「勉強する場所は、机の前だけではない」の巻。

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関西支店の2人の小学生。

のんびり過ごす夏休み。張り切って夏休みドリルの宿題をこなしていたのは初日だけ。

「勉強なんて、やりたくないわ〜」と本音で生きています。

わたしも、勉強を好きだと思ったことは、ない。

 

勉強はとりあえずやっとけ

なんで勉強しなくちゃいけないの?

そんなこと言われて、納得する答えを出せる大人はどれだけいるかしら。

ご多分に漏れず、もちろん、わたしも答えられない。そもそも嫌いだし(笑)

楽しくなった経験もないことはないけれど、すでにおぼろげだから、

「いつか楽しくなるから」

なあんて、無責任なことも言えない。

計算はめんどくさい。漢字の書き取りはややっこしい。あんこは甘くて大好きだけど、あんきは苦くて手に負えない。

誰かに与えられたノルマ

これが学校の勉強の正体?

先人たちが考えてくれた、このノルマ。やっておいたほうがいいということは何となく分かる。

生活していく上でも役に立つから。四則の計算がわからないと、配当利回り計算もできない。

さあ、夏休みのドリルだ!

しかし、孫たちのエンジン音は聞こえない。

ブルブル・・・プシュ〜。

規則正しく、毎日コツコツと。

どうも、そういう性質ではないらしい。

ああ、また、ママのかけ声が聞こえてきた。

「今日の分、やりなさいよ!」

返事は聞こえない。

「宿題」と「チャレンジ」

これがこの家のノルマらしいが、この家では、親が毎日ノルマ達成を確認するということもない。それぞれが忙しいのだから、当然だ。

 

たまったチャレンジ

ベネッセの通信教育システム「チャレンジ」。

これについてくるおまけ付録が、またとっても魅力的なのだ。

30年前に、我が家でたびたび耳にした次男のセリフ。

「今度こそやるから、また取って!」

おまけ欲しさに、やりたいと懇願してくる。それならと再び契約してみるけれど、1ヶ月も続いた事実はなし。それでも、もしかすると今度こそはと思う親心。切ない。

こんなことを繰り返してわかったことは、我が家の小学生に通信教育は向かないということ。わかった時には、すでに中学生になっていた。

ま、塾も向かなかったけれど。

勉強のスタイルひとつにも、向き不向きはあるらしい。

 

勉強のスタイル

次男の高校の担任が、期末のクラスの懇親会か何かで、こんな話をしてくれたことがある。

「机に向かわなくても勉強はできます。わたしは寝転びながら、勉強してました」

親たちの間に小さなどよめきが起きた。

なぜか勉強は机に座って、姿勢を正しくして取り組むもの。

いつかしら、そんな思い込みを持っていたことに気付かされる。思い起こせば、自分だって、それほど正しい姿勢で勉強していたことはなかったのに。

続けて、こんなアドバイス。

「どんな姿で勉強していても、ゴタゴタ言わないで」

たぶん、生徒にも「好きな姿で勉強せい」と言っていたのだろう。

次男が堂々とあちこちに寝転びながら、英語の勉強をしている姿を、家の中でよく見かけるようになった。

 

マンガ本の活用法

さて、ここの家の小学生も「チャレンジ」がたまっているもよう。これはもう遺伝なので仕方ない。

孫娘、机に向かおうとしたけれど、机の上は・・・。

で、どこかに消えた2人組。

「また、マンガでも読んでるんですよ」

ママはすっかりあきらめ顔。

ばあばがちょっと見てこよう。

和室を開けると、左利きの小学3年生を発見!

右隣では、うつ伏せ状態で、算数の問題を解いている小学5年生。

わたしの後を追って、いぬ子も登場。応援のナメナメエールを送る。

いぬ子は寝転んでいる人を見つけると、なぜか喜び勇んで舐めまくる。だからわたしはいぬ子の前では絶対に寝転ばない。

こうして子どもは大きくなっていくんだなあ(笑)

夏の風物詩「アリとキリギリス」と神様の思惑

2020年8月19日

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「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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4 件のコメント

  • りっつんさん、おはようございます♪
    今朝も笑ってしまいました。
    関西支店の皆さん、面白すぎです。笑
    マンガ本の新しい活用法ですね!
    孫は来年小学校です。ランドセルは早々予約しました。机はどうするの?と聞いたら様子見て買うとの事。へー!驚きました。時代は変わりましたね。

    • みのりんままさん

      おはようございます。
      まったくねえ〜。
      この家には自由すぎる風が吹いていて(笑)
      机は様子を見てからで十分ですよ。
      時代は変化しています。

    • さっちさん

      おはようございます。
      いろんな勉強の仕方があるとわかれば、
      許容範囲も広がります。
      が、やはり、寝転び勉強はじゃま!(笑)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。