夏の終わりの夕暮れの町を歩きながら、地球の歴史を思う

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いつもの散歩道、少し道を横にそれて、住宅街の中に入り込んでみました。

時間は6時すぎ。

暑かった日は、こんな時間の散歩が快適。

こんなふうに、気ままなひとり者の散歩は、歩きたい時間に、歩きたいだけ歩くことができます。

時間が時間なので、家々からはいろんなにおいがしてきます。

“肉じゃがかな”

“もうみんなそろったのかな”

食べ物のにおいだけではなくて、その家のにおいが漂っていることもあります。

“◯◯ちゃんの家のにおいに似てるなあ”

記憶をくすぐられて、思い出をたぐってみたり。

まだ、もう少し歩けるかな。

人は毎日同じようなことを繰り返しているけれど、それが長い時間のように感じられるけど、実はほんの一瞬のこと。

いま読んでいる本が、気の遠くなるような時間軸で書かれたものなので、そんなことを思うのです。

8月末に発売になったばかりの『超圧縮 地球生物全史』という本を読みながら、地球38億年の歴史を圧縮して俯瞰中。

地球という星に生まれては、消えていった生き物の物語です。

時間の単位があまりに大きい。億年とか、万年とか。登場生物も多いので、理解どころか、読むだけでもたいへん!

たくさん出てくるカタカナの名前は、ざっと読み飛ばすことにして、読み進めています。

やっと半分を読んだところですが、これがおもしろい!

読んでいるうちに、1分、1時間という時間に囚われてるいるのが、ばからしくなります。

“自然ってなんだ?”

“自然が優しい?”

優しいとか優しくないとか、そういう問題じゃない。そんな甘っちょろいもんじゃない。

環境に合わせて生きるしかない。それが生き物の定め。

わたしたちが地球にできることなんて、果たしてあるのか?

“ホモ・サピエンスもいつかは滅びる”

たぶん、人類も吹き飛ばされる日が来るのだろうという、そんな予感を抱きました。吹き飛ばされる前に自滅するという可能性もありますが。

恐竜がどすんどすんと闊歩していた時間は、1億6000 万年間!それが跡形もなく、消えてしまっているのだから、地球や宇宙の持つエネルギーは想像の範囲外。

そして、新しい生き物の世界になる。

たぶん、これは繰り返されるはず。

地球という星は、ただ宇宙空間に浮かんでいるだけ。

わたしたちは、その上に、ほんの一瞬、ちょこんと乗っかっているだけ。

もしかすると、同じようなことを考えていた生き物がいた可能性も否定できないかも。

この本、この厚さと読みごたえで、1980円は安い!それが一番の感想(笑)

暑すぎる夏。だけど実は氷河期がやってくるという説もある。

2022年8月20日

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ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。