固定電話を撤去して半年あまり。
固定電話がなくても、なんの不便もありません。
いやいや、実は1つだけあります。
電話番号です。
Contents
ケータイ番号
現在、わたしの連絡先はケータイ番号のみ。最近は電話番号で登録されているところも多いので、問い合わせなどをすると、
「電話番号をおっしゃってくだい」と言われる。
ケータイ電話番号を主電話にしてから、わたしは「電話番号」を聞かれたり、記入する段になると、緊張が走るようになった。ピキーン。
最初の頃は、ケータイ番号を書いて数カ所に貼っていたのだが、さすがにもう大丈夫だろうと自分を信じていた。
ところが、昨日、事件は起きた!
市に粗大ゴミの回収を頼んでいたのたが、回収してもらう物が増えたので連絡をすることになった。
「登録されている電話番号をどうぞ」
そう言われて、一瞬たじろいでしまった。君のところも電話番号で管理しているとは。
「090の・・・」
以下が出でこない。あせった、あせった、 アセ、アセ (・_・;
頭が真っ白になって、自分の電話番号が思い出せないのだ。
「え〜と」「あの〜」「あれれ」を繰り返し、
やっとスマホの電話帳を開くことを思いついて、自分のケータイの番号を確認して伝えた。
8桁は無理なのか?
ちなみにわたしはこの番号を10年ほど使っている。
ケータイからスマホにした時にも、番号は引き継いでいる。なのに、なかなか覚えられないのだ。覚えても、こうして忘れてしまうのだ。頭の中に定着しないのだ。
固定電話は市街局番を除くと6桁。
ケータイ電話は090を除くと8桁。
この2桁の差が問題なのか、なんか馴染まない番号なのか。
かつて、わたしが若い頃、幾つもの電話番号を暗記できていた。頭の中に電話番号帳が存在していた。
みんなの電話番号がツラツラツラっと言えた。恋人の電話番号を思う浮かべては、うっとりしていたこともある。大事な番号だった。
今でも友人たちの番号はいくつか言える。固定電話に限ってだけど。
それがケータイ電話ではどうよ?
自分の番号さえおぼつかない。もちろん誰かのケータイ番号なんて1つも言えない。090か080かさえもわからない。
ケータイ電話はなぜかまったく記憶できないのだ。
一体、どういうことが起きているんだろう。
4桁、4桁は覚えづらいのだろうか。
とりあえずの対策として、再び、自分の番号を書いてスマホカバーに入れておくことにした。
50円の壁
さて、こんなプチ試練ののち、もう1つ忘却に関することが発生した。
無事に粗大ゴミを追加申請をすることはできたのだが。
わたしの住む町では、粗大ゴミ1つにつき500円の処理代がかかる。処理券を買って、貼り付けることになっている。
その処理券が10月1日から550円に値上がりした。9月中に買えば、500円だった。
なのに、追加分を買いに行ったのが10月1日。よって550円。
「みなさん、昨日に来られてました」と笑顔のお店の人。
そりゃ、そうだろ。
もちろん事前アナウンスされていたので、知ってはいたのに、頭が対応ができていなかった。つまり、ヌケているってことだ。
自分の出したゴミだもの、50円の値上がりも致し方あるまいて。お菓子を1個我慢することにした。
こういう事例に遭遇するたび、頭が回らなくなっていることを実感する。頭がくるくるっと回転しないのだ。もしかして、止まってる?
でも、なんか、そういう現象も面白くなってきた。
「こんなことも忘れちゃうんだ〜」♪( ´θ`)ノ
♪ダダダン断捨離は、進んでく。
頭内断捨離も、ズンズン進んでく。
分別せずに進んでく〜♪
わたしが最後まで覚えているのは、どんなことなんだろう。興味ある!
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