあるのでしょうね。

      わたしは亡くなった人に対してできることは、
      「忘れないこと」だけだと思っています。

      このブログには、時折、未亡人さんたちが立ち寄ってくださいます。
      ひささんだけでなく、夫をなくした人たちは何人もいます。
      みんな途方に暮れつつも、たぶん毎日ご飯を食べています(笑)
      寝て、起きて、ご飯を食べて。
      それだけでいいんじゃないかと思います。
      そのうち、何かが見えてきますよ。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • 半年前、癌であっという間に夫を亡くした50代前半です。
    親元離れた私立大学に入学したばかりの子供と、中学の子供がいます。
    これからお金がかかり頑張らないといけないのに、年収50万未満のバイトで友達もなく生きていく気力も起きません。
    せめて職探しをと思うのですが気力が出ず、年齢的にも厳しく未来が霞んで希望が見えず、生きていく意味が分かりません。
    しかも、コロナウイルスで仕事が長期休暇になりました。
    ここに来て、私たけではないと少しホッとしました。

    • かずさん

      初めまして。
      コメント、ありがとうございます。

      わたしは50代前半というのは、
      女性にとってはとても大変な時期であると思っています。
      身体的にもしんどいし、子供たちの巣立ちもあるし。
      そこへ、夫と亡くすという人生最大の試練に見舞われるのですから、
      そんなに簡単に立ち直れるわけはないです。
      かずさんが気力が起きないのは、当たり前です。
      しばらくの間は時間の流れに身を任せて、
      ゆらゆらとしていればいいのですよ。
      そのうちに新しい展開が訪れます。
      必ず、転機はやってきます。
      誰の時間も止まらないのです。
      大丈夫!
      ここでよければ、いつでも遊びにきてくださいヾ(@⌒ー⌒@)ノ

      • りっつんさん

        返信ありがとうございました。
        お若くしてご主人を亡くされたにも関わらず立派に子育てを終えられ尊敬しています。

        50も過ぎて情けない限りですが、励まして下さり感謝しています。
        温かい涙が出ました。

        いつか転機が訪れる事を信じて、しばらくゆらゆらしています。

        また、覗きに来ますね。

        • かずさん

          おはようございます!

          そうです。
          どうぞ、ゆらゆらしていてくださいヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • 初めまして。
    突然夫を亡くした、40代前半の者です。
    子供が2人、下はまだ幼児。
    もうすぐ3カ月。
    まだ悲しみの中にいます。
    毎日本当に本当に楽しかったから、
    夫の死を受け入れられていません。
    そんな折、こちらにたどり着き、拝読し、
    とても勇気付けられました。
    近くで見守ってくれていると信じて、
    少しずつ歩いていきたいと思います。

    • ぬーさん

      初めまして。コメントをありがとうございます。

      ご主人の死を受け入れられないのは当然のことですよ。
      受け入れられるはずがない。
      私は最初の1年が、本当に長かったです。とてつもなく長かったです。
      なぜなら「去年の今ごろは・・・」って、
      どうしても一緒にいたことが思い出されて。
      早く日が流れればいいと思っていました。
      2年目になると「去年の今ごろには」夫のいない風景もあって。
      やっと3年目に、いくらか夫の物を捨てることができました。
      夫のことを日に全く思い出さない日が来たのは、5年も過ぎていたかもしれません。
      1日に何度も、思い出していました。

      早くに夫を亡くすという体験は、とんでもなく重たい体験なのです。
      しかし、その体験がもたらしてくれるものもまた、大きいものです。
      それが未亡人として27年過ごしてきた私の実感です。

      いつか必ず、笑える日が来ます!

      その日には、そんなことを言っていた婆がいたなあと、思い出してくださいヾ(@⌒ー⌒@)ノ

      • りっつん様
        ご無沙汰しております。
        あの頃、りっつん様のブログやコメントに、とても勇気をいただきました。
        このコメントを頂いてから2年半が過ぎ、今、笑える日が増えています。
        思い切り転居したり、環境を変えてみるなど、
        前向きに一歩踏み出すことができたのは、この時のりっつん様の励ましのおかげと思っています。
        まだ下の子は小さく、手もかかりますが、夫の分まで愛情を注ぎながら、二人の子供たちを育て上げたいと思います!
        迷ったり、立ち止まったりする時、いつもブログを拝見しています★これからも楽しみながら頑張ります!

        • ぬーさん

          こんにちは!

          あのとき、3ヶ月だったお子さんは3歳近くになっているのですね。
          かわいい盛りですね。
          わたしにも同じくらいの年の孫がいるので、実感します。
          きっとぬーさんに大きな力をくれてるはず。
          もちろん、上のお子さんも!
          いま、3人の笑顔を想像しています。

          迷うことも、悩むことも、きっとあるだろうけれど、
          必ずなんとかなるから。
          それは、りっつんばあちゃんが保証します( ̄^ ̄)ゞ

          また、遊びにきてくださいね。
          ぬーさんのコメントから、わたしも力をもらいました。
          ありがとう!

