爪を磨くだけで、手は「それなりに」きれいに見える!

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「それなりに」と言う言葉が好きです。

何か事を始めるときに頭をよぎる「それなりに」という言葉。

意外と奥が深い言葉なんです。

 

それなりに○○する

「それなりに、掃除する」

「それなりに、きれいでいる」

「それなりに、社会と関わる」などなど。

「それなりに」と言う言葉は、わたしにとっては「自分を理解し受けて入れている」という意味を含んでいます。

つまり「身の程を知っている」ということでもあります。

例えば、もっと美しく生まれたかったとか、もっといい場所に住めたらとか、もっとモテたらとか。

この世というものは欲を言えばキリがありません。

「それなりに」で十分すぎるほど、十分なのです。

「それなりに」やれることはやる。

完璧は目指さないけれど、諦めもしない。淡々と自分を大事にする。

こんなことをモットーとして、生活しています。

 

爪を磨く

「それなりに」の具体例を1つ。

わたしの指は決して美しいとは言えません。ずっと劣等感をもってきました。

だって、ずんぐりな指に、丸っこい爪なんですもの。

ついでに、幼い頃のピアノの弾き方に問題があったのか、指先が曲がっているのです。みんな小指方向になびいている(笑)

白魚のように白くて、指先に行くほどに細い美しい指が羨ましい。

きっと指輪が似合うんだろうなあ。

それゆえあまり指輪を欲しいと思ったことがなかった。それはそれでよかったのかも(笑)

そんなわたしでしたが、ある時、雷に打たれたように気づきました。

それは、45歳を過ぎたある日のことでした。

当時行きつけにしていた美容院で、ネイリストさんが常駐するようになっていて、そこで、ネイルを勧められたのです。

それまでネイルサロンなど、敷居が高過ぎて、入ろうと思ったことはありませんでした。

わたしの爪など、サロンに行けるはずないと。

しかし、美容師さんに勧められ、それならと、勇気を出してネイリストさんに指先を差し出したのです。

それはまさに革命的なできごと。

初めてプロの手で爪の形を整えて、そして磨いてもらって、きれいな色のマニキュアを塗ってもらいました。

すると、どうでしょう!

「それなりに」きれいな手に変身しちゃったのです。

帰りの電車でつり革に掴まっている自分の手にうっとりしている自分。そのおかげで、所作までしとやかになりました。

わたしの手でも「それなりに」きれいな手に変身できることを知りました。

「それなりに」は、なる!

自信のない指だからこそ、磨くことが必要だったのです。

 

めんどくさいからこそ、効果あり

以来、指先を大事にするようになりました。

一時はネイルサロンに足繁く通っていた時期もありました。

しかしジェルネイルで爪を痛めてから、サロンに行くことは減りました。

ジェルネイルは持ちはいいのですが、剥がす時に爪を削るので、薄くなってしまうのです。わたしには向いていませんでした。

そして還暦を機に、爪に色をつけることをやめました。

今は自分で形を整えて磨いています。そして上から透明なコート剤を塗っています。

老いていく手であっても「それなりに」きれいに見える

磨いておくだけで、清潔感が出るものです。

また、体の先端に気を配ると、自分が愛おしく思えるから不思議なものです。

確かに爪の手入れはめんどくさい。

でもキラキラした爪は、何と言っても自分を楽しませてくれます。

「それなりに」自分を大事にして「それなりに」きれいな自分を作ることは、年を重ねても、なかなかに楽しいものです。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ


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2 件のコメント

  • あけましておめでとうございます。
    静かなお正月だったのですね〜。
    一人暮らし、羨ましいなぁ、と思いつつ読ませていただいてます。私は結婚が遅かった上に、3人の子持ちですので、還暦も見えてきたというのに、まだ子供の用事に振り回されてます。
    子供を巡る悩みは付きませんが、隣の芝生はあおくみえる、で他人から見れば、幸せな仲の良い家族に見えてるかもしれません。
    しかし、それにしても、誰の世話するでもなく、自分の好きなことして暮らす生活、憧れます。
    いつか、メンタルが落ちたとき、音楽で気分が上がったお話を書かれてて、私の推しを教えて差し上げたい、と思ってました。
    最近はあまり活動ないようなのですが、You Tubeで聞いてみてください。イタリアの3人グループ、il volo です。
    気分が高揚しますよ!!
    今日は、パートがお休みなので、彼らの音楽をかけて掃除します。
    次女がまだ寝てるけど、一人気分味わおうっと。
    では、今年もブログ楽しみにしています!

    • りえさん

      おはようございます。
      il volo、聞きました。
      ありがとう!好みの声です。
      いまは、あまり活動していないのでしょうか。
      確かに気分が上がります!
      いつか一人になることは、たぶん間違いないので、
      それまでは、家族気分を存分に楽しんでください。
      それはそれで、いいものです。
      ま、だれの世話もしない暮らしは、もっといいかもですけど(笑)

      次女さん、il voloの声で起きなかった?
      今年もどうぞご贔屓に!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。