60代になった元ママ友。4人のうち3人はひとり暮らし。

先週末、30年来の友人たちと会ってきました。かれこれ3年ぶりになるのかな。

 

メンバーは4人

2年前に1人はあちらの世に行ってしまったので、メンバーは4人になりました。

67歳、65歳、まもなく64歳、61歳。

いつの間にかこんなに年の数が増えちゃったけれど、いまだ、みんな、現役で働いています。

リーダーだったのり子さんはわたしと同じ年だったので、生きていれば64歳になっていたはず。

のり子さんは、もうこの世にはいない。

それだけでも、不思議な感じがします。

さて、会って1時間もすると、なぜか30年前の顔に見えてくるから不思議なものです。目だけがタイムスリップするのか?

そして1時間も話していると、みんな、あのころのままだということにも気がつきます。

ものごとに対する処し方は、いろんな技を身につけて、多少うまくなったかもしれない。

だけど、気質というか性格は変わるものではないことを、こういう集まりがあると感じます。

それからお金の使い方なんかも、わりと変わらないみたい。

堅実な使い方をしていた人は、いまも堅実な感だし、浪費家だった人は、やっぱりその傾向にあるし。

変わったのは、環境だけのようです。

この世は、自分ではなくて、周りが変化していく場所。

 

3人がひとり暮らし

30年前、なんの不自由もなく、ごくごく平凡だけど平穏な暮らしを営んでいたわたしたち。

同じ幼稚園にこどもたちを通わせていたことから、親しくなりました。

今晩のおかずに頭を悩ませ、子どものいたずらに手を焼き、そしてさまざまな不満を垂れ流していたあのころ。

「わたしがいなくちゃ、世界は回らない」

それぞれが、そんな勢いで、暮らしていました。確かにそうだったのです。

しかし、30年も過ぎてみると、なんとそのうちの3人が、ひとり暮らしになっているという。

あのときは、夫やこどもたちに囲まれて、賑やかな暮らしていたけれど、死別したり、離婚したり。

もちろん子どもたちは、全員、別暮らし。

あのとき、ひとり暮らしの未来予想図を描いていた人はいなかったはず。

覚悟のあるなしにかかわらず、ひとり暮らしはやってくるもののようです。

若いあの時期って、なんなんだろう。なんとなく人生の山場なのかな。

わたしにとっては、自分が自分でないような、そんな時代だったような気がしています。

人のために多くの時間を使っていた、黒子の時代(笑)

 

家族の形は変わるもの

手塩にかけて育てた(つもりの)息子や娘たちも、いまでは、別の家庭を営んで、物理的にも心理的にも、親家庭とは距離があります。

そんな元家族が撒き散らしたトラブルを、笑い話にして、みんなで大笑いしました。

本当に、家族って、いっときのものなんだなあって思います。

10年ほど前のこと。

かつての友人で、20代も半ばを過ぎた息子の恋人にこんな言葉を投げつけた人がいました。

「わたしの家庭を壊すつもりって言ってやったわ」

息子はわたしのものとばかりに、怒りとともにわたしに語るのです。

「あなたの家庭ってなに?」と聞いたら、

「わたしと夫と娘と息子の家に決まってるでしょ!」

こんなふうに強く、自分の作った家庭を守ろうとする人もいるけれど、たいがいの人は、流されるままに流れていくもの。

わたしには壊れるという自覚もなかったし、いまもないけれど。結局、その友人も流れに逆らうことはできなかったけれど。

家族を作ったつもりでも、いつしか離れ離れになって、そして次の人たちもまた、新しい家族を作って、離れ離れになっていく。

こんな繰り返しで、社会は大きくなってきたので、これこそが自然の流れというもので、1人でどうこうできるものでもないのです。

3代前の人がどんな暮らしをして、どんな思いでいたのかなんて、さっぱり分かりません。

そもそも、わたしがどこからどうきたのか、分かりません。

そう思うと、血のつながりなんて、なんてはかないんだろうって思います。

ある人が、ある人を好きになったことがきっかけで、できていく家族。なんの法則もなく、ただの偶然でしかないのです。

そして、遺伝子が組み合わされて、新しい人たちができていくだけ。

 

これからどうする?

話題の行き着く先は、ここ。

「これから、どうする?」

どうもこうも、このまま、いくしかないよね。

「再婚する?」

「まさか」

「子どもに頼るのも、居心地悪いよね」

「自力でなんとか暮らしていこう」

やれるところまで進んでいくしかないよね。

前進しか、道はないんだから。どうやっても、後戻りはできないんだから。

料理上手のKちゃん。

おいしい料理を並べてくれました。

この料理目当てに、子どもたちも集まってくるのだとか。

そういう手もあるね。

料理で子どもたちをおびき寄せる。

それから、子どもの扱いが上手なTさん。

孫守りに駆り出されることもしばしば。

そういう手もあるね。

何度もバカ笑いしたのに、その内容がまったく記憶できず、残念なことです。

まさか、ノートに書きつけるわけにもいかず(笑)

ただ、ただ、笑ったなあということだけが記憶に残る同窓会(みたいなもの)でした。

のりこさん、一番のツッコミ屋だったので、いたら、もっともっと笑えたのになあ。なんか物足りなかったよ。

友が逝った。ふわりと逝ってしまった。

2018年5月19日

ひとり暮らしに必要なものは、近所の友だちと覚悟。

2020年2月10日

わたしにとっての居心地のいい友だちって、こんな人たち。

2018年4月18日

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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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6 件のコメント

    • さっちさん

      おはようございます。
      気質、本当に変わらずですよ(笑)
      そして、いずれ、割と、高い確率で、
      お一人様になるようです。
      ああ、無常!

  • 「10年ひと昔」を耳にして育ち、
    「5年でコミュニティは変わるってよ」と大学生の娘に教えられ、実感の20年を過ごし、
    振り返れば職を退きまもなく3年。
    そろそろ今の生活を変えたい?と、思わないでもなくなり、
    「朝起きない」という最高の贅沢は手放さずに、さて、どうするか・・・・そんな私に、

    『この世は、自分ではなくて、周りが変化していく場所』
    今日のりっつんさんの一言、妙に胸に刺さりました。
    確かに!

    • ジャンヌさん

      おはようございます。
      いまでは、「10年大昔」ってところでしょうかね。
      周りが通りすぎていく感じがしています。

      胸に刺しちゃいました(笑)
      わたしは、ここにいて、なにも変わっていないんですよ。
      でも、少しは時代に同調しないと、面白くないです。
      時代が運んでくるもの。
      これを味わえるのは、この時代に生まれたからですもんね。

  • 始めて読ませていただきました。
    ブログの端々から感じるりっつんさんの雰囲気が素敵だなぁと感じました。
    子供3人いて毎日バタバタで1人でコーヒー飲ませてくれ!温かいラーメンを食べたい!と願う毎日でしたが、こんな毎日もまた幸せなんだと感じました。毎日辛い辛いと嘆くのやめていまある幸せ感じてみます。ありがとうございます。

    • さっちゃんさん

      おはようございます。
      コメント、ありがとうございます。
      あっという間に、いまの日々が懐かしくなりますよ。
      つらい!つらい!とぼやくのも、また楽しですよ(笑)
      コロナで大変でしょうけれど、ファイト!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。