簡単に情報が手に入るようにはなったけど、喜んでばかりはいられない?

「情報弱者」という言葉があります。情報が手に入れられなくて、その恩恵を被れない人たちのことです。しかし一方で、氾濫している情報に溺れかけている人たちもいるような気がしてなりません。

 

今って、どんな時代?

「頭のいい人が新聞をまったく読まないわけ」というプレジデントオンラインの記事を読みながら、考えてみました。

わたしが知っている入学試験は知識を問われることが多かったので、覚える力のある人にとても有利でした。知識を簡単に呼び出せない時代では、たくさんの知識を頭の中に留めておける力を持っている人の頭は宝でもありました。

しかし、現代においては事情が少し違ってきました。大多数の人が優秀な端末(スマホ)を持ち、検索画面に言葉を入れると簡単に知識や情報を呼び出せるようになったからです。

頭の外側に外付けハードディスクをくっつけているイメージ。

昔は庶民といえば情報弱者が大多数でした。庶民は知らぬことだらけ。しかし今は違います。その情報が必要か正しいかは不明ですが、広く平に情報が届いているような錯覚を持てるまでにはなりました。

でも、それを喜んでいていいの?

 

検索問題

最近はインターネットに接続して「どうしたらいいでしょ?」と聞けば、ほとんどの答えが出てきます。道案内から人生相談まで。なにも考えなくても、生きていけそうです。

手元に小さなスマホが1台あれば、無敵。生活するだけなら、たぶん、ほぼ教えてもらえます。

そんなことを繰り返しているうちに「考える」ということをしなくなる人が増えてくるのは当然。頭はもしかすると、ずっと休止中かもしれません。

「ネットに聞けばいいもん」と思ってしまったら、すでに頭は寝ている状態かもしれません。「考えることを奪われている」と言ったら言い過ぎでしょうか。

 

スマホとの付き合い方

つい先日、わたしもついにスマホデビューしました。

ガラケーとはその便利さが明らかに違います。便利すぎて「スマホはおせっかい」だなということを感じているほどです。

なんでも聞いて!もしかして知りたいのは、こんなこと?それなら、これはどう?

あなたはこういうことに興味があるでしょ。ほら、こんな記事を集めてみたよ。

検索しようと、文字を一つ二つ入れると、パッと候補が出てきて、先回って変換してくれます。パソコンからネットを開いた時より、さらに簡単便利です。

わたしの周りでは「もうパソコンはあまり見ない」という人もちらほら出てきています。送る側がスマホの方により力を入れているのは当然のことでしょう。

だけど、へそ曲がり婆は、こういうのが大嫌い。わたしは勝手に生きたいの。「ほっといてけらいん」という気分になってしまうのです(笑)

思考の正体→意識を自由に動かすこと

(引用:プレジデントオンライン 「頭のいい人が新聞をまったく読まないわけ」)

あふれる情報に縛られて、自分なりの思考ができなくなっているように思えるのです。

 

情報の質と量

簡単に手に入る情報は、それだけの価値しかないと思っています。わたしたちがたどり着ける情報なんて、多分そんなもの。

本物の情報には本気で自らの足なり人脈なりを駆使して探しに行かないと出会えないと、わたしは思っています。最後は「自分の目」で確かめることだけれど、しかし、そんなことは無理に決まっています。

むしろ、一市民としては、様々な情報から身を守ることを考えるべき時代に入っていると思うのです。

「この商品、本当に効くの?必要なの?」

一市民の財布を狙っているのは、オレオレ詐欺集団だけはないのです。ちょっと立ち止まって考えてみれば、「おかしいよねえ」ということはたくさんあるのです。

「こんな話は誰が言ったの?事実なの?」

情報の一部を切り取って、誰かの思惑でつなぎ合わされた、そんな半分作り物の情報で気分を左右されているわたしたち。政治とか芸能スキャンダルとか。

「頭の中に余計な情報を入れすぎない。自分の頭で考えないと、自分を守れないゾ」

ピカピカのスマホを握りしめて、自分にそう言い聞かせました。

20世紀までがハードディスク(情報・知識)の時代

21世紀はCPU(思考力・想像力)の時代

(引用:頭のいい人が新聞をまったく読まないわけ)

知識や情報を簡単に手にいれる力を得たわたしたち。しかし、これからは、その先が求められる時代になっていきそうです。

情報を集めるだけで、頭を休ませてはいけないのです。

集めた情報を整理整頓・熟成させて、思考していくことを求められるという時代になっていきそうです。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへブログ村の「ライフスタイルブログ」のランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます♪


スポンサーリンク
スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

りっつん

1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。