レーズン入りホットケーキの思い出。

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日曜日の朝。久しぶりにホットケーキを焼きました。

 

レーズン入りホットケーキ

普通のホットケーキを焼いているうちに、レーズン入りのホットケーキが食べたくなって、1枚だけレーズンを入れて焼きました。

レーズン入りのホットケーキに、初めて出会ったのは保育園でのこと。

母は働いていなかったので、コネを使ってわたしを保育園に入れたようです。小学校入学前の1年間だけ。

保育園が幼稚園と違うのは、お昼寝とおやつが出ること。

豊かになった時代のホットケーキも、もちろんおいしいのです。

でも、今、あの時に食べた、あのホットケーキもどきを、もう一度食べてみたいと強く思うのです。

食べ物の記憶って、本当に不思議です。

 

保育園の思い出

保育園まで、3駅ほど市バスに乗って通っていました。大人の足で歩けば15分くらいの距離でした。

最初は母に連れられて行ったと思うのですが、つたない記憶では、かなりの日数を1人でバスに乗って通っていたと思います。

首から定期券をぶら下げて。たぶん、眉間に皺を寄せて(笑)

思えば、子どもが独り立ちしやすい時代でした。

しかし、まあ、とにかく、保育園が大嫌いだったことは間違いありません。

たぶん保育園には赤ん坊のころから通っている子ばかりで、わたしは転入生みたいなものだったので、なじみにくかったのだと思います。

そして、何か、窮屈を感じていたのでしょう。

当時から、誰かに時間を支配されることが、とても苦手だったのかもしれません。

先生をだまして、さっさと1人で帰ってしまったことも。連絡帳にそんなことが記載されていました(笑)

騙される先生も先生だけど、本当にのどかな、いい時代でした。

そんなものですから、先生の名前も友だちの名前もまったく覚えてはいません。

何をして遊んだかという記憶も、ゼロです。

お昼寝が苦痛だったこと、おやつのレーズン入りパンケーキだけが思い出。

ホットケーキと言っても、小さくて、ほとんど膨らんでいないし、あんまり甘くもなかった。その中には甘いレーズンが入っていて。

いわばホットケーキもどき。

でも、ものすごく、おいしかったのです。

60年近く経った今でも、どんな容器に入って運ばれてきて、どう配られたか、はっきり思い出せます。

忘れられない味です。

 

わたしの運命やいかに

さて、あれから60年ほどが経過しました。

わたしが保育園に通っていたなんて、誰が信じるでしょうか。わたしだって信じられないよ(笑)

友人が新しい占いをしてあげるから「生まれた時間と場所を知らせよ」と言ってきました。

そこで、自分の母子手帳を引っ張りだしてきました。

わたしは真夜中に生まれたようです。

母から手渡された母子手帳に、そう書いてありましたから、間違いはないでしょう。

占いが嫌いではありません。むしろ、好き。

が、お金を払ってまで鑑定してもらったことはありません。

コンピューター手相占いに300円投資したことがある程度。

友人が占星術と何かを組み合わせた占いを学んだということなので、興味津々。

当たるも八卦、当たらぬも八卦。だけどちょっと夢があります。

さてさて、わたしの運命や、いかに!? 

とりっつん
どこの墓に入るかってこと?

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6 件のコメント

  • こんにちはなかなか涼しい秋にはなりませんが虫の音には秋を感じています。ホットケーキいいですね!パンケーキにはない響きですね!私も幼稚園のおやつで思い出すのは英語の書いてあるビスケットです3つかそのぐらいずつ配られて大切に食べたことを思い出しました。夏のお昼寝はいつも起きた時にはみんなが帰った後でした。先生も寝かしておいてくれたんだと思いますがさすがに目覚めが悪かったんだと思います…薄暗い帰り道を帰った思い出があります。一年だけですが今日は思い出して懐かしくなりました。いつも楽しく拝見しています。

    • 埴輪さん

      おはようございます。
      英語文字の形のビスケットもありましたね。
      お昼寝から目覚めない埴輪さん。
      大物ですね(笑)
      あれから長い時間がたって。
      そんなことを思い出してみるのも、悪くないですよね。

  • 子供の頃の思い出の
    美味しい&幸せを感じる食べ物、、、、
    何かなぁ~?

    缶入りのチロリアン、かなぁ

    父が、
    お土産に、弟にも、1缶づつ買ってくれて
    めちゃめちゃ嬉しくて
    はしゃいで食べた思い出が有ります。

    • さっちさん

      おはようございます。

      わたしはゴーフル!
      東京に行ったことのなかったわたし。
      東京って、どんなにステキな所なんだろうって、
      いつもそう思いながら、チマチマと食べてました。

  • お久しぶりのコメントですが、
    ずっと読ませていただいておりました。
    かなり短期間で遡り読みをしたため、
    なんだか異様な氣分に入り込んでいて長文コメント濫発しそうで自粛していたのです。
    漸く落ち着きました(笑)。
    心の中で勝手ながら『姐(ねえ)さん』と呼ばせていただいています( *´艸`)
    私自身は子(孫)なし友なし職なしオット持ちにも関わらず、親近感増し増しです。
    根拠は、ダイレクト灼けのみならず、結婚前の職業とその職の中での突出した才能(声です)、四柱推命の日干支が同じ(1/60の確率です)こと。
    もちろん何よりまず文章から窺う生き方に共感することか多いからですが。
    あー、また長文!改めます。
    取り急ぎ、とりっつん、好きです♬

    • デイジーさん

      おはようございます。
      姐さんという響き、好き。
      いくらでも呼んでください。
      姉さんではなく、姐さん。いいですねえ。

      子があろうと、友がいようと、夫がいようといまいと、
      人はひとりであることに変わりはないのだあ〜。

      声で採用されたからね、わたし(笑)

      でも、その声にも翳りが出てきました。
      疲れると、声が細くなるのです。
      電話していると「どうかしたの?」と言われるように。
      なので、また歌でもはじめようと思ってます!

      大好きって、言われちゃった。ありがとうヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。