空気中に何かが漂ってるらしく、ポンとスイッチを入れれば、社会で何が起きているのか、簡単にのぞいて見ることができる時代になりました。
世界情勢もざっと把握。
世界のマーケットもざっと把握。
コロナワクチン情報もザザッと把握。
でも、時々ふと思うのです。
“全部、作られた話だったりして”
“本当は違うことが起きていたりして”
それが、SF的発想であることは分かっているのだけど。考えすぎかもしれないけれど。
検索生活
最近はスマホに向かって「これ、どうしたらいいでしょ?」と聞けば、ほとんどの答えが出てきます。
使い方もいたって簡単。手を伸ばせば届く、マイ情報基地。
知らないことはないよ、あの道具。守備範囲は広い。
だから大した勉強をしなくても、足を使わなくても、さらっと知識を手に入れることができるようになったおかげ(もしくは、せい)で、み〜んな、“また聞き専門家”。
この小さな道具さえあれば、道案内から人生相談まで、なんでも教えてもらえるのだから、すごい。
ばあちゃんの知恵なんて、ホント、必要ありません。
単語や数字を懸命に記憶しておく必要もありません。
一番大事なのは、バッテリーの確保。
バッテリーが少なくなってくると、モーレツな不安にさいなまれる(笑)
そんなことを繰り返しているうちに、頭が「考える」ということをサボるようになってきた気がします。
「ネットに聞けばいいや」
すでに頭はサボり始めているのかも。
スマホなしでは生活不能?
ガラケーで生きていくとかなんとか吠えていましたが、スマホユーザーとなり丸2年が経過しました。
ガラケーとはその便利さが明らかに違います。
便利すぎて、おせっかい。
なんでも聞いて!知りたいのは、こんなこと?
それなら、これはどう?
あなたはこういうことに興味があるでしょ。
ほら、こんな記事を集めてみたよ。
そんなメッセージが聞こえてきます。
検索しようと、文字を一つ二つ入れると、パッと候補が出てきて、先回って変換してくれる。
だけど、へそ曲がりなので、こういうのがあんまり好きじゃない。
「ほっといてけらいん!」
ますます考えなくなっちゃう。
考えるということは、自分の意識を自由に動かすことでもあります。
便利ではあるけれど、思考の自由を奪われていくのは、ちょっとイヤだな。
情報ありすぎ生活
昔は、たくさんの知識を頭の中に留めておける力を持っている人が有利でした。
頭の中が情報の倉庫。
倉庫の大きさには個人差がありましたが、現在では、平等に情報を持っているような錯覚を持てるまでにはなりました。
しかし、その情報の中には、
- 本当に必要な情報なの?
- 本当に正しい情報なの?
そんなことを思わせるような情報も増えているのです。
真意のわからない情報に、個人の偏った考えがプラスされて、さらに拡散。
それを信じた人が、さらに・・・
特に、政治とか芸能スキャンダルとか健康に関してとか、よく考えてみると怪しい話が多すぎる。
なんだかかんだ、怖すぎる。
インターネットに繋がることができれば、とりあえず安心。
だけど、それは、それは誰かにコントロールされる可能性をはらんでいるわけでして。
情報の質と量
たぶん、簡単に手に入る情報は、たぶん、それだけの価値しかないのです。
情報だけではありません。
基本的には、価値のあるものを手に入れるには、手間と時間が必要なのは当然のこと。
だから簡単に入り込んでくる情報なんて、その程度のものに違いない。
一番の情報は自分の目で確かめることだけれど、しかし、そんなことは無理に決まってるし、そもそも自分の目が正しいとも限らない。
こんな状況なので、とりあえず怪しげな情報から身を守ることを優先しようと、まずは疑ってみることにしています。
「この商品、本当に効くの?必要なの?」
「こんな話は誰が言ったの?事実なの?」
情報の一部を切り取って、誰かの思惑でつなぎ合わされた、作り物の情報で気分を左右されていないかどうか。
頭の中に余計な情報を入れすぎるナ。
考える力がないと、自分を守れないゾ。
スマホを握りしめて、時々、自分にそう言い聞かせています。
そもそも、情報も知識も得るだけでは役には立たないもの。それらを自分の中で熟成させないと、ただの情報収集家。
いや〜めんどくさい時代になってるかも┐(´~`)┌
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なるほど…
今回の記事は、人生経験が物を言う記事ですね…
ありがたい記事です!
サンキュ!購入しました!
電子版だと400円もしない雑誌でしたが、
りっつんさの美しさにイツワリはなかったです!
余談
ぼくは危険性のないものなら、
とりあえず自分で試してみて決めています。
(食品、健康法など)
自分が幸せに感じられるか?
