2017年9月9日の重陽の節句。わたし59歳と9か月。ほどほどに縁起がいい日カモ。

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きょうは五節句のひとつ、「重陽の節句」です。

菊の花。栗の実。秋を感じさせるはずですが・・・セミが鳴き、気温は30度。ここはまだ夏ですね。

ところで、「九九算の日」って考えた人はいないのかしら。

と、思って調べたら、やっぱり「九九の日」に認定されていました。

 

重陽の節句

古来中国における陰陽思想では、奇数は縁起の良い「陽」とされていました。

その奇数が重なる日をお祝いしたのが五節句の始まりと言われています。

一月七日・三月三日・五月五日・七月七日・九月九日

九月九日は別名「菊の節句」とも言います。

 

奇数は縁起のいい数字

数字の中でも「九」は一けたの数字の中では最も「陽」が強いとされ、その九が重なる九月九日はもっとも「陽」が強い日とされていました。

なぜ奇数が縁起がいいのか。「陰陽道」からきているようですが、「割れない」ということで縁起がいいという説があるようです。

しかし「八」だけは文字が末広がりということで、偶数ではありますが、別格だということです。

おめでたいということは、反面では悪いことに転じやすいとも考えられ、お祝いとともに厄払いもしていたようです。

良いことがあれば、悪いこともある。山高ければ、谷深しということですね。おっと。これは株の格言だった(笑)

重陽の節句は、今では五節句の中ではとても影が薄くなってしまいました。昔は五節句を締めくくる行事として、節句の中では最も盛んに祝われていたようです。

昔の人たちは数字に意味を持たせて、季節を感じ、節目を大事にしていたのですね。そして見えない世界とつながっていたのかもしれません。

 

節句と言えば食べ物

実はわたしは重陽の節句を祝ったことなど、ありません。

三月三日や五月五日のように華々しさのない地味な節句。そもそも九月九日が節句だと知ったのは高校時代。

調べてみると、「栗」と「菊」を食べるのだそうです。

今、わたしの頭の中に浮かぶのは「栗蒸し羊羹」

なんだか、とても、どうしても、絶対に食べたい。近いうちに手に入れよう!

菊の花を飾るのもいいようです。

きょうはこんなスイーツで我慢しておきます。セブンイレブンの「どらソフト 和モンブラン」

一応、栗が入っています。これ、最近のお気に入りです。皮がムチムチしていておいしいです。

コンビニスイーツは本当に進化しました。1個から遠慮なく買えるのもうれしいです。

 

わたしの好きな数字

わたしはどの数字が好きなんだろうって、ふと思いました。数字を選ぶ時、何を選ぶかなあ。

う~ん。

う~ん。

やっぱり「八・8」かな。

夫、息子たち、孫たち、嫁っこМ。

この人たちは、誕生日に「八・8」がつきます。8日が2人。18日が2人。28日が2人。

そのせいなのか「八・8」を見ると、ちょっとうれしい気持ちになります。

わたしは9日生まれ。嫁っこSは10日生まれ。2人だけが八なし誕生日です。わたしたち、外から来た者ですから、いいんです。何がいいのか分かりませんが(笑)

それから「二・2」が好きかもしれません。12月生まれだからでしょうか。わたしは偶数のほうが好きなようです。

12とか22とか、好きです。

 

残り3か月

さて、2017年9月9日。わたしは59歳と9か月。奇数並びで縁起がいいですね。

わたしの誕生日は12月9日。あと3か月で50代ともさようなら~ということになります。

あっという間の50代。この10年でわたしの環境心境は激変しました。たぶん過ごしてきたどの年代よりも変化の大きい10年だったことは間違いないです。

息子たちとの別れ、両親・実家との決別、新しい家族との出会い、そして居心地のいい友人の存在。

様々なことがわたしの周りで巻き起こりました。それらの出来事は、わたしを新しい心境へと引っ張ってくれました。実にいろんなことを考えた10年だった思います。

50も半ばを過ぎたころから、身の周りをきっちりと整理整頓して60代を迎えたいと、本気で思うようになりました。

体力のあるうちに、片づけ物は終わらせたいと思うようになりました。

そして、その思いは遂げられそうです。思えばかなうものです。動かせるのは自分だけ。自分を叱咤激励して断捨離しました。

わたしの物以外はほとんどなくなりました。居なくなった3人の荷物はそれぞれ段ボールに2箱ずつ。生きている人には、いずれ引き取ってもらいます。

わたしの物もだいぶ整理しました。10年前に2000冊あった本は、今はたぶん100冊くらいです。それも今読んでいるからあるだけなので、いずれ捨てます。

断捨離は執着を取りぞくのに効果があるということですが、それを実感します。いろんなことに執着しなくなりました。特に人間関係に。

50年かけて身につけてしまった物とか執着を、10年かけて捨てたというところでしょうか。全部とまではいかないまでも。

「重陽の節句」は不老長寿を願う日だそうです。

わたしは今後とも自分らしく生きられるようにと願うことにします。

セブンのスイーツをほおばりながら、セミの声を聞きながら、2017年の重陽の節句に。


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「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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2 件のコメント

  • りっつんさん おはようございます
    旅行に行かれた時も コメントしようかと迷いました
    旅行は 非日常感を感じたい時は やはり室内露天風呂のある部屋を必ず選ぶ様にしています
    「界 鬼怒川」いいですね❤️

    そしてお誕生日
    私は12月8日なんですよ
    勝手に あら一日違いだと 喜んでしまいました
    やはり断捨離 頑張りました
    体力のあるうちに実行しようと
    最近 又 少し増えてきたので そろそろと考えています

    りっつんさんの ブログを とても楽しみにしています
    長くなりましたが これからも よろしくお願い致します

    • テリアさん コメントありがとう。
      星野リゾートはなかなか面白い事業展開をしているようです。
      「界 鬼怒川」はとってもよかったですよ。おススメです。
      誕生日が12月8日とは、なんということでしょう!
      誕生日が近いという人に会うと、うれしくなります。わ~い。
      わたしも、また捨てたくなってきました(笑)
      と、いいつつ、欲しいモノがあったりするのが悩ましいところです。
      でも、欲しいモノがあるうちが花ってもんですよね。
      では、また!ヽ(^。^)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。