孫娘、はかま姿で、小学校を卒業

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週末、みちのく支店から送られてきた写真。

はかま姿のゆっちゃんが、にこやかにほほえんでいました。

去年の春に、関西から転校してきて1年。

馴染めるといいなあと心配しつつ、登校する姿を見送ったのが、つい昨日のことのようです。

仲良しの友達もできて、楽しい日々を送ることができたようで、本当によかった。

 

息子も参列

父親である息子も式に参列したそうで、それまた、よかった。

夫は息子たちの卒業式というものをひとつも知らずに逝ってしまっています。

息子たちの小・中・高の6回の卒業式。

その度に、夫に見せてやりたかったなあと思ったものです。

ま、実は、そんなこと言ってるわりに、息子たちの姿など、ほとんど記憶にないのですけれど。

その日、お祝いとかしたのかしら。

ぶ厚い肉とか、食卓に上ったのかしら。

赤飯は炊いたのかしら。

ちゃんとそれらしいことをしたのかどうか。それが気になります(笑)

いったい、どんな母親やってたのかしら。

 

わたしの卒業式

卒業式の思い出が、何かあるかしらと、記憶を掘り起こしてみると、浮かんできたのは、高校の時のこと。

しかも式当日ではなく、練習の日々のこと。

練習は加熱し、おじぎの練習をまる1日!

「卒業生、起立!」

その掛け声で、360人、音をさせずにさっと立ち上がり、タイミングを合わせてお辞儀する。

一矢乱れることなくできるようになるまで、やりました。

もう、うんざり┐(´~`)┌

それからもう一つの記憶は、大学の卒業式のこと。

式そのものの記憶はまったくないのだけど、のちに夫になったあの人が晴れ姿を見るために、迎えにきてくれたこと。

ま、そもそも式というものが大嫌いなので、その最中は魂がどこかに遊びに出てしまうタイプ。

まして、こんなに時間がたっているのだから、式のことなんて覚えているはずはない(笑)

卒業式の日にさよならと手を降って、あれ以来会っていない人がほとんど。

学校という場所で結びついていた仲間たち。

みんな、元気にしているかしら。

 

子育ての一区切り

さて、うれし涙が止まらなかった卒業式があったことを思い出しました。

それは、次男の中学の卒業式のことでした。

“これで息子たちの義務教育が終わり”

そう思ったら、なんだかとてもホッとして力が抜けてしまったのです。

2人ともが高校生になれば、わたしに何があっても、貯金通帳の管理くらいできるだろう。誰かの世話にならずとも、自力で暮らしていけるはず。

夫が亡くなって7年。

とにかく生きなくてはと力が入っていた身体から、何かがスーッと抜けていきました。

あの日が子育ての一区切りの日だったのでしょう。

誰も泣いてないので、涙を隠すのが大変でした。

 

ゆっちゃんと出会って、12年半。

年に数回は会う機会に恵まれました。そしてゆっちゃんは、別れるたびに号泣してくれました。

そんな日々も遠くなりつつあります。

春休みの間に、卒業と中学入学のお祝いを伝えるために、会いに行ってこようと思います。

この季節になると思い出す、”ゆっちゃんの黄色い靴”

2022年4月25日

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経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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12 件のコメント

  • ゆっちゃん、みちのく支店の皆様、ご卒業おめでとうございます。一区切りですね。りっつんさんも初孫ちゃんの成長を一緒に楽しんでおられて、私まであたたかい気持ちにさせていただいております。
    大学の卒業式に人類初じゃない発言の亡き夫さまがいらしたお話は、キュンキュンしちゃいました。いい思い出ですね。
    そしてまた、りっつんさんとの共通点がありました。私も「式」が嫌いです。なんというか特別な日とかが嫌いなんです。日常がいちばん!!みちのくレポも楽しみにしております。

    • まめぴよさん

      こんにちは♪

      若かりし頃のこと、思い出すと楽しいです。

      わたしの「式」嫌いは有名です。
      できる限り、不参列。
      そして同じように特別な日も好きじゃないです。
      日曜日よりは平日が好きだし。
      それから、列に並ぶのも苦手です(笑)

  • ゆっちゃんの東京駅での大泣き、覚えてますよ。

    もう、中学生になるのですね。

    そのうち、たっくんが小学生かな?

    お孫さんの話題は、持たない身には実感が湧かないのですが
    一入なんでしょうね。

    高校の卒業式で、私を待っていてくれた同級生とは、今でも
    友人関係が続いています。
    一緒に旅に出かけるときは仲良くても、帰る頃には、もう次は
    ないな、なんて思いながら、ずいぶんいろんなところへ出かけました。

    皆さん、お元気で何より。
    東北の桜も見れたらいいですね。

    • しばふねさん

      こんにちは!

