【2023年の春の異変】積極的に墓参りに向かったのは、なぜ?

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正直に言うけれど、ここ数年、墓参りをしたいと思ったこと、ありませんでした。

正直にと言わなくても、みなさん、ご存知かもしれないけど(笑)

春彼岸、命日、お盆、秋彼岸。

いつも、なにかと理由を見つけては、1日伸ばし。いずれ1年伸ばしになるかも。

夫の没後10年以上、年4回の墓参りを欠かしませんでした。

それが月日が経つにつれ・・・

まずは、お盆のお参りをさぼり始める。

「うちは無宗教だから」とか、なんとか言い訳をして。

だって、埼玉は暑いのよ、この上なく暑いのよ。

熱を孕んだ墓石がたくさんある場所なんて、危険すぎる。命をかけてまで行きたくない。

続いて、花粉症を言い訳にして、サボるようになった春彼岸。

秋彼岸は夏の疲れがとか言って、ぼちぼちサボる。

命日も、前後1ヶ月以内に行けばいいじゃんという、未亡人にあるまじき行動。

“墓は遠くになりにけり”

だけど、この春は違う。

“行かなくちゃ”じゃなくて、”行こう!”なんだから。

どういう風の吹き回し?

とにかく、気が変わらぬうちに、出かけよう。

お線香は2種類、持っていこう。

奈良みやげの薬師寺と法隆寺のお線香。

きっと、仏様の香りがするはず。

花を買って、バスを乗り継いでお墓についたのは、11時前。

墓園の水場は混んでいて、順番待ち。

並んで汲んで、夫の(骨の)元に向かう。

墓石周りには、雑草がズンズンと伸びてきていて、すでに春爛漫。

右隣さんも左隣さんもそんな状態にはいないのになあ。

「30年も経つんだから、仕方ないよね」by りっつん

墓の中の人に話しかけてみるけれど、返事はなし。

「そのうち、次男に掃除してもらう」

次男は几帳面なので、墓掃除も得意。彼に任せるのが一番美しい仕上がりが期待できるのです。

すると、声が聞こえた!

「お前がやれ」by 天上からの声

「はいはい、抜きますよ。抜けばいいんでしょ」

こういう会話、よくしてたなあ(笑)

抜いて、拭いて、花を供えて、水かけて、線香に火をつけて。

持参したお茶とチョコで、しばし2人の時間。

孫娘の中学入学と、孫息子の幼稚園入園を報告してみる。

口に出してみて、思わずプッ。

墓石に話しかけるのは、いつまで経っても、なんとなく照れるもんです。

ともかく、一連の作業は、終わった!

さあ、行くぞ、百均!

お墓の近くにはショッピングモールがあって、そこには百均ショップがいくつか入っています。

そこに、行きたい。

この時期、墓の前を素通りするのは、さすがに気が引ける。終われば、すがすがしい気持ちで向かうことができる。

欲しかったのは、

レゴタウン用の”街の灯り”

まもなく完成する家もあるし、これから取り掛かる大物もあるし。これがないと作業の予定が組めないのです。

これで、よし!

ショッピングモールの中を歩いていたら、ミスドがとっても食べたくなりました。

そういえば、夫はミスドが好きで、よくお土産に買ってきたくれたっけ。

わたしが食べたのは、いちごのポンデリング。

夫がいた頃は、ポンデリングって、なかったよなあ。

あの人が好きだったのは、なんだったけなあ。

思い出そうとしても、思い出せませんでした(´・ω・`)

未亡人の看板を下す日も近い?


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2 件のコメント

  • 未亡人の看板おろして、再婚されるんですか?

    かねがねりっつんさん程の方なら、きっと引く手あまただと思っておりました。

    いいなあ、とは思いません。強がりではなく、諦め。

    春ですね。

    • しばふねさん

      こんにちは!

      まさか、まさかですよ。

      65歳からの結婚生活なんて、考えたこともありません(笑)

      ですが、先のことは誰にもわからないこと。
      もしかすると、もしかするとこもあるかも?

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。