  • 主人が亡くなり二人の子を懸命に育ててきました。そして私も子供達に育ててもらってたように思います。子供達が自立し、4月からいよいよ私一人の暮らしが始まります。主様の記事、頷きながら読ませていただきました。ここからが未亡人本番。しっかり立って、生きていきたいと思います。ありがとうございました。

    • えりりんさん

      初めまして。
      コメントをありがとうございます。

      まずは、ご苦労さまでした!
      きっと、少し寂しい気分でお過ごしのことと思います。

      わたしも子供たちに育ててもらった1人です。
      子供たちと一緒で楽しかったなあって思います。
      懸命に育てた記憶は、消えることはありません。
      そして、1人になって、分かることもあります。
      10年前にはどうなるかと思いましたが、
      1人暮らしもあんがい楽しいものです。
      早々に覚悟ができたということが大きいかもしれません。

      ぜひまた、遊びにきてくださいねヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • 主人が 昨年末に亡くなり、51歳で一人暮らしが始まりました。りっつんさんの ブログを読み返し、何度も救われました。同じ埼玉で まだまだ不安や孤独感もありますが、ゆっくりですが、前向きに 生活していこうと思います。

    • サミーさん

      おはようございます。
      コメント、ありがとうございます。
      まだまだ気持ちの整理がつかないですよね。
      そして、この世界の混乱。心細くなりますよね。
      ブログを読み返してくれて、本当にありがとう!
      わたしもサミーさんのコメントに勇気づけられます。
      ブログを書いててよかったなって。
      1年が過ぎる頃には、ほんの少しかもしれないれけれど、
      心の中に変化が見えるかもしれません。
      また、読みにきてくださいねヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • りっつんさんこんばんは❗
    私は70歳手前の妻も健在の男性です。
    自分の寿命について気にとめる事が増えてきたこの頃ですが、最近、同級生が未亡人になり、「何か手助けが出きれば」と思っていたところ、りっつんさんのブログを発見しました。、、
    りっつんさんの「10年生かせて下さい」という切なる願いごと、、感動しました。
    私は同級生に収穫した夏野菜を届けたり、ラベンダーの香りのロウソクを贈ったり、「力仕事をには協力します。」と伝えたりしています。この年齢になると、素直に、幼友だちとして気持ちを伝えて行こうと思っています。

    • マーフさん

      おはようございます。
      過去記事を読んでくださって、ありがとうございます。

      30代の未亡人と、70近くの未亡人では、
      あまりに違うので、参考になってのかどうか(笑)

      周りにはマーフさんと同年代の未亡人が増えてきています。
      これは、ごく当たり前のことなので、
      未亡人という呼び方も似合わないと思っています。
      みなさん、特別な手助けを必要とすることもなく、
      淡々と生活されています。
      ご主人のことを心に宿しながら。

  • りっつんさん
    はじめまして。26歳の子なし主婦です。私は未亡人ではありませんが、夫が17歳上の年の差婚です。将来を考えるようになり、一人の生活が他の人よりも少し長くなるのかなぁ…今夫が居なくなってしまったら…と不安になって、「未亡人」で検索していて、こちらに辿り着きました。
    泣きながら記事を読ませていただきました。辛くても現実は降りかかるし、日々は続いていく…。必死に向き合われ、前向きなりっつんさんに、勇気づけられました。ありがとうございます。
    現状、夫に頼り切っている自分が、一人になった時に、踏ん張れるかが心配で怖いです。ですが、まだ見えぬ先のことを考えても仕方がないので、夫と共に、今を大切に生きようと思います。

    • わむさん

      はじめまして。
      きっと、ご主人のことが大好きなんですね。
      だから、心配になっちゃう。
      だけど、前もって心配しなくても大丈夫(笑)
      いつだって、誰だって、
      その場に立てばなんとかなるんです。

      そもそも、ご主人だって、まだ43歳。
      これから楽しいことはたくさんあるはず。
      楽しいことを探すのは、わむさんしだい。
      いまを楽しく過ごしてくださいね。

  • りっつんさんへ

    両学長のユーチューブで知り、ブログを読ませていただきました。涙出ました。私にも息子がいるのですが、国公立大に行くために高校2年から進学塾へ1日中行って勉強し、遊びにも行かず、家族で外食にも行かず、コロナにもならず、私は私で朝早くから毎日弁当を作りをして応援していました。ほんとに頑張っていましたが、結果は私立大の理系になってしましました。あんなにがんばっていたのに・・・という喪失感で今も心がしんどいです。息子は私立大でもご機嫌で行っています。それだけでもよかったと喜ばないといけないのにダメな母です。国公立へ行くと思ってのお金しか準備しておらずだったので、お金の不安が元気が出ない要因なのです。
     でも、りっつんさんのブログを読んで心が洗われた気がします。

    • 千波さん

      はじめまして。
      コメント、ありがとうございます。

      「縁」というものが、この世にはあると思っています。
      わたしは1校しか受からず、そこしか行く大学がありませんでした。
      しかし、そこで出会った人々と経験。
      「ああ、ここに来るべくして来たんだ」という思いを持って卒業しました。

      たぶん、息子さんも、その大学に出会うべき「縁」があるのですよ。
      息子さんはそれを感じているのではないでしょうか。

      道はちゃんと続いていますよヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。