      友だちと旅に出た思い出は1つ2つほど。
      もっとやっておけばよかったなあと思います。

      孫との付き合いもいっときのことです。
      どんどん過ぎていくので、取り残されていく感じもあります。
      何もかも、いっときのことだと割り切ることにしています。

      東京駅の大泣き、みんなが振り返って見るほどでした(笑)

  • りっつんさん、こんにちは。
    初孫さんのゆっちゃんさんの小学校御卒業おめでとうございます。
    はかま姿で参列されたとのこと、きっと娘さんらしくご成長されたのでしょうね。
    私の女の子の孫は現在3才で、この春保育園を卒園し幼稚園に入園します。
    まだまだ先は長いですが、成長を楽しみたいと思っています。
    ご家族様皆様のご多幸をお祈りしております。

    • suzumeさん

      こんにちは

      ありがとうございます。
      孫の賞味期限は短いです(笑)
      楽しめる時に、楽しませてもらいましょう!

  • りっつんさま

    私も先日、次女の高校卒業式に参列してきました。
    そのあとのホームルームでは、生徒一人一人が誰かへの感謝、今の思いなど、なんでもOKのスピーチしました。
    娘から母への言葉を聞いて私は号泣です。
    きっと、ゆっちゃんのパパさんママさんもお嬢さんの成長を見てぐっときたことでしょう。
    流れていく日々の中で、こんな風に節目を過ごせて幸せです。
    はかま姿のゆっちゃんはさぞかし大人っぽくうつっていたのでは?
    会えるのがたのしみですね。

    • ゆちまこさん

      こんにちは!

      次女さん、おめでとう!
      卒業式の雰囲気が伝わってきて、ウルウルしました。

      必ずしも、その節目に立ち会えるとは限らないのですから、
      本当に幸せなことなんですよ。
      だから、婆は行く!(笑)

      小学生がはかまで卒業式ってことには、
      驚きましたけど。

  • はじめまして。遅くにごめんなさい。返信は、大丈夫ですっ
    いつも楽しくブログ読ませて頂いています♬

    ここ数日前に、念願の「ポヨポタブログ」をようやく始める事が出来ました…まだ記事1つだけですぅ。
    勝手にプロフィールの中に「りっつんぶろぐ」さんに憧れて…と、入れさせて頂きました。本当に申し訳ありません。

    私も、散歩のときに鳥との遭遇が楽しみで、りっつんさんのように上手に写真を撮ることは出来ませんが…特にカワセミ太郎くんが一番好きです。
    どうしたら、あんなに上手に撮れるのか…羨ましい限りです。(笑)

    「りっつんぶろぐ」をお手本に、これから楽しみながら進めていきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。m(_ _)m

    • ぽよさん

      はじめまして!
      コメント、ありがとうございます。

      プロフィールに入れてくださって、光栄です( ̄^ ̄)ゞ

      さて、写真の件です。
      これは、もう数をこなすだけです。
      だんだん上手くなるものです。
      まさか写真で鳥を撮影するようになるとは!
      こんなふうに、ブログは世界を広げてくれます。

      ぜひ、ブログの世界、楽しんでくださいねヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • 孫娘さまご卒業おめでとうございます。
    これから開けていく未来を思うと眩しいばかりです。自分が戻りたいわけではないですが(笑)

    イマドキの小学生は袴!なんですね。
    私も大学卒業式で振袖に袴を合わせました。ちょうど袴が増え始めた頃でしたが、色は紺一択でした。(私の振袖にベストの色とは思えず敗北感がありました(笑))
    今は色とりどりみたいですね♬

    姐さんは、文中に晴着姿…とあったので振袖だったのかなあ?
    眩しげに見つめる彼の眼差し…想像するとキュン…とします。
    学生時代から社会人彼氏がおありだったのですねえ。しかも結婚に繋がるような交際で!
    きっと精神的にとてもオトナびてらしたのだろうなぁと思いました。

    • デイジーさん

      こんばんは♪

      わたしも戻りたくはありません(笑)
      袴には桜の模様が入っていましたよ。

      晴着姿ではなくて、晴れ姿(笑)
      スーツでした。
      なにしろ、ギリギリの卒業だったのです。
      夫には、レポートなど助けてもらいました。
      だから、きっと夫も感慨深かったのでしょう。

      わたしは、バイトに明け暮れていた、とんでもない学生でしたが、
      そんな事情で、人脈だけは、広かったのです。
      いや〜本当によく働きました。

      大人びているというより、落ち着きがないというのか、
      後先考えてなかったというか。

      大学時代に学外で得たものは、大きかったです。
      間違いなく、お子ちゃまでしたよ(笑)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。