一番大事な判断材料にしていますよ~
それに自分事でおさまるならば、
幸せならまちがいでもいいかなぁ~て(笑)
よーいちさん
おはようございます。
自分が幸せに感じられるかどうかが判断基準とのこと。
そのとおりですよねえ〜。
わたしも、同じですヾ(@⌒ー⌒@)ノ
おはようございます。
全くの同感です!!
スマホ過信、大いなる陰謀、洗脳
だったりして!
意識して立ち止まり、考える様に
しています。
皆が考えれば政治もましになるのにね。
総白痴化なんて古語?を思い出します。
あと、流行なんてのもね。アホらしい。
ご本、役立ってますよ!
キャサリンさん
おはようございます。
よく考えると、いまの状況っても怖いですよ。
真実なんて、ないのかも。
それぞれが真実と思い込んでいるだけで。
総白痴化って、思い出しました。
ありましたね、そんな言葉。
白痴化は完了したので、いまは言わなくなったのかな(笑)
りっつさんおはようございます。
早々昨日セブンイレブンでサンキュー!購入、即車の中でりっつんさん&シャンクスさんを拝見しました。やはり若いりっつんさんですね~後ろ姿でも若い!
シャンクスさんをもう少し載せて欲しかったです。
少しずつ元気になってください。
もーちゃん
おはようございます。
後ろ姿だからね、あくまで。
振り向いたら、こわいよ〜(笑)
本に載っただけで、シャンクスは大満足・・・してないか。
写真集、出したかったかも(笑)
初めましてりっつん様
このブログを拝見し出してから、半年位になると思います。きっかけは、地元新聞に本の紹介記事をみたことからです。すぐに取り寄せて読ませて頂きました。
文章の表現力、中身の共鳴(上から目線の発言ですみません)わたしごときの頭にもスルスルと入ってきて心地好く、毎日の楽しみとなっています。
先日は、最愛のご家族とも言える愛猫とのお別れがありましたね。
お別れの覚悟を前々から準備なさっていたようですが、寂しさはこの後暫く増すのでは!と心配です。
これからの連載も楽しみに楽しみにしております。
因みに地元新聞とは、山陰中央新報(本社 島根県松江市)です。
ごえもんさん
はじめまして。
とっても嬉しいコメントをありがとうございます。
山陰の新聞にご紹介いただいたとは!
編集者さんにも連絡しようと思います。
島根には一度も行ったことがありませんが、
行ってみたいなあ。
これからも、どうぞご贔屓にヾ(@⌒ー⌒@)ノ
お返事ありがとうございます♪
ただ、「ゲゲっ(゚o゚;; フルネーム」
名前入力に手違いがあったようです
変更訂正させて下さいm(._.)m
私の住む島根はとても美しく穏やかな素敵な県です。
是非時間を作って癒しにいらしてください。
お待ちしています♀️
ごえんもんさん
変更訂正しました!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
こんにちは、いつも見てます。
読んだあとに、
私の父親が昔は分からないことがあったら、
辞書!辞書!と言っていたのに
この前はネット!ネット!と
言っていたことを思い出しました。
色んな背景や事情があっての事だとは
思いましたが、
何でもかんでも盲信するのは
いかがなものかと思いました。
辞書に載っているから正しい
というわけでなく、
一度自分の頭で考えると言うことが大切だと
思い、記事に大変賛成したく
思いました。
慶彦さん
おはようございます。
まさに、わたしです!
辞書より、ネット!
しばらく辞書なんて引いてないです。
どんな情報も、鵜呑みにしないことが身を守ることだと、
いまは、そう考えています。
りっつんさん、こんにちは!
私はアンデシュ・ハンセンのスマホ脳という本を読んで益々怖くなりました(*_*)
スマホ依存も怖いですが、色々検索していると、スマホは私の深層心理までわかってしまってるんじゃないかとか…
便利になったから、りっつんさんの楽しいお話も読めるわけですが、意識してスマホと距離をおいて生活しようと思ってます。
ヨナメさん
おはようございます。
わたしも読みましたよ。
どこまで、どう利用するか。
個人の知恵にかかってるってわけですよね。
意識しないと、本当にアブナイ。
たくさんの人がスマホを持つようになって
ますます情報の精査が必要な時代になってきましたよね。面倒臭い^^;
でも最近「Z世代」と言われる24歳以下の層は、物心ついた時からネットがあるせいか、
「嘘を簡単に見抜く」という人たちも増えているそうです。
参考:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/3382/
僕自身、10年以上ネットビジネスをしていますが、りっつんさんがおっしゃるように(特に検索は)信頼性があまり高いとは言えなくなってきている気がします。
ネットのあり方がどんどん変わってくるかもしれませんね!
せいさん
おはようございます。
「Z世代」のこと、初めて聞きましたが、少しほっとしました。
若い世代はちゃんと対応していく知恵をつけるはずですよね。
ネットなしでは暮らせないのは、事実ですから。
情報、ありがとうございます!