ベットのマットレスのメンテナンス。上と下、表と裏をひっくり返して長持ちさせる。

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「12月に入ると、本格的に寒くなります」

テレビの中から誰かが声高に叫んでいたので、やれることはやっとこうと動きました。

天気がまあまあだったので、マットレスに風を通すことにしました。

 

マットレスの手入れ手順

ベッドはダブルクッションタイプ。2枚のマットレスが重なっています。

上のマットレスを持ち上げて、立てかける。こうして風を通せば、下のマットレスにも風が入る。

湿気をしっしっ!

よっこらしょ。なかなかの重さです。

ポイントは、マットレスを戻すときです。

上と下、裏と表を、前とは違うように入れ替える。

こうして体重のかかる場所を変えることで、マットレスの寿命が伸びるのだとか。

ホンマかいなと思いながらも、ずっと続けています。

実はこれはさかのぼること50年前の中学時代に、習ったことです。

 

あこがれのベッド生活

キリスト教主義の女子校で、校長先生、教頭先生は女性。修道女と呼ばれる方々でした。つまり女だらけの学校(笑)

校門をくぐるとすぐ横に、修道院。そこでは、修道女の皆さんが共同生活をしておられました。

何の授業だったか記憶にはないのですが、修道女でもあった、ある先生がマットレスの手入れについて、教えてくださったのです。

上下、裏表に入れ替える。

日曜日ごとに、そんなふうにベッドのメンテナンスをされているとのことでした。

いいなあ〜、ベッド。

話を聞きながら、うっとり。

ベッドの生活なんて、あこがれ中のあこがれ。

どんな暮らしなんだろう。

畳の上で、極めて日本的な柄の布団に寝ていた中学生の想像は大きく膨らみました。

いつかわたしもマットレスをひっくり返そう。

だけど、いま。

あと10年後にひっくり返せるかと聞かれたら、ちょっと自信がありません。

10年経ったら、電動ベッドか?(笑)

 

日常生活に染みついている教え

中高時代の6年間には、こんなことも習いました。

1 窓を開ける時は、真ん中に

どこの教室も、きっちり真ん中に窓を開けてあると、外から見た時にスッキリと見えるもの。

上の階から下の階まで、開けた窓が並んでいる状態は、外を歩いている方々に安らぎを与える(とか、何とか)。

“たくさんの人の中で暮らしていることを自覚する”

一戸建てでは真ん中に窓をそろえて開けるということはないけれど、人目につくところは、できるだけきれいにしているつもり。

 

スリッパをそろえる

あの世に着いて、神さまに「地上で何をしてきたか?」と聞かれたら、

「次の人のために、トイレのスリッパを揃えました」

そう答えなさいと。

もちろん、大きなことをしてきた人はそれを言えばいい。

真意は、誰かのために、何か1つでも続けなさいということ。

“それは、こっそりと続ける”

トイレのスリッパは揃えています( ̄^ ̄)ゞ

 

3 前髪は目にかからぬように

眉にかかったら、髪の毛は黒いヘアピンでとめるのが決まり。

“髪の乱れは心の乱れ”

ゴムは黒のみ。

うるさいったら、ありゃしない。まるで修道院です(笑)

しかし6年間のその習慣がいつの間にか抜けなくなり、前髪が垂れてくるのを嫌うようになりました。同級生をみても、その傾向は顕著。

習慣とは本当に恐ろしいものです。

 

心の支え

教えられたことで、記憶に残っているのは、こんなことばかり。

方程式の解き方も英語のスペルも、記憶には残っておりません。

人生の中のたった6年間。

だけど、その時間が与える影響は思いのほか大きかったようです。

心の支えになったことも2つ、あります。

“子どもは神様からの預かりもの”

“超えられない試練を神様は与えない”

1人で息子たちと向き合ってきた10数年には、いろんな危機がやってきました。外側からの危機、内側からの危機。

潰れそうになったときには、念仏のようにぶつぶつと唱えて、自分に言い聞かせていました。

神様を信じているとかいないとか、そんなことではないです。キリスト教の信者でもありませんし。

ただ、何か、正体不明の力というのはあるようには思っているのです。

さて、マットレスを戻そう!

で、今回は、どう戻せばいいんだ?(笑)


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